小玉さんを取材の後、小玉さんの紹介で大高酵素の工場に見学に行って来ました。
北海道の伊達市の工場の周りは、酵素の原料となる無農薬の野菜畑などで覆われていました。
工場に入るためにまずは工場内に菌を持ち込まないために、入り口で靴の上にビニールを履きました。
大高酵素貯蔵庫
工場内は、野菜・果物により保管場所の温度が違ってくるのです。それは、今までの保管状態を見ながら、温度を試行錯誤した結果による温度らしいのです。
近くの畑では、ちょうどクローバーを採取していました。
採取したクローバーをきれいにあらって原料として使うのでなく、ある程度土をはらってそのまま原料とするそうなんです。クローバーの根の周辺の菌も入れることが目的らしいのです。
野菜を何層にも積んだ樽の中も見せてもらいました。
日数別にわかれているのですが、酵素を引き出すために何層も積んだ植物にただ砂糖を入れただけなのです。その中に砂糖をいれても良いのかと思ったのですが、砂糖を使う理由として、砂糖が一番酵素を引き出す能力があるからなのです。
砂糖は、ブドウ糖に分解されるし、酵素同士が発酵するので問題ないそうなんです。
貯蔵庫内に積み上げられた樽
大体、1週間ほど樽の中に入れておくと、植物から自然とエキスが出てくるのです。
この植物から出てくるエキスも植物の重ね方により、エキスの味が変わってくるのです。そのエキスだけを取り出し、体温に近い温度で管理されている別の場所で半年以上発酵させるのです。
樽の中
他にもこだわりで工場全体の下は空洞で、大地からあふれ出るイオンのエネルギーを空洞から工場内に取れいれるために何本ものパイプから入ってくるような造りになっているのです。
植物から取れたエキスは、酵素を補うための飲料水となりますが、使い終わった植物にはまだビタミン・ミネラルが残っているため、馬のえさになるそうなのです。
原料を捨てることなく、自然の力を結集した方法で作られていたので、私自身工場見学と理念だけで大高酵素を好きになりました。
私は大阪に帰り、酵素を使ったオガクズ風呂が体験できる場所に2箇所行き、体験しましたので、どのようなものなのかもまたブログで紹介したいと思います。