○○が治るという表現で思う事

最近、○○が治ると言って捕まったというニュースがありました
が、私は、どんな事を言ってお客様に納得してもらい買って頂い
たのかはわかりませんが、世の中の商品で絶対良くなりますとか
絶対治るといって販売する方がいるのか?という疑問を持ちまし
た。

健康食品・健康器具などを販売していたり、がん克服サポート研
究会での取材活動で、本当に信じれない体験をする方はたくさん
いらっしゃいます。だが、私も何かこれだけ(単体の商品)を
使って絶対に治るとかは思っていません。皆さん、自己責任のも
と、前向きに色んな方法に挑戦し、取り組んで健康を勝ち取って
います。

体験談を伝える際には、大手の通販のテレビでは、あくまでも
「個人的な感想です」と、字幕などが書いているケースがありま
すが、字幕を入れている事により、効能効果を伝えた事にはなら
ないみたいです。

日本の法律では商品の体験談やどこまで科学的根拠があるのかは、
大手のテレビ通販のように何か注意書きを書いてお伝えするか、
何か小細工を使わないとお伝えできないのです。

結局はお客様は本当に良い商品なのか悪い商品なのかが知りたい
はずなのにと思いますが、、、

私がタヒボ茶を広めるきっかけとなった理由は、タヒボ茶を愛飲し
て喜ばれた方の話を直接聞き、科学的根拠も確認できたからなので
す。

例えば、そのような事が聞けなければ、今の私達はなかったのでは
と思います。そして、健康食品がこれだけ氾濫していますから、
本当にこの商品は良いのかどうかも逆に相談を受けます。

そのような相談にお答えするには、色んな角度から体の自然治癒力
を高めるのかも勉強しないとわからないですし、相談を受けるサプ
リメント・器具は本当に良いのかどうかも知らないと話せません。
本当に良いのかどうかも学会発表や体験談の信頼性で判断します。

このような事件がある度に、商品に対する体験談や真実が話せなく
なり、お伝えしにくい環境になると思いました。私は○○が治ると
か、販売員の口先だけでなく、色んな角度から調べて頂き、納得し
て頂いて買った商品であれば、人のせいにするのはやめて欲しいと
思いますし、人のせいにして自分を正当化し、相手がそのように
言ったから悪いなどとしていると、前進しないのではないかと思っ
ています。

自分が病気になるのも、今までの生き方が関係してると思いますし、
常に自分で選択した自己責任だと思っています。その責任から開放
されたい気持ちもわかりますが、自分の体に聞いて進めていくしか
解決策はないと思っています。

自分の体にあうのは、本人が見つけていくしか方法はないと思って
います。だからそれを知りたい事もあり、私達は電話でのカウンセ
リングを重要視しています。

そして、私達はあくまでもみなさんより多く健康に関する商品につい
て表も裏も知っているだけであり、そのうえで選んでもらう為の情報
をお伝えする事しか出来ません。何か話をしている事で気付きをもっ
てもらい、きっかけとなり、心が前向きになって頂ければと思って
います。

何かきっかけ作りとして、カウンセラーとお話した方などには、
メーカーさんから頂けた商品を試して頂き、お役に立てればと思い、
無料サンプルプレゼントなども始めました。

自然栽培農法実践での気付き

自然栽培農法を知ったのは、7月9日・10日に島根県で開催された
自然農法の勉強会でです。本当に無肥料で野菜が育つのかと疑問
に思っていました。すでに10年以上実践されている方のお話で、
野菜は元気よく育ち、しかも周りの畑が虫の害で悩まされていて
も、虫が寄り付かなかったとの事です。

今までは、有機肥料(発酵鶏糞とオガクズなど)を使い、農薬を
使わない農法で野菜を作ると、どうしても虫がよってきて穴だら
けになっていました。だから虫が寄ってくる野菜は、安心の象徴
だと思ったのですが、それが勉強会での話を聞いて少し私の解釈
が間違っていると思いました。

私は、その衝撃の事実を知り、1350坪借りている農園のうち200坪
ほど自然栽培農法を試しています。すると、本当に野菜が育ち、
虫に食べられているのが無農薬栽培の有機肥料の野菜より本当に
少なく、食べられていない箇所の方が多いぐらいなのです。

私は自然農法を知るきっかけをえて、恐る恐る試している自分を
分析してみると、いままでの固定概念ではありえないことをする事
は勇気がいると自分でも感じる事が出来ました。

そして、結果を得るにも時間がかかる。
貴重な時間をかけて「本当に体に良い野菜」を作るには何をすれば
良いのか?という自分への問いに対する信念と「おれにもできる」
という自信などを探しながら行っていたと思います。

未知の体験ですので、すべての畑を一気には自然農法に出来ません
でした。「もし収穫が出来なかったときには、半年間自家菜園レス
トランに野菜を持っていく事が出来なくなるのでは?」という事も
考え、全体の15%ほどしか試す事が出来なかったのです。

私にとってこの割合が勇気があるか?信念があるか?という問題
ではありません。挑戦したことで本当に新しい発見が出来、今後
はもっと自然栽培農法の割合を増やしたいという自信につながっ
た事が、私自身には大きな成果でした。