大分県無農薬枇杷葉を見学~スタッフと共に2日目~

枇杷の袋付けの時期からビワの収穫の時も含めて1年中、枇杷葉を

提供してくださる方にお会いしに行きました。この方の今までの

経歴を聞くだけで、枇杷葉の品種は大分・長崎を含む九州に多い

「茂木(もぎ)」が一番良いのではと思うようになりました。





この方は、日本大学で生理学を1年、次に動物の生理学を1年勉強さ

れ、次に九州の熊本医大病院の細菌学の研究所と研究室で3年、

伝染病菌の最新のワクチンを研究されていた方です。しかも

5ヶ国語も話せるのです。それは、海外の論文を読んだり研究する

為に必要だったそうなんです。





その経歴をもつ方が、牛の乳腺炎を治す為に何かないかと探していた

時に枇杷の葉と出会ったそうなんです。そこから色々な品種を研究し

たりして「茂木(もぎ)」が一番アミグダリンが多いのではないか

と思われたそうです。





私は、今までに枇杷の商品を扱っている業者に電話をして聞いた事が

あります。「枇杷の品種によってどのような違いがあるのか?」と

誰一人はっきりした回答は頂けませんでした。なかには無農薬に

こだわらない商品、どの品種も疑った事もなく同じだと決め付ける方

など様々いらっしゃいました。





だが、この方と出会い疑問が解決された気がしました。しかも

この方が作る枇杷茶の葉は、特殊な機械で枇杷の成分を引き出し、

何日か発酵させているのです。その間は、その部屋には立ち入る事は

しないそうです。





そして獣医の免許も持っていますので、犬・猫の餌に枇杷茶の葉を

混ぜたりして、好評を得るようになるまで試行錯誤行ったり、汚染病

に関する事で自らワクチンを作ったりもされているのです。





しかも、九州である分野の1番と言われる会社も経営していて、

大手自動車会社に納品も行っているのです。会社内には数千万円の

機械を10台以上揃えているのです。技術の追求をしていった結果だと

感じました。



その経営についての考え方、経歴、お会いした時の感覚、現地の

枇杷木・枇杷の葉の状態、世の中に役に立つという信念を聞ける機会を

頂けて、自信を持ってお勧めできる枇杷の葉だと確信が持てました。





大分の枇杷の葉大分産枇杷葉を提供してくださる場所







大分の枇杷の葉1