誰も見向きもしなかったジャガイモが新玉ねぎに

畑ではジャガイモとりをした所から芽がでてきました。腐っているように見えるジャガイモや美味しくなさそうに見えるジャガイモ・小さいもの・割れていて、畑に残っていたジャガイモからです。

しっかりと芽が出てきてそれが育ち、1個の種ジャガイモから3個〜7個ぐらいのジャガイモができるのです。その芽が出ているジャガイモを見て、近くで農園をしている方が、種ジャガイモを切って芽がでず腐らせてしまったので分けて欲しいとお願いに来られました。


ジャガイモは、食べる分は違う場所で育てているので、たくさんできる予定なのです。芽が出てきたのがたくさんあったので好きなだけどうぞ!とあげると、お礼に農作業に良さそうな手袋や玉ねぎをくれました。思わぬプレゼントです。玉ねぎは作っているのですが、早生の玉ねぎではないのでまだ出来てないので、とってもありがたかったのです。

とても立派な玉ねぎだったので、肥料は何を使っているのですか?と聞くと、牛糞と化学肥料(化成肥料)を使っているとの事。化学肥料は悪いとわかってるけどねーとの事。周りの方はだいたい化学肥料もしくは除草剤、農薬を使っています。体によくないとわかっているけど、立派な野菜を作れるという理由です。


隣の畑の方からも玉ねぎをもらい比較、右半分の大きいのが化学肥料を使っている玉ねぎ

野菜は手間をかけずに大きくなりますし、雑草を取る回数も減りますし、虫がつけば農薬をまくという感じです。みかけもとてもきれいな野菜になります。

私達は週末農業ですが、農薬・化学肥料を使わず、農薬・除草剤も使わずに野菜が育ってくれているという感じです。今回、イチゴは初めてですが、本来は葉の裏に虫がつくので農薬をするみたいですが、子供達に食べさせたいのでいつもどおりの方法で農薬など一切使っていません。

私は畑で起きたことを何かに置き換えて考えます。見た目が不真面目そうで、仕事ができないと思ったとしても、真面目に仕事をし、誰もが来ない時に手伝ってくれるとか、病気に勝つために食生活を見直さず薬を使って、結果を出そうと思う事など
にも似てるのかな?種ジャガイモを切れば倍の量が収穫できるが、不自然な事をして失敗すれば、結局はその時間は取り戻せないので、自然が良い!など想像を膨らませると、とても勉強になるのです。

生きているものすべてに無限の可能性がありますし、思わぬプレゼントもある。自然な農法をしているから、幼稚園からの体験農園のお話も頂けたと思っています。たくさん玉ねぎを作りましたので、箕面ビールさんが行うイベントに参加してオニオンフライを販売する予定です。

今回はたくさんの玉ねぎを作ったので体験農園などご興味あればお気軽にお問い合わせください。