形になっていく

ムクナ豆を育てるために、今までは農薬・除草剤・化学肥料不使用で肥料を入れていましたが、今年からは肥料をやめて無肥料で育てる予定です。もちろんすべてでなく半分をそのように育てようと思っています。

どうしてそんな事ができるのか?去年に日記にも書きましたが検証をしてみたのです。

結果的にムクナ豆はどこでも育つことがわかったのです。なので畑でどのように育つかも楽しみでもあります。

果樹では、キウイは去年失敗。青パパイヤも収穫まで出来ずでしたが、再トライです。良く育った場所に青パパイヤははすべて植えて、キウイはもう一度同じ場所に植えてみました。


パパイヤ

枇杷の葉・枇杷種にはアミグダリンが含有されています。がんの方が枇杷種粉末を飲んだり、手当て療法として枇杷の葉温灸などを行ったりします。枇杷種粉末などを販売するにはアミグダリンの基準値があるのです。アミグダリンは「シアン化合物を含む天然の成分(化合物)」で検査ではシアン化合物の濃度が10 mg/kgを超えていないこと(10ppmを下回る)を証明しないといけないのです。


茂木枇杷

私達も枇杷種で実験を繰り返しています。どうやったらその基準をクリアーできるかです。まだクリアー出来ていませんが、枇杷の実が出来るまでには数年かかりますし、まずは枇杷の苗を9本ほど植えてみました。

ナーシングホームきらら看護の家では、ようやく施設専属で理学療法士のメンバーが加わったので、利用者の方をサービスの一環として外への散歩や寝たきりの方を離床(りしょう)してみて、食堂などに連れて行ってくれました。

私はもうその光景を見てとても嬉しくなりました。色んな刺激によって身体機能が甦るなど色んな可能性が広がるからです。

色んな事を検証しながら試すには根気もいりますし、忍耐も必要です。続けると良い事はあると思っているのでまた良い報告が出来ればと思っています。

川西市黒川にある黒川ダリア園・ぶどう園

ナーシングホームきらら看護の家から車で10分ほどの場所にある川西市黒川に行ってきました。目的は、近隣の畑・山などを借りる事が出来ないのかと聞いていると農地・山などを持っている地主の方を紹介してもらいました。

その農地は黒川ダリア園の近くです。ダリア園では900株ほどを育てるらしく、入場者も年間6000人ほど来られるそうです。この辺りは『にほんの里100選』にも選ばれた、自然が残る地域で山林などもきれいに整備されているのです。

農地の横には川が流れていて、年中豊富に水があるとの事です。とても良い場所です。シカが柵を乗り越えてくるのでネットと電柵をされている方もいます。

山が整備されているのはこの辺りは「台場クヌギ」が自生もしくはヒノキ・スギを伐採して、代わりにクヌギを植林をされていて10年ごとに伐採を行い、剪定されて、その伐採したクヌギを炭焼きにして販売している循環があるそうなのです。
新芽をシカに食べられないために、2メートル以上の部分を伐採していました。

そしてその方に北摂ワイナリーの遠藤さんを紹介してもらいました。ブドウ園では堆肥など元々畑に無いものを外から持ち込まず、循環農法という考えで草を刈った雑草は土の中の微生物に負荷をかけずに分解され、植物が育ちやすい環境・バランスが整っていくという考えなのです。

廃材のヒノキをマルチ代わり使ったり、竹を近隣農家さんに竹整備を行い、その竹をもらったり、地元の方のお手伝いや関りで地元にあるもの・分けてもらったものを使っているのです。

ブドウは、”道法スタイル”の提唱者、道法正徳氏の指導を受け、植物ホルモン分泌の活性化を促す仕立て方を工夫し、病害虫に強く、糖度の高い果実をたくさんつける木になるよう育てているそうなのです。

ぶどうには添加剤などを入れることなくナチュラルな仕上がりにしたいなど一度飲んでみたいと思ったのですが、オフィシャルスポンサーに申し込んでも予約で年内の配送は難しいかもしれないとの事でした。詳しくは北摂ワイナリー株式会社さんのインスタを見て頂けたらと思います。

それと黒川にある里山センターは箕面市にあるコクレオの森が指定管理者として運営していてびっくりしました。色んな方にお話を聞けた一日でした。

考え方の違い

広州に去年に行って感じた事をきっかけに日本で仕事をしている中国の方に聞いてみました。中国ではインスタ・フェイスブックは見れないが困らないか聞いてみると、そのような似たようなサイトがありそれを利用しているとの事。

なんでも似たようなサービスはあるし、無料でなんでもダウンロードができる方法もあるとの事。なので映画・音楽などを有料で借りる概念がないらしく、日本に来てびっくりしたとの事でした。

しかもパソコンで使うソフトもなんでも使える方法があるそうです。日本では考えれない事で、誰もが中国人であれば活用しているのではという事でした。何でもないものは作るという発想です。

不動産は米国・オーストラリ・日本と人気があり、日本で永住権をとるには自動車免許で1度でも違反があれば取り消しなので日本にいる中国人はみんな真面目に暮らしているとの事でした。

考え方、概念は話してみないとわからないと思いました。
なので考え方を確認して仕事を進めないと、いずれ問題は起こる事もあるし、少しおかしいと思えばすぐにすり合わせないとおかしな結果にもなります。

今、私も新しいリフォーム屋さんに仕事をふり、すごく勉強中です。出来上がっている仕上がりも含めてまた公開していきたいと思います。

ある会の新年会でお笑い芸人 スマイルさんの話も聞ける機会もありました。とても面白かったです。会って印象が変わりました。

良い時に

大寒波が続き雪も積もっているだろうと思い、今年初のびわ湖バレイスキー場に行ってきました。大阪府箕面市から1時間半ぐらいで行ける場所で、20年ほど前に一回行ったきりで久しぶりです。

積雪50センチでしたが滑るのに十分でした。農業で体を動かしますが、滑るたびに足の疲労がたまり、午前中滑っただけで屈伸するだけで太ももが痛いのです。

だが、疲労度を考えながら楽しめるペースで、休憩しながら滑ったり、休憩しながら人がいなくなったタイミングで一気に楽しめるポイントをすべるなどいかに楽しむかを考えて滑っていたら結局はリフトの終了する16時半まで滑っていました。

一人であれば滑るのをやめていたと思いますが、そこに息子もいて、楽しんでいる顔を見れた事も大きかったと思います。

仕事でも同じ方向を見れる仲間がいればとっても楽しいですし、もっと何か出来る事はないかと考えます。

そんな事を考えながら楽しめる日が続くように向き合っていけたらと思っています。

2025年に向けて

昨年は、無農薬、無化学肥料、無除草剤で育てた玉ねぎ製の玉ねぎ酢や甘酒・野草酵素が入った当店自慢の希輝(きらら)酵素に自家製菊芋の菊芋酢、青パパイヤを追加し、商品改良を続け、より良い商品づくりを目指してきました。

希輝酵素の原料となる玉ねぎ・菊芋は自社農園で収穫できたものです。野菜作りも今年で17年目を迎えます。地域では近隣に住宅があったり、農業をしやすい環境などありますが、住居のある近隣で畑もできる対策として、フロントローダ付きトラクターと1トントラックを購入しました。麦かすの乳酸菌発酵ができたらまた新たな可能性が広がっていきます。周りの方の理解を得られないと、これ以上に農地を増やす事はできないからです。

農業では就労継続支援事業 B 型事業で提携をしながら利用者と共に育てる農作業を広げ、野菜作りだけでなく、新しい自分をみつける場、新たな可能性を広げる場としても農業を通じてお役に立てれたらと考えています。

野菜だけでなく、加工品づくりも行い、施設でがんを克服したい、健康を取り戻したいと思う方に良りよい食事が出せるように、自社農園の野菜の加工まで行い、食事の提供まで目指したいと思っています。

ナーシングホ-ム事業ではがん・難病の方を24 時間体制で受け入れる体制を整えるため人員の確保をいろんな媒体や紹介、ポスティングなど地道に行い、そしてメンバーも1年以上定着するなど、同じ方向に向かっていけるメンバーで、より強い結束で歩んで行けたと思っています。そして入居者さんから感謝のお言葉や手紙などをもらうと、本当に今を生きる!をサポートしてくれている事を感じれる事が多いのでメンバーには感謝しかありませんでした。

私達のスタートはタヒボ茶の販売で多くのがん及び難病の方と話をする事から始まり、法人設立後23年目を迎えました。統合医療通販及び地域医療ネットワーク、地域農家支援会社として健康の追及と地域に根差した会社を目指し、一人でも多くの方に喜んでもらえるように歩んでいきたいと思っています。


オリーブの木

これらもすべて皆様とのご縁のおかげと思い、感謝しております。変わらぬご愛顧の程、どうぞよろしくお願い致します。