犬の心臓病マーカー降下剤・予防薬治療薬特許

動物臨床医学会年次大会にて犬の心臓病マーカー降下剤・予防薬治療薬特許について、鯉江先生の話があるという事でどんな内容なのか聞いてきました。

特許を取得したポリフェノール複合体は、体内の抗酸化力の強化、血流改善機能、有効な抗炎症作用、血糖値の安定などもあるのです。

そこで今回の特許取得にあたり、日本全国の15病院にて、僧帽弁閉鎖不全症の犬27頭に治験を実施。投与中の心臓病薬を継続しながらポリフェノール複合体を30日間併用し、試験開始時と30日後の血液検査を実施。また、呼吸の苦しさなどの一般状態の観察も行い、その結果、心臓のバイオマーカーであるANPの有意な減少(改善)、呼吸の苦しさの有意な改善が認められているのです。

ANPは心房性ナトリウム利尿ペプチドの略でもあり、心房圧による心房筋の伸展によって
ANPの分泌は増加するため、ANPが高値の場合は、心房負荷や循環血漿量の増加を起こす病態が存在することを意味しているのです。

ポリフェノール複合体の臨床兆候の変化として、就寝時呼吸数が1分あたり22回から19回に減少。発咳の消失ならびに減少、失神の消失、活動性の向上などがあったのです。胸部X線画像比較でも投与前と25日後の投与後ではあきらかに違っているのです。

他にも佐々木先生によるエクソソーム(幹細胞培養上清液)治療による犬の椎間板ヘルニアに使用した2症例の話も聞いてきました。

投与前後の4歳(起立不可)・11歳(両後肢不全麻痺)の犬の動画を見せてもらいましたがあきらかに改善されているのです。皮下注射での簡易的な投与が可能で安価であると聞いたので、ここまで医学が進歩しているのかと驚きました。

私も実家で犬を飼っていた時にマルチーズは心臓病で呼吸が苦しそうな様子も見ていたので、このような可能性のあるポリフェノール複合体は多くの方に知ってもらいたい。そして医学は日々進歩しているので、未来には可能性がある事をこの勉強会を通じて株式会社スケアクロウさんに教えてもらいました。


玉ねぎの苗がしっかりと根をはやし大きくなってきました。

意見を聞いてみた

就労継続支援B型事業所の説明会のご要望を支援学校の方から始めて頂き、事業所で行いました。

どうしてB型事業所をしたいのか?どうしてそこにこだわるのか?その質問を何度か頂きました。

この質問に対しては過去に訪問看護ステーションで関わったご利用者さんと畑仕事をするようになって、畑仕事を通じて元気になり、積極的になったり、作物が出来る喜び、他の方を招き農業体験をしてもらえる喜びなどがとても良いと感じた話をさせてもらいました。

それと、就労継続支援B型事業所、生活介護事業所を数十カ所に見に行った時に、工賃、仕事、環境、対応などを見させてもらった中で、畑をするのであれば、自分の関わった体験も踏まえてB型事業所から始めたいと思ったこと。


9月26日 じゃがいも1650個ほど植え付け完了

そして通販事業、ナーシングホーム事業、不動産事業、畑事業を通じて、梱包作業、編集作業、小分け作業、ラベル張り、管理不動産の掃除、農産物の加工品及び冷凍食品の開発・提供などその方に合った仕事及び天候にあった仕事を利用者の方とでき、何かのお役に立てるのではと思ったからなのです。

そして私も来て頂いたご両親に質問をさせて頂きました。たとえば利用するにあたって、私達の従業員と仲が悪くなった場合は、どうしたら良いですか?変えたほうが良いのか?そのまま関わらさせてもらってよいのか?

すると、変えなくて良いか、何人かで関れて話せるような方がいれば良いとの事でした。誰もが合う合わないがあるので、その中で話せるような方がいれば良いという内容でした。

また違う機会に、就労継続支援B型事業所を運営している代表者に聞いてみました。例えば担当と利用者さんの中が悪ければ、担当を変える。利用開始時間が10時であってもその方が始めたいときに作業をはじめてもらう。家が一番遠くても一番最後に迎えに来て欲しいという要望であればそのように対応すると、代表者自身がパニック障害であり、ご利用さんの喜ぶことをする事・サービスを考える事に重点を置かれていて、その方のペースで作業をしてもらうと生産性もあがったと教えて頂けました。

対応についてはどこに目標や目的を置くかで対応が変わるなと思いました。寄り添いながら目的が違うのであれば修正をしなおして進む。偶然にも色んな方に聞ける機会があり勉強になった1週間でした。

どっち派

病状によっては入浴が困難であったり、あきらめないといけないケースがあったりします。難しいので失敗するリスクもあるのでやめた方が良いと考える場合と、困難であきらめていた方の楽しみにしてもらうために入浴に挑戦し、喜んでもらえるようにやってみようと考える事も出来ると思います。

相手の考えがどうやったら変わるのか?と思い続けるのか、相手が変わらないのは自分に原因があると考え、自分が変わらないと人は買えられない。と思うのか?

自分のペースで仕事を行い、目標に届かない、それは仕方がない。もしくは決めた目標に向かってどうやったら良いのか人に聞いたり情報を集めたりして、 勉強しながら改善する。

話し合って決めていきましょうと話し合ったが、すべてもう自分で決めましたと言う。もしくは決める前に相談して、自分の心境をしっかりと説明し、話し合いに行ってみる。

オーガニックにこだわり、液肥の化学肥料の栽培はやめる。もしくは化学肥料の栽培をしながらどうやったら化学肥料を使わずにできるかを挑戦する。

どっち派ですか?

挑戦するのか?何に向き合うのか?生き方でもあり、自分ファーストなのか相手ファーストなのか?常に何を大事にしているのか問われます。

1日を振り返って、正しかったのか?他の選択はなかったのか?などを考えて、反省したり、自分を客観的に観察する事で磨かれているので、深い考えの人は違うなと思いました。


ブルーベリーが育っています。

前進

梅・ぶどう・ブルーベリーなどを追加で果樹を植えるのに畑に行きました。そこで偶然に貸してくれているオーナーに会い、話をすると、周辺を借りていた方が畑を辞めるかもしれないので、全部まとめて畑を使いますか?という話です。

そこには15メートルほどの壊れているハウスが2棟あります。それはそれで修復したら使えますし、さらに面白い事が出来そうで楽しみです。

枇杷の木だけまだ植えれてませんが、茂木の枇杷を食べてそれを植えてみようと思っています。なので収穫まではまだまだ時間はかかります。

会社では4日連続話し合いをしていました。人間関係で悩んでいるケースが多く、相手がどうおもっているのか?伝わらない、伝わっていない、はじめて言われたなど内容は様々です。

色んなきっかけで話し合いをしてわかったのですが、私も3月にしたミーティングの話し合いの内容で合意してくれたことですごい勘違いをしていて、問題を起こしていた事にも気付けました。

一人一人確認すると話をもっていく側と受ける側では、認識が違っていたので、今後はもっとしっかりと確認をした方が良い事に気付けました。

このように話し合う機会があったから個々の考えもわかり、また新たな一歩となった気がしました。何がきっかけで強くなったり、結束が固まるかはわかりませんが、目の前の事にしっかり向き合い理解しようと4日間は話し合えました。

進む速度をあわせながら、前進して行ければと思います。

就労継続支援B型事業所に見学に

吹田市にある就労継続支援B型事業所、生活介護、自立訓練事業所を行っているフレイさんに見学に行ってきました。

今まで見学に行った中では、とても事務所スペースが広いと思った事業所で生活介護、就労継続支援B型事業所の利用者が一緒になって、作業を行ったりしているのです。生活支援員20名ほどで利用者が40名。利用者の方の年齢が8割ぐらいが10代?30代と若いのです。そしてほぼ毎日これる方が集まっているとの事です。口コミで来られるため、色んな所から通われているのです。

作業をやる時は1時間しっかり行い、5分休憩と車の部品の納品の為にその日の目標に向かって、手はしっかり動かしながらもくもくと行っていました。

違う班は、午前中が晴れている事もあり、ポスティングを行い、昼過ぎまで配布を行っていたのです。昼食の様子も見させてもらったのですが、好きな席で椅子に座ってもくもくと食べていました。

仕事をしっかり行ってもらうにはしっかりとした目標があり、今のうちに一生懸命に働いてもらい、生きる力をみにつけて一人になっても生きていけるようになってほしいという願いからなのです。

作業所だけのサポートだけでなく、生活面やリクレーション、毎月1回はイベントがあったり、グループホームに一緒に見学に行ったり、引っ越しのお手伝い、もう色んな事をバックアップしていて、人生を考えた長期的な支援を行っているのです。

除草作業は吹田市から委託を受けて行ったり、急な仕事にも対応したり、ネット通販の出荷作業から農業も行っているのです。工賃の向上に向けて、しっかりと教えて行っているのです。最初から上手くいっていたのでなく、色んな経験を経て今の姿がある事を教えて頂けました。カタログもそのような経験から中身は変えていっているのです。

利用者の得意・不得意をお互いに理解しあい、色んな作業を通じてわかりあっているような話が聞けて、チームワークなどもできる環境づくりを行っていると思いました。

勉強になった事ばかりで、利用者の人生の事を考えたすばらしい事業所だと思いました。