チョコリコさんのカンボジアカカオ農園に

チョコリコ(choco rico)さんを初めて知ったのが2023年7月にカンボジア視察のため情報収集と農園など調べて知りました。

チョコリコさんの農園はカンボジア バッタンバン州サムロートにあり、まずは育苗施設ナースリーを見させてもらいました。そこには1万本ほどのカカオ苗がありました。有機農法を研究している方とのご縁もあり、燻炭やEM堆肥なども作っているのです。もちろん農園では農薬・化学肥料・除草剤は一切使っていないのです。

この苗は2019年にチョコリコさんの活動に協力してくれた地元の方の家に12本のカカオをマザーツリーとして植え、育てて頂き、その育ったカカオを収穫し、種を採取して出来たカカオ苗なのです。

そのマザーツリー12本の状況を見に行く事に同行させてもらい、地元の方との関わりや育て方や場所によってのカカオの成長の違い、剪定作業も見る事が出来ました。剪定をした所から花が咲き、実が出来るのです。

ここでカカオの収穫もさせてもらいました。このマザーツリーからできるカカオは1個からでも買い取りを行っているのです。

もちろん初めからうまくいってたわけではありません。もともとカンボジアの農民の方達は色んな国の方との約束を破棄されて異国の方達に不信感を持っていたのです。そのような状況から何度も話し合いをし、村の農業を取りまとめてる方に認められて実現したとのことでした。

そこにはチョコリコの渡邉さんの地雷被害にあった人や貧困層に少しでも貢献し、教育を受けて自らの力で切り開いていけるような貢献や支援ができたらという熱い思いがあったからだと思いました。

マザーツリーを見学した後にチョコリコさんの農園に行きました。見た瞬間にめちゃくちゃ良いと思いました。そこに水を貯める池も作ったり、井戸を掘ったり、太陽光で発電させ水をまくためにパイプを農地に敷き、そしてそれでも水が足らない場合の事も想定して川から水を引く設備も整えてあるのです。

1箇所で3ヘクタール(30,000㎡)の土地を見た事がなかったので一番上の敷地まで歩くだけでも大変で、すべて手作業でカカオ1500本、モンキーバナナをカカオのシェードツリーとして植えてあるのです。

収穫したカカオを切り、カカオパルプと呼ばれる種を覆う白い粘性のある果肉を食べてみました。とても甘く美味しいのです。このパルプで発酵が決まるみたいです。カカオパルプを食べて種を取り出し、種を植えるまで体験をさせてもらいました。

この農園ではカンボジアスタッフの為に家まで建ててあげて、生活のサポートまで行っているのです。

もう驚きばかりです。現地での深い関り、そしてビジョンに向かって動いている思いや実情を見させていただき、本当に勉強になりました。

カンボジアとのご縁からBean to Bar(ビーントゥバー)からFARM to BARの挑戦を行っているチョコリコさんの実店舗は名古屋にあります。
チョコリコさんのホームページ→ http://www.chocorico.jp/

形になっていく

ムクナ豆を育てるために、今までは農薬・除草剤・化学肥料不使用で肥料を入れていましたが、今年からは肥料をやめて無肥料で育てる予定です。もちろんすべてでなく半分をそのように育てようと思っています。

どうしてそんな事ができるのか?去年に日記にも書きましたが検証をしてみたのです。

結果的にムクナ豆はどこでも育つことがわかったのです。なので畑でどのように育つかも楽しみでもあります。

果樹では、キウイは去年失敗。青パパイヤも収穫まで出来ずでしたが、再トライです。良く育った場所に青パパイヤははすべて植えて、キウイはもう一度同じ場所に植えてみました。


パパイヤ

枇杷の葉・枇杷種にはアミグダリンが含有されています。がんの方が枇杷種粉末を飲んだり、手当て療法として枇杷の葉温灸などを行ったりします。枇杷種粉末などを販売するにはアミグダリンの基準値があるのです。アミグダリンは「シアン化合物を含む天然の成分(化合物)」で検査ではシアン化合物の濃度が10 mg/kgを超えていないこと(10ppmを下回る)を証明しないといけないのです。


茂木枇杷

私達も枇杷種で実験を繰り返しています。どうやったらその基準をクリアーできるかです。まだクリアー出来ていませんが、枇杷の実が出来るまでには数年かかりますし、まずは枇杷の苗を9本ほど植えてみました。

ナーシングホームきらら看護の家では、ようやく施設専属で理学療法士のメンバーが加わったので、利用者の方をサービスの一環として外への散歩や寝たきりの方を離床(りしょう)してみて、食堂などに連れて行ってくれました。

私はもうその光景を見てとても嬉しくなりました。色んな刺激によって身体機能が甦るなど色んな可能性が広がるからです。

色んな事を検証しながら試すには根気もいりますし、忍耐も必要です。続けると良い事はあると思っているのでまた良い報告が出来ればと思っています。

4月から畑に

4月から畑と就労支援のサポーターとして看護師のメンバーに来てもらえるようなりました。今は玉ねぎの雑草を取ってもらいながら米糠をまいてもらっています。玉ねぎの品種は2種類で1つは極早生(ごくわせ)になりますのでかなり育っています。


2025年4月2日玉ねぎ

そして畑仕事を通じて一歩でも外に出たり社会と関わるサポーターとしても動いてもらい手伝ってもらいます。もちろん畑はあくまでもきっかけですので、畑仕事以外にも室内作業もありますし、こんな事がしてみたいという要望があれば知りたいと思っています。


2025年4月14日タマネギ

農業を通じて自分たちで育てた野菜で調理・加工なども行えるようになり、ナーシングホームに手作りの食事の提供であったり、利用者さん含めて食事に困らないように昼・夜の2食を提供できたら良いなと思っています。農地面積を増やせたらさらに地域で子ども食堂なども行い、何かのお役に立つ試みが出来ればと考えています。

農業を行う方の高齢化と担い手がいないことによる休耕地・耕作放棄地を活かしたいと思いますので、是非とも貸して頂きたいと思っています。

今年から新たに田んぼも借りれましたので米とまこもだけを育ててみようと思っています。もちろん農薬・化学肥料・除草剤不使用で育ててみます。一人では難しくても手伝ってくれる方がいれば、可能性は広がりますし、利用したい方が増えていけば私達はさらに自信となり前に進んでいけます。ぜひとも一緒にできたらと思っています。

中古・リサイクル・解体・廃棄

家を購入する際にプレハブ冷蔵庫があったのでいつか使えたらと思い置いていましたが、売却する事になり処分しなければならなくなりました。買取をしてもらうにも古いし、プレハブ冷蔵庫の買取はできないとの事。

そこで解体廃棄処分をする事にしました。解体はチェンソー、バール、グラインダーを使って一人で解体をしてもらいました。

プレハブ冷蔵庫の解体後の産業廃棄物・廃棄処理をしてくれる業者を探すのが大変でした。プレハブ冷蔵庫はウレタンが入っているので買取できない、廃棄が出来ないと言われる事もありました。

プレハブ冷蔵庫でモーター、室外機が付いている事が条件で介護ベッドも一緒に廃棄できる先が見つかったのですが、そこは木材の部分のみは廃棄が出来ないのです。

他にも使わなくった自転車があったので買取をしてもらおうと持って行くと、防犯シールがあれば、その控えを登録した自転車屋さんに持っていき、防犯登録の削除をしてからでないと買取はしてもらえないのです。だが回収業者は、防犯シールは関係なく無料で引き取ってくれるとの事です。

車に関しましては、ガソリンスタンドで機械で検査をしてもらっても不具合の原因がわからなかったのですが、紹介してもらった修理工場では点灯したランプなどを見せたり、機械でチェックをしてもらい、すぐに原因を特定して頂き、部品交換をしてすぐになおして頂けました。

そこで中古車の販売をしている業者に走行距離はあまり走っていなくて、10年前の車はメンテナスにお金がかかるのかを聞いてみると、それはお買い得車なので買った方が良いというアドバイスです。しかもそこでだったらなんでも修理もしてもらえるようなので、今後の中古車の購入にはとても安心できるところが見つかったのです。

中古車を今回買ったのですが、ネット上で表示価格で車検・諸費用も含めた金額だと説明もあったのですが、別途、登録費用みたいなのがかかると初めて言ってきた販売店もあったので、すべて思い込みでなく確認をしないといけないケースもある事もわかりました。

良い店も普通でない店も探せばあるので、きっかけを通じて勉強になりました。