ちょっとこだわったエコ住宅に挑戦

塗り壁の素材で珪藻土や漆喰を使った住宅を見に行ったり、健康塗り壁のケルザイムを扱っている事務所に見に行ったりして、触った感じと性能・コスト・自分でメンテナンスができるのかなどを考え、アートテン農法の講演会で井上 祐宏先生から聞いて知ったケルザイムを選びました。

それと余談ですが、講演会場に来ていた方で人工透析を1年がかりでやめられ、尿が出た方のお話も聞くことが出来ました。その方は心のストレスについて見つめ直し、1年という目標を決めて治すと決めたとおっしゃっていました。そんな不思議な出会いがあった講演会だったのです。

ケルザイムとは約7千万年前の海ケルプ(海洋藻類)の化石で、純度の高いカルシウムと70種類以上のミネラルが含まれる貴重な化石で、世界で一箇所でしか採掘が出来ないそうです。ケルザイムには調湿効果が非常に高く室内を湿気から守り、カビやダニの発生、結露も防ぐそうです。

調温性能(サーマル効果)についても実験なども行い、証明されており、消臭効果もあるのです。他にもマイナスイオンJIS認定取得や国の定めた安全基準のホルムアルデヒドに関して4スターを取得しています。他にもいろんな特徴があるのです。

今回は、前の住人の方が退去した後でしたので、壁紙(ビニールクロス)がたばこの汚れなのか黄ばんでいたり、かびなどのような黒い点もあったり、まずは「カビとりタイ」を使ってみました。

siga1施工前の壁紙

siga2施工後の壁紙

これは噴霧器に入れ、カビ発生部にかけて少しまち、軽くこすり水で流すだけできれいになるという商品です。使った部分は、洗濯機があった部分でなんとかとれたかなという感じです。ある工務店の方は中性洗剤を使い、クリーンシーラーをするとおっしゃっていました。

giga11施工前の壁紙

siga10施工後の壁紙

クリーンシーラーは壁紙の上から塗るもので悪臭・シミ・アク止めの役割があります。まずはふたを開けて、攪拌機で混ぜてから廊下から塗ってみました。1度塗っても色がういてきたらさらに乾いてから気になる部分を塗りました。乾いたら次はローラーで塗れるタイプのケルザイム入り「ファンタシエ」です。

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右半分を坂井がファンタシエを塗ったのですが、見比べたかったので左半分を業者の方に塗り直ししてもらった様子。

ファンタシエは健康塗り壁ダイアトーマスや健康塗り壁ピュアウォールと違いコテ塗りではなく、ローラーを使用した施工法ができるので誰でもできるようになったのです。私も粗目のローラーや細目のローラーを使い、簡単に塗ることが出来ました。結果的には、ホームセンターでうっている一般的なローラーが一番使いやすく、出来上がりも良かったと思っています。

ペンキ屋さんで水でうすめて塗る場合がありますが、水に薄めることなく塗る事をメーカーは推奨しています。ファンタシエは、壁紙を使っているリビング・キッチン・お風呂の横の洗面所・トイレ・和室・洋室・廊下などすべて塗っていますので、部屋中に対策を行っています。

このマンションは、電磁波測定も行いました。電磁波測定器 ファウザー・フィールドメーターFM6を電磁波測定士の免許を取得した際に購入していましたので、久しぶりに使ってみました。レジナさんでは電磁波測定器による測定で、基準値は世界で最も厳しいスウェーデンのVDTガイドライン(25V/m以下)を採用しています。

計測してみると基準値を下回っていましたので、壁に導電性シートスパンボンドやサーマルボンドなどを施工する必要がありませんでした。ただ、リビング・キッチンにはいまの床材のうえに導電性シートスパンボンドを敷いて、天然乾燥木無垢材の杉板を施工してもらいました。杉板は厚さは15ミリで含水率が5%前後。

フローリングに無垢材をはってもらう時には、接着剤を使ってもらいました。レジナさんの施工の場合は使わないみたいですが、床なりを少しでも抑えたかったので使いました。

それと、導電性シートスパンボンドには、抗菌と防臭効果があるらしく、導電性シートスパンボンドも持っておりましたので、杉無垢材の下に敷いてもらいました。杉板も色々な杉板を触ってみました。触った感じが杉板でも温かみが違います。コスト・触り心地のぬくもりを考えて選びました。

杉板の上には、キヌカを塗っています。キヌカは米から出来た自然塗料です。キヌカはかなりさわるとぬるっとしています。

siga5上半分はキヌカを塗った部分

キヌカをキヌカウエスーのいろんな面に対してしみこませます。なかなかしみこみませんのでまんべんなくウエスにつける感じです。

 

しっかりしぼっても手にはぬるっとしたキヌカが付着しますのでウエスでふきながらしぼり、床をふきます。ふきはじめにむらっぽくうつりましたので、1度塗りと書かれていましたが気になり、むらをとるように何度かふきました。

しぼった後何度かふいてくるとどこまでのばしてふくものなのかわからない事もありましたがわからない時は1度ふきでなく、何度もふいてしまいました。1度ふきでなく何度かふいたにもかかわらず予定よりキヌカが残ったので、もっとつけたほうが良いのかと思いましたが、見た目はところどころむらがあったりしますが、全体的にきれいにしあがったと思います。

siga6リビングの無垢の杉板にキヌカを塗った様子

このようなこだわりも賃貸情報に掲載するだけでは全くアピールする項目・掲載する場所がないので、残念な事に全く伝わっていませんでした。初めてではありますが、少しでもアレルギーの方や健康にこだわった方などにお役に立てればと思い、エコ住宅に挑戦してみましたので、ご興味があれば一度のぞいていて頂ければと思います。価格なども健康に興味がある人なら応相談です。お気軽に管理会社にご相談くださいませ。

siga9キッチンも無垢の杉板・ケルザイム「ファンタシエ」を使用

siga8和室の施工後の様子。ケルザイム「ファンタシエ」を使用

siga7トイレの施工後の様子。ケルザイム「ファンタシエ」を使用

日本夢ファクトリーの健康塗り壁ピュアウォール・ファンタシエ・クリーンシーラーなどの商品も扱っています。お得意様にはお得意様価格!

・ファンタシエについて詳しくはこちら→?http://www.kenkousupport.com/item/34527.html

・クリーンシーラーについて詳しくはこちら→http://www.kenkousupport.com/category/255.html

 

接着剤まではこだわるのに時間がありませんでしたが、調べて検討中だった接着剤を紹介します。

食品接着剤「ノリピタ」 R-303は、食材を主成分としているため、化学物質(合成樹脂等)を一切含まず、既存のボンドや糊(のり)よりも7倍の強力な接着力があります。しかも製品等を処分(処理)する際にダイオキシン等の放出や土壌汚染の問題が一切ありませんので、安心して使用できます。
http://cosmo-lbn.jp/category/1281278.html

ニカワ接着剤はシックハウスの原因となる有害化学物質を全く使わない、住まい手の安全性を考えて作られた接着剤です。千年の歴史が証明する強度と安全性、先人達の知恵を継承したこだわりの逸品。
ニカワ接着剤業務用 天然接着剤 壁紙用天然糊? 匠(たくみ)
http://www.xion.co.jp/lineup.htm

ゼロホルム接着剤
カートリッジタイプの建築用1液型の湿気硬化型ウレタン接着剤
ホルムアルデヒドを使わないことは当然として、ホルムアルデヒド・トルエン・キシレン・フタル酸系可塑剤・防腐剤・防蟻剤(クロルピリホス)・エチルベンゼン・パラジクロロベンゼン・スチレン他、人と環境に優しくない素材は使っておりません。
http://www.atopico.com/product/nori/flooring.html

 

フィリピンのバルナバクリニックを見学ー栄養学の概念が変わり人を診ることにより体がみえてくる

2013年3月のことですが、フィリピンのバルナバクリニックにバイオノーマライザー製造元の三旺インターナショナル前田社長及びスタッフの方々と一緒に同行させて頂けました。

バルナバクリニックの冨田さんは、クリニックをする前には日本で4年ほど助産師をしていた経験で、モルジブで勤務することになりました。自然食よりも現代医療や栄養学を実践してきて、人の役に立ちたいと思い行ってみると、病気もない・お産の助けもいらなかったそうです。
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お産は正常な出産であれば自宅で行い、お産する際には汚ない場所であれば子供が亡くなると思っていましたが、亡くなっていませんでした。それとモルジブの食事がものすごく質素。やせた土地で、さんご礁で出来ているアルカリ土壌。やせた土地で野菜・果物が育たないので、家畜も養えない。それに現地の方は排泄物は海で行い、排泄物に小魚・エビ・カニがよってくるので、周辺にいる魚介類は受け入れられなかったそうです。

それではどんな物を食べていたかというとスリランカ・インドから輸入した穀類・香辛料と遠洋漁業でたまにしかとれないカツオをカツオ節にして摂取していたそうです。現代栄養学から考えると、病気がたくさんあると思っていましたが、病気がなかったのです。

それとフィリピンで3年ほど行った時も、狩猟採取して、山の芋を主食にし、昆虫・魚・貝・イノシシなどを食べていた少数民族にも、がん・生活習慣病・アトピー・喘息など何もなかったのです。

モルジブでは添加物がない、豊かでない粗食で冨田さんのアトピーが治ったのですが、現地の食事で栄養失調になったそうです。だが、現地の人達は栄養失調ではなかったのです。

それとモルジブでは診療は国がやっているので無料で、薬は処方箋をわたされるだけで、薬を買ってきたらスタートしますよという感じだったそうです。お金のない人はきりすてられると思ったそうです。現代医療が人を救うと思っていたが、救わない。救っているのは金持ちだけやんと思うようになったそうです。

モルジブの2年間の経験で、本当に必要なものっていうのであれば、貧富の差が関係なく、救える手段があるはずではと思ったそうです。その中でコストのかかるものはなしで、誰もが少し頑張れば手に入るものぐらいで続けていける治療法が良いと思ったそうです。

フィリピンに来てからは、不妊治療の相談を受け体を温める事が良いなどアドバイス。不妊治療には当帰(とうき)という人参の漢方薬が良かったそうです。まず悩まれる方にお伝えすることは、食事をかえること。それは、食べるもので血液がつくられ、食べるもので血液の成分が変わるからです。

まずは食べ物から変えてもらう。食べ物を変えることはその人の努力で出来る。なんでも誰か任せでなんとかしてもらうという受身だったら、自分の体を知ろうともしない。その人も変わらなければ治らない。なんで自分が病気になったのかは、すべてに理由がある。それに気付かないといけなかったりするのでは?と思っていたそうです。

診察でもずっと言っている事で食生活を変えなければ、薬を買っても治らない!たとえある程度薬で効果がでても頭打ちになり、もっとよく効く薬はないのかになる。それを言っている時点で間違っている。薬を卒業してほしい。お金さえ払えばなんとかなるという認識では病気は治らない。

精神的なストレスなどは変えることは難しいが、食べるものから変えるのは簡単なのでまずはより自然に近いものから食べる事を勧める。

それで2年ほど不妊で悩まれていた方が半年で妊娠し、死産という結果になった。それがとても悔しかった。産婆さんは、自分が押したりして上手に赤ちゃんが生まれたことでお金を頂く。病院も同じで、正常にお産を見守ってする場所がここにはないと思った。どのようなお産が良いのか知っていて、まわりで初産で赤ちゃんが死んでいくのが嫌だったので、できることであればやってあげたい。産婦が自分のところにきてくれるのであれば、たたいて起こそうとしている人間をとめることもできる。

助産師は特別何かをするわけではない。出産の際には痛みを緩和することはない。出産時には異常にならないようにそばにいること。生まれてくる力を信じること。来てくれる人がいるのであれば守ることができるだろうという思いではじめたのがクリニックでした。

お産のあり方も日本ではこうだ!という思い込みがあると思っている。お産はその方の一番のプライベートな部分で外部の方がはいるのはあってはならないと思っていた。そしたら産婦さんも立会いでカメラが回ることを誰もがNOと言わなかった。しかも取材を行う女優さんには笑顔でむかえたりしていた。

助産師の方達が最初は来て、産婦の方が自分で生める力があるのに、助産師の方が何かしてあげたいという気持ちが強くて、あれもこれもしたがる。助産師がつけば産婦の顔色がかわるようになり、いくら言っても助産師はその方のためだと言う思い込みで、産婦の顔色までみずにやってしまう。

そのような方が来るときにはお産がこないので、テレビの取材が来たときには、おさんはこないとおもっていたが、10人ぐらいお産がきていた。呼吸法はフーとするか気張るかで、本人に任せてる。クリニックでは促進剤を使うとかはしない。
赤ちゃんはウギャーウギャーとわめかない。知っている場所であり安心できるので泣かないのでは思う。生まれたらその日のうちに自宅に帰る。

お産以外でバルナバクリニックで冨田さんが診察をしていた方からお話を伺うと、乳腺種があり内側の乳房がカチカチで触ったりするだけでも痛い状態。反対側も同じようなしこりがあり、がんの検査はしていないのに、医者にがんの可能性があるので手術で乳房をとらないといけないといわれ、1時間半かけて冨田さんの所に救いの手を求め、通院するようになったと教えて頂きました。

冨田さんは「本当に行き場なくてラストでここに来られる人たちで1回の交通費を一生懸命ためてこられる人たちだから中途半端にみれないですしちょっとでも結果を出していかないと申し訳ない。」という思いがあるのですぐにでも結果を出すために、漢方薬を使ったり、アロマを使ったり、マッサージなどをして色々と試されているそうです。結果がでればなんでもオッケーなのです。

そのがんの可能性があった女性には、バイオノーマライザーを寝る前に6グラム(2包)を1ヶ月飲んでもらうと、しこりがやわらかくなり、痛みがやわらいだそうです。食欲も出てきて寝れるようにもなったそうです。

医者が出した痛み止めを飲んでも痛さは変わらなかったのが、バイオノーマライザーを1週間飲むと痛みに変化が出てきたそうです。1ヶ月で完全に痛みがなくなり、しこりもすごい勢いで小さくなったそうです。最初は2週間に1回の通院が、今では1ヶ月に1回だそうです。

その方はインスタントのスープ・インスタントラーメン・スナック菓子など安くておいしいので日常的に食べていたそうです。冨田さんが食事についても指導すると、徐々に意識して少しづつ減らし、今ではほとんど食べていないそうです。

今ではお米・お魚・野菜類を食べていて、肉は一切食べないそうです。お菓子の時間には前には食べたいだけ食べていたが、今ではビスケットを一つだけにしているそうです。料理もなるべく油を使わずに蒸して、オキアミの発酵(塩辛い)したものを混ぜた料理などを食べているそうです。他にも伝統的な料理法としてオイルを使わずに単純にゆがくだけの料理が多くなったそうです。

どのような食事が良いのかもクリニックの入り口には絵でも紹介しているのです。
冨田さんは玄米菜食を勉強し、マクロビオティックを実践すると、砂糖は敵となるのでバイオノーマライザーを持ってきて頂いたときにグルコースが入っていたので、そんな物は良くないと思われたそうです。

だがバルナバクリニックにはお産でくる方だけでなく、がんの方も相談にこられたりするので、患者さんに良い反応がでたバイオノーマライザーを試してもらったりするそうです。前田社長は、冨田さんが貧しい方には無料で診察したりしているという事を聞き、バイオノーマライザーを無償で提供しているのです。

冨田さんには3人のお子さんがいます。一人目・二人目の時にはアトピー対策をしたそうです。そこでアトピーがでなかったので、そんなにストイックに妊娠中の食事をコントロールしなくても3人目ももしかしたら大丈夫かもしれないと思い、すごく食事をゆるめたそうです。添加物がどれだけ悪い影響があるのかも知りたかったのである物を食べたそうです。

そしたら3人目にアトピーがでて、何でアトピーが出るかは調べてはいないが、いまだにチーズ系がはいるとアトピーがでて、ものすごい頻度で背中がかゆくなるそうです。そこで家族でもバイオノーマライザーを試してみると、かゆいかゆいといって、皮膚の表層が大小の角質片となってはげ落ちてよくなるそうです。

子供が面白いのが自分がその日必要じゃないと思ったらバイオを食べないそうです。こちらとしてみたら悪いものが体の中にはいっているし、毎日食べてもらう方が体にとって良いに違いないという妄信みたいなのがあるから、子供のほうがかえって体の状況をよく知っていると思うそうです。

冨田さんは「行っている治療は凡人のレベルで、才能がなくてもここまでできる!」とおっしゃいます。日本で働いていたときに先輩にマッサージしてくれと呼ばれるが、うまい子は次も呼ばれるが、呼ばれる事はなかったので自分自身で手がにぶいと。

自分で体のこのツボだろうなと思っているところが当たってもいなかった。ツボも絵にかいているのと患者さんのつぼは違う。点じゃなく、深度もあるし、場所もぜんぜん違うし、わかる人はほんと一流やと思ったそうです。鍼灸はすばらしいと思うが自分にはできないと思われ、誰がやっても結果がでるおおざっぱなものがいいなと思ったそうです。

そこでそのつぼが正しいかどうかの治療点をみつけるのにオーリングをするようになったそうです。治療点のスタートがあり、気は入って出て行くところがあり、その12の経路のうちどこを治療してやればよいのかをみわける。1回押せば陽、2回押せば陰、患者さんは常に指でオーリングの形を作り、冨田さんがおへそをおす。押せれたら余韻が残っているので、弱ければ開くし、強ければ力がはいる。日々弱いところがかわるので、弱いところから棒灸で治療を行うそうです。

「患者さんへの治療があたっているのかはずれているのかわからないが、患者さんに育ててもらっているのでありがたい。医療に関しては言葉はいらない。患者さんが教科書。数値以外にも体にあらわれてくるので体をさわる。さわって患者の今の状況がわかる。触れていくと経験でわかってくる。」気の存在や何もわからなかったのがだんんだんとわかってきたそうです。

クリニック以外にも「希望の家」Wish Houseを設立。無料で子供の勉強の支援を行ったり、虐待を受けている子のお世話などもしていました。クリニックなどは日本での講演会などでの寄付で運営がなりたっているのです。

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中古の子供服やタオルなどの物資などもとても助かるそうです。スタッフに声をかけて持っていけるだけ持っていきましたらとても喜んで頂けました。

左 坂井 右 冨田さん
左 坂井 右 冨田さん

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暑いのに長袖ですがすぐに子供に試着してもらいました。

朝の診察の後は、午後からは往診です。往診は冨田さんが経過が気になる患者さんや生まれてまもない子供たちの様子を診たい一心でお金をもらう事もなく行っているのです。同行させていただきましたが、移動距離はとても長くいろんな場所からクリニックに救いをもとめてきている事を感じることができました。

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往診した先の家の外観、家の外はゴミだらけ

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家の中の様子ですが、この竹が床で竹が折れたら外観でもわかるように3メートルぐらい下に落ちます。それと鍋も形が変わっていても使っている状況です。

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ごみの中からお金になりそうな金属などを拾っています。地面はとても熱く燃えている場所や煙などがもくもくと広がり、臭いも生活するには選びたくないような場所ですがこの付近に住み、子供であってもお年寄りの方でも働ける方は1日中ごみを集め、少しでも生きていくために働いているのです。

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ゴミ山の付近に住む方の往診で呪いによって腕がひどい状況になったという方です。何日も経過するそうですが、これでもよくなりつつあるそうです。このような方にでも伺っているのです。

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今できる限りのことを往診でもカバンの中から探し出して接しているのです。ご家族の方にはバイオノーマライザーを小袋に入れたのを配っています。

冨田さんは年に一度、日本で何か所かで講演を行っています。他にもお伝えしたいことが多々ありますが、講演会などで冨田さんの奮闘記を直接聞いていただいた方がとても感じることが多いと思いますので是非ともお勧めです。

 

バルナバ・クリニック 冨田江里子さんのブログ http://blogs.yahoo.co.jp/barnabaseriko

冨田さんの活動をまとめた奮闘記

フィリピンの小さな産院から

 

癌・抗がん剤・早期発見についての認識は?

日本SOD研究会報 No.170 号に『患者よ、がんと闘うな』の著者近藤誠先生と『大往生したけりゃ医療とかかわるな』の著者中村仁一先生が対談して作られた新刊『どうせ死ぬなら「がん」がいい』(宝島社新書)が紹介されていました。

その中で役に立った部分ですが、『抗がん剤の効果は縮小効果であって延命効果ではない。 抗がん剤はそもそも猛毒である。がんで死ぬのではなく、抗がん剤治療で苦しんで死ぬ。』

他にも 『抗がん剤治療を認可するときの“有効”という判定は“がんのしこりが一定程度小さくなる”しかもそれが4週間続く患者が2割いたら認可される。残りの8割は縮小効果すらなくても認可されてしまう。医者が“効く”というのは、がんが治る、延命するという意味ではない。言葉のまやかしなんです。

固形がん(胃がん、肺がん、大腸がん、乳がんなどのような固まりを作るがん)には抗がん剤は効かない。抗がん剤で治るがんは全体の1割。それも若い人の急性白血病、悪性リンパ腫のような血液のがんなどで、それも60歳を過ぎるとまず治らない。つまりは高齢になったら、抗がん剤は無意味』とも書かれています。

2005年に発刊された書籍で『抗がん剤は転移促進剤』著者臼田篤伸(うすだとくのぶ)先生の書籍の中には抗がん剤の性質と作用が記載されています。そのなかの抗がん剤の種類の一つのアルキル化剤は、第一次世界大戦中にドイツ軍が毒ガスとして開発したマスタードに起源をもつもので、正常細胞にも作用し、骨髄障害をはじめ多くの生物学的作用を示すと書かれています。他にもがんより怖い副作用・転移についても詳しく掲載されています。

この書籍に中にも薬は交感神経を優位にし、がんをさらに増殖させたり、転移する可能性がますような事にもふれています。がんを殺す白血球はリンパ球ですので、交感神経と副交感神経のバランスの重要性も紹介されています。この理論は安保・福田理論で、以前に福田先生を取材できた内容にもつながります。(『希輝通信』10号で掲載しています。)

『どうせ死ぬなら「がん」がいい』の内容に戻りますが、『がんで痛むのではなく、がん治療で痛むのだと今でははっきり言えます。余計な治療をすることで寿命は縮まるし、体は地獄の苦しみで弱る。いいことはひとつもない』と、このように思ったのは京都大学医学部を卒業され、以後現役で高雄病院院長などを務められた中村先生が、第一線を退かれ、老人ホームの診療所所長を務めたことがきっかけだそうです。

先生も以前、がんは治療するものと思っていたそうです。しかし老人ホームで、がん患者が余計な治療をしないおかげで痛みもなく安らかに衰弱死するのを70人近く診て、確信を持ったそうです。

がん検診の無意味についてですが、近藤先生は「うちには血圧計もないから自分の血圧すら知らない。血圧は少し高めのほうが長生きなんですよ。コレステロール値もしかり。日本人はコレステロール値が低い人のほうががんを含めた死亡率は高くなっています。メタボの入り口くらいの少し小太りの層が一番長生きです。さらに検診によるがんの早期発見は、患者にとって全く意味がないです。それどころか、必要のない臓器を傷つけたり取ったりしてしまうことで身体に負担を与えますから命を縮めます」

「よく、がん検診で早期がんが見つかって、手術できれいに取ってもらったから5年経った今も再発しないで元気でいる。私はラッキー、という話を聞きますが、本物のがんなら、見つかる以前に転移しています。なんの害もない、放っておいてもそのまま、もしくは自然消滅してしまうがんもどきでわざわざ手術をして臓器を傷つけたのだから、ラッキーではなく損をしたことになります」

などがん・抗がん剤・早期発見についても考えが変わるのではという内容です。このような情報も当店では丹羽先生のSOD関連の商品を扱っているおかげもあるのか、日本SOD研究会報誌が届きますし、丹羽先生も多くのがん患者を救っているので、内容もとっても勉強にもなります。

だが、このような他の会報誌の記事の件で、私達が知っている情報と全く違うことも書いてあったりするので、その際は事実確認もしたりすることもあります。日々、科学が進歩するおかげで概念が変わったりしますので、いろんな所から届く会報誌及び冊子で昔の情報が掲載されていたりし、とても情報について勉強になったり、調べたりするのに役に立ちます。

以前はタヒボだけをタヒボ茶専門店として販売してきましたが、今では健康サポート専門店を目指し、タヒボを愛飲して頂いているお客様にあらゆる情報を発信し、サポートができるニュースレターを発行できるようになっているのではと思っています。

次回発行の『希輝通信』12号には、日本がん難病サポート協会主催の『第2回統合医療研修会』の内容でマクガバンレポートやOTAレポートについても掲載しています。その中でも、抗がん剤をしない方が長生きするようなレポートも掲載しています。また発行が決まりましたらお知らせいたします。

日本SOD研究会報についてはこちら

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