5年生存率が低いとわかっても、乗り越えられた言葉

 前回のメールマガジンで「5年生存率が低いとわかっても、、、」
 で紹介させたもらった村上先生の取材の中で印象に残った言葉を紹介
 させてもらいます。

 なんと幸せな人でしょう。神様に従う事を喜びとして第一に考えてい
 る人は、例え涙の谷を過ぎるような事があっても、それは祝福に変え
 る事が出来ます。(旧約聖書 詩編 84章5節?7節 現代訳)

 その言葉から村上 裕和子先生は、
 「そこで神様が言ってくれていたのは、裕和子はかわいそう
  (がんになった事)でみじめな人ではない。幸せな人だ。

  例え涙の谷を通ってもそれをあなたが振り返ったら祝福に変わって
  いて、あなただけが幸せに変わっているのでなく、多くの人にあな
  たの涙の谷であった事が、多くの祝福の泉にかわるんだよ。」

  ととらえた事がとてもすごい!と思いました。

 私は、どの宗教がいいか、わるいかなどをここで紹介するために書い
 たのではありません。

  ただ、病気で闘っている方がその言葉によって
 「気持ちが楽になった、絶望のふちから救われた」という言葉を他の方
 にも知っていただきたいと思い紹介いたしました。

 私は、好きな人物、好きな宗教が励ましてくれる言葉を忘れず
 「運が悪い・不幸だ・みじめだ」と捕らえるのでなく、
 
 
「多くの方の幸せのためだ・この病気は神の計画通りの事だ。」など
 前向きに捕らえる事により、5年生存率が低いと統計的にでているがん
 でも、明るく元気に暮らし、昔からの夢だった歌を大勢の方の前で歌
 われている、村上先生の思考法が参考になればと思いました。

優しい人ですなぁと言われる度にみじめに、、、

「優しい人ですね。」と26歳年上の経営者に言われる事はほめ言葉
 かも知れませんが、何回も言われる度に
 

 「なさけない、もっとしっかりしないと」と思いました。

それは、私自身が細かい事だと思ってあえて言わなかった事。
 例えば、
 ゴミが落ちている、挨拶は目を見てなどです。

 一度言ったら、何度も言わなくても私より年上だしわかるだろう、
 理解してくれるだろうという私自身の思い込みがありました。

 だがこの考えの裏側には、細かい男だと思われたくないという気持ち
 があったのです。どうしても細かい事に気付いてしまうので、言葉を
 飲み込む事が多いと話したのです。

 私は、お客様には身内のように接しろといっているわりには、お客様
 より距離の近いスタッフに対して、小さい男だと思われたら嫌だとい
 う我が身を守る事を優先して、相手の幸せ・成長を一番に考えてない事
 に気付かされました。

 社長の言う「優しい人ですね。」の連発が、
 経営者として「もっとしっかりせなあかん」というとても胸にささる
 メッセージでした。

自己変革の発想法

 臨床心理カウンセラーを行っている知人の勧めで
 「性格は変えられない、それでも人生は変えられる」
 アルバート・エリスさんの書籍を読んでとっても良かった部分を
 抜粋してご紹介したいと思います

 自己変革の発想

 1、自分を不幸にさせているのは主に自分である。だから自分の不幸
   を止めることも自分でできる。絶対に出来る

 2、自分の間違った思い込みは、自分で変えることができる。

 3、人は明らかに誤りをおかすことがあり、自分を簡単に不幸に落と
   し入れてしまう。けれども、同時に人は自分の思考、感情、行動
   を変えることで、自分の不幸を減らすこともできる。

 4、情緒的動揺は、自分の思考、感情、行動で変えることができる

 5、気持ちの動揺を減らすためには、継続的な努力が必要である。

 自己変革の発想はどれもとてもすばらしいワンダフルと思いました。
 (ちょっとおそいですが、、)
 他にも人それぞれしっくりくる言葉があると思います。
 その言葉を見つけて、受け止め方を変え、継続していくと人生は必ず
 変えられると思っています。あとは、即実践です。

 私は、何かあるごとに
「これは私に対して次へのステップにいくための試練であり、これを乗り
 越える為の実力も知恵も身についているので、必ず大丈夫。」と思って
 います。