理念に共感し学んだこと

株主への手紙の中で、トヨタグループの理念にとても共感する言葉がありました。
「次の道を発明しよう」その中では、

・誰かを思い、力を尽くそう。
・仲間を信じ、支えあおう。
・技を磨き、より良くしよう。
・誠実を貫き、正しくつくろう。
・対話を重ね、みんなで動こう。

という考え方が示されていました。

特に印象に残ったのは、「誰かを思い、力を尽くそう。」という言葉です。

近年は、ハラスメントやコンプライアンス、合理性などの言葉を耳にする機会が増えました。もちろん、それらは組織を運営するうえで大切な考え方でもあります。

しかし、この理念を読んで感じたのは、その前提として「相手を思いやること」「誠実であること」「対話を重ねること」があるということです。

対話は決して一度で終わるものではありません。時には意見がぶつかることもあり、何度も話し合いを重ね、泥臭く、時間がかかることもあります。

お互いの考えや意図を理解し、「自分に何ができるか、どうしたら良くなるのか」を一緒に考える文化があれば、誤解や偏見、陰口やハラスメントが生まれにくい組織になるのではないかと感じました。

業種は違っても、この理念は私たち介護・看護の現場にも通じるものがあります。
利用者様を思い、仲間との対話を重ね、誠実に向き合い、より良い道を発明していくことが全員でできれば、きっとより良い施設になると思いました。

そんな組織づくりを、私自身も目指していきたいと思います。

トヨタグループの理念に触れ、改めて多くの学びをいただきました。いつまでも応援したい会社です。

一寸先は

40年の歴史があるメーカーさんから、倒産の連絡がありました。まさかと思う会社でした。これまで商品の値上げを行わず、相当な企業努力を続けてこられた会社だと思っていただけに、本当に驚きました。預けていたお金もあり、力が抜けるような出来事でした。

企業努力を重ねても、急激に変化する時代では、生き残るために変わり続けることが大切だと改めて思いました。

物価の上昇、原材料不足、石油関連製品の供給不安、そして予想もしない出来事。次々に問題は出てきます。

しかし、そのたびに逃げずに向き合い、一つひとつ解決していくことで、柔軟性や忍耐力、そして精神力が鍛えられ、少しずつ強くなれるのではないかと思っています。結局、問題から逃げても、形を変えてまた同じような課題が現れます。

人に任せてもうまくいかないのであれば、任せ方や仕組みに改善点があるのかもしれません。だからこそ、事実を冷静に受け止め、どう手を打つかを考え続け、実践することが大切だと思っています。

以前は「一寸先は」と聞かれれば、「闇」という言葉しか思い浮かびませんでしたが、今は、「光」と考えるようにしています。
10年後になりたい自分から今を振り返ったとき、この試練も必ず役に立っていると思えるはずだからです。そう考えることで、前を向き続けることができます。
何度も話し合い、試行錯誤を繰り返しながら、一つずつ積み重ねていくしかありません。

以前、お米50kgを作るには約50時間かかると話ましたが、今回、助成金の申請が認められ、新たにハーベスター(脱穀機)を導入できることになりました。これにより、これまで足踏み脱穀機や唐箕(とうみ)で行っていた作業が不要となり、50kgのお米を作るための作業時間は、約50時間から25時間程度まで短縮できる見込みです。作業効率は格段に向上すると期待しています。

今年の米作りには、新しい機械が加わる予定です。未来は誰にも分かりません。
なので「一寸先は光」と信じて、一歩ずつ前へ進んでいきたいと思っています。

カレーの研究と楽しみ

以前に世界のごちそう博物館を訪れた時に購入したレトルトカレーを、家族が集まるときに少しずつ食べながら研究しています。

スパイスや素材、味付けなど、レトルトでさまざまな楽しみ方ができます。一人で味見をするよりも、家族にも食べてもらい感想を聞くことで、何が良いのか?を知ることができ、とても楽しい時間になります。

以前、15種類以上のスパイスを使ったスープカレーをレトルト商品として販売していました。しかし思うように売れず、販売をやめた経緯があります。それでも、もう一度体によく、食べたくなるカレーを作ってみたいという思いはあります。

もともとカレーは好きで、外食の際には近くに行ったことのないカレー屋がないか調べます。

まだ退去時の新品リフォームの件で大阪地方裁判所に行くこともあり、調べてみると近くにもカレー屋さんがありました。体が熱くなるのはカレーの唐辛子の辛さだけでなく、故障によるももある事を教えていただきました。実際に店に行くことで、味については教えてもらえますし、雑学なども聞けるのでいろんな学びがあります。

私たちで育てた野菜や米、果樹などを使って、カレーやリゾットをもう一度作れないかを考えながら、私たちにしかできないことも探しています。

看護ホスピス めぐみの家で学ばせていただいたこと

大阪府豊能郡豊能町には空き家も多く、最新の住宅・土地統計調査では空き家率約8%、高齢化率約50%と、約2人に1人が高齢者となっています。ナーシングホームきらら看護の家でももうすぐ満床となる中、お問い合わせも多く、地域のニーズの高さを日々感じています。そこで、空き家を何とか活用できないかと思い、池田市にある看護ホスピス めぐみの家を見学させていただきました。

玄関を入ってすぐの場所にはエレベーターが設置されていました。また驚いたのは、個室だけでなく相部屋にもニーズがあるということです。もちろん相部屋の方が費用は抑えられますが、その部屋には必ず看護師または介護士がいます。夜間は利用者さんが9人以下ですが、二人体制で看護師と介護士が常駐しているため、とても安心できる環境だと感じました。

それともうすぐ花見シーズンなので利用者さんへの楽しみとして、介護タクシーなどを利用して外出を計画しようという話をしていました。その際に費用はどのように考えているのか、施設側でどこまで負担するものなのか気になったので質問しました。めぐみの家さんではすでに花見やさまざまなイベントを企画し、利用者さんと一緒に外出されているとのことで、とても勉強になりました。

めぐみの家では、小児から高齢者まで、医療依存度の高い方や難病・がんの方なども受け入れることができ、さらに24時間面会可能で、ご家族の宿泊もできるそうです。厨房も見せていただきましたが、利用者さんのご要望を聞きながら、できる限り「食べられるもの」「食べたいもの」に応えようと、手作りで料理をされているのです。

本当に家庭的であたたかい対応をされており、学ばせていただくことが多い見学となりました。豊能町でも空き家を活用した取り組みができるように挑戦したいと思いました。

全員面談

きららリハビリ訪問看護ステーションのメンバー全員との面談を行いました。

まずは本人の要望や話したいことを聞き、特にない場合には、私から「3年後のビジョン」や「現在の訪問ペース」などについて話をしました。

今回の面談を通じて、多くの気づきや発見がありました。

小児分野では、看護師・理学療法士・言語聴覚士が力を合わせて関わっており、とても良いチームワークが築かれていること、箕面市で有名な小児担当の歯科医の先生からご依頼をいただくなど、チームワークと連携の広がりを改めて実感しました。

また、作業療法士が「いきいき百歳体操」に出演していたこと、精神分野を担当する70歳代の看護師は、頼りになる人柄で安心できるのもわかりました。話してみて、発見ばかりの面談でした。

企業規模としてはまだ小さく、制度上は週20時間以上での社会保険加入を必須とする状況ではありませんが、本人の希望に加え、非常に優秀なメンバーであること、そして管理者からの推薦もあり、面談を経て翌月より2名の社会保険加入に踏み切ることとしました。

良いメンバーには、安心して長く働いてほしいと考えています。

また、現在は退職金制度がないため、5年以上勤務いただいた方を対象に、一時金を毎年支給する制度の導入も検討しています。

働き方、訪問件数、やりがいなど人によっては違うので、想いも理解できましたし、今後の会社運営や制度設計を見直す大きなきっかけとなりました。