就労継続支援B型事業所に見学に

吹田市にある就労継続支援B型事業所、生活介護、自立訓練事業所を行っているフレイさんに見学に行ってきました。

今まで見学に行った中では、とても事務所スペースが広いと思った事業所で生活介護、就労継続支援B型事業所の利用者が一緒になって、作業を行ったりしているのです。生活支援員20名ほどで利用者が40名。利用者の方の年齢が8割ぐらいが10代?30代と若いのです。そしてほぼ毎日これる方が集まっているとの事です。口コミで来られるため、色んな所から通われているのです。

作業をやる時は1時間しっかり行い、5分休憩と車の部品の納品の為にその日の目標に向かって、手はしっかり動かしながらもくもくと行っていました。

違う班は、午前中が晴れている事もあり、ポスティングを行い、昼過ぎまで配布を行っていたのです。昼食の様子も見させてもらったのですが、好きな席で椅子に座ってもくもくと食べていました。

仕事をしっかり行ってもらうにはしっかりとした目標があり、今のうちに一生懸命に働いてもらい、生きる力をみにつけて一人になっても生きていけるようになってほしいという願いからなのです。

作業所だけのサポートだけでなく、生活面やリクレーション、毎月1回はイベントがあったり、グループホームに一緒に見学に行ったり、引っ越しのお手伝い、もう色んな事をバックアップしていて、人生を考えた長期的な支援を行っているのです。

除草作業は吹田市から委託を受けて行ったり、急な仕事にも対応したり、ネット通販の出荷作業から農業も行っているのです。工賃の向上に向けて、しっかりと教えて行っているのです。最初から上手くいっていたのでなく、色んな経験を経て今の姿がある事を教えて頂けました。カタログもそのような経験から中身は変えていっているのです。

利用者の得意・不得意をお互いに理解しあい、色んな作業を通じてわかりあっているような話が聞けて、チームワークなどもできる環境づくりを行っていると思いました。

勉強になった事ばかりで、利用者の人生の事を考えたすばらしい事業所だと思いました。

よびかけ

レンガ職人の話をある講演会で久しぶりに聞きました。3人の職人のうち一人目は、生活するためにレンガを積み、2人目は、レンガの積み方にこだわり、3人目はみんなが通える大聖堂を作るために積んでいるという話でした。

数年後には一人目は、レンガ職人でなく違う職業を行っていた。二人目は、レンガ職人のスペシャリストになっていた。3人目は現場監督になっていた。という話です。

仕事に対する向き合い方、考え方が違うと何年後かにはその思いの積み重ねでまったく違ってくるという話です。

期待に応えるというのは、その人の願いに寄り添うという事なので、業務を行うだけで寄り添えるのか?それともその方の思いも汲み取り、その思いを理解したうえで行うのか?
想いを理解して、そこに言葉や表情・感情もすべてで表現しようと、できる事に全力を注いで行うのか?

出来事によってよびかけがあり、話し合うきっかけがありました。話し合う事も勇気がいる事であったり、躊躇して進まない事もあると思います。話し合ってみると、お互いの考えが理解できて、とってもすっきりしたのです。

ナーシングホームでは理学療法士、言語聴覚士のリハビリは行っていますが、それ以外にも伊藤超短波のPOSTIM(ポスティム)という舌骨上筋群を電気刺激により機能の改善や飲み込むリハビリに良い機械も看護師に2日間講習を受けてもらい、ご利用者の方に行ってもらい、リハビリを行う事もあります。

他にも機能訓練指導員という枠組みで募集を行い、柔道整復師の友達にこの話をすると仕事をしてみたいとなり、働いてもらうととっても楽しいとの事。そんな感想をもらう事はなかなかありません。ご利用者さんへの機能向上や話しかけ、マッサージなども含めて生活の質の向上ができるかの試みも行い始めました。そこであんま・鍼灸師の方の応募もあり、考えに賛同を頂き、役に立ちたいという方もみつかりました。

嚥下機能の訓練、機能訓練指導員での介入は、施設でのサービスで行っています。何が言いたいかというと、願いをかなえるために色々な試みを行い、実践しながらみんなで作り上げている途中なのです。

POSTIM(ポスティム)導入も機能訓練指導員・あんま・鍼灸師の方との出会いも、すべて出来事によるよびかけがきっかけで、そこでしっかり考えて、改善していくために動いた結果だったと思います。

私達はまだ入居したいという要望には今のメンバーの人数と入居者の安全面を考えると応えきれていない事もあります。看護師・理学療法士・言語聴覚士の方が増えると、もっとはやく入居したいという要望に応える事ができると思っています。

一緒に働いてくれる方を募集しています!

ナーシングホームではこのような考えで取り組もうとしています。

経営観
心の進化、運命共同体メンバーの成長による利益と社会貢献の同時達成
社員とはご縁とともに働くことには深い意味がる。
課題をともに乗り越え、成長をサポートできる取り組みを行う
信頼・絆・仕事の意味・人間力向上を強化し、強靭な共同体を目指す。

施設観
施設は利用者・利用者ご家族の願いを受けとめ、スタッフがそこによりそいながら関わり合う場所。必然があり出会った人なので人間力の向上と成長をはたすためのきっかけととらえる。

看護介護観
看護介護は身体や生活の支援にとどまらず、利用者やその家族が絆を結びなおし互いにかけがえのない存在として関わりあえるように支援すること

従事者観
従事者は困りごとの背景についても深く聞き、ともに願いを発見しながら利用者の問題解決に尽くそうと取り組める人、働くメンバーは切磋琢磨できるようにお互いの事を知り、こだわり執着を反省・手放し・解決しながら、改善しようと取り組める人

人生訓

堺市にあるナーシングホームの見学会に行ってきました。施設の間取りは事業者の意向によりとても変わってくると思いました。

社員用バスルーム、階段・エレベーターにカード式キー、収納庫に汚物処理設置、スタッフルームにキッチン完備、ご利用者さんのトイレは3枚扉など色んな工夫が見れて勉強になりました。

その後、近くに買い取った事故物件があったので、初めて行って中を見ました。ゴミが散乱していて、猫の臭い。その中に元首相の宮澤喜一さんの色紙、塩川正十郎さんの色紙などが飾ってあったり、とっても良い事が書いてある人生訓を見つけました。

1.明るい社会はお互いの思いやりから
2.円満な家庭は立派な人格者を造る。
3.勤勉と熱意があれば不可能はない
4.反省はその都度伸びる機会を造る
5.無限の信用は無限の資本である
6.踏まれて生きる雑草の心は尊し
7.小さな感謝が大きな幸福を招く
8.すべて偉大な人は謙虚である
9.人を責める前に先ず己を責めよ
10.絶望とはおろか者の結論である
11.怒りの鎮まる時に後悔がやって来る
12.許す心は最大の報復である

偶然に話しかけた方が隣人の方でお話を聞く事も出来ましたし、購入できた事も踏まえてすべてが意味がある事であると思いました。

利益よりもリスクを優先

土地を探している時にある建設会社の看板が出ていたのでどういう目的で土地が欲しいのかを伝えたり、どんな事業をしているのかを話しているうちにグループホームの話になりました。私も以前にグループホーム開設の為に3か所で6回以上説明会を行った事などを話すと、グループホームの開設を頼まれたりする事があるとお聞きしました。

不動産屋でグループホームの運営を行っているとこや頼まれたりするような話をあまり聞かないので、色々と聞いてみるとその会社の会長さんだったのです。

そこで挨拶にどうしても行きたいと思ったので、お話を聞く機会を後日に頂きました。

創業40年になる会社で買取、開発、営業、設計、建築、リフォーム、管理などをすべて行っているのです。家を買って頂いたお客さんからの相続などの相談などもあるらしく、今までのお付き合いのあるお客さんからの相続でもめているから買ってほしい、賃貸で貸していてややこしくなったので買ってほしいというお客さんの困りごとの相談で購入する事もあり、その積み重ねで駅の近くに集中して土地が増えていったというケースもあるそうなのです。

それと、開発申請など数年かかるようなややこしい案件も購入したりするそうなのです。数年かかるという事はお金が動かないので資金繰りは大変だと思うのですが、町を作るというイメージができれば購入されるのです。7000坪の土地の戸建て計画なども行っているのです。

だがいくら安くても絶対に買わないと決めているのもあるのです。買わない土地として谷・池などを買わないそうなのです。

池はヘドロがたまっていてそのまま埋めるとガスが出てくるそうです。すべてのけるか?改良するかだそうですが、お客さんのリスクを考えたうえで、少しでも土地についてリスクがあるものは買わないとしているそうなのです。

開発で山を切り開き、人工的な土地を作るので転圧(てんあつ)をかけながら整地していく。見えない所で買わない条件と、しっかりと安全を確保するために見えない所できっちり行うその考えを聞けてとても安心しました。

グループホームについては、軽度のグループホームがたらないので、行ってほしいと頼まれているそうなのです。他にもナーシングホームのような施設も時代の変化に対応していくうえで必要な施設と思われていて、以前にお医者さんなどに提案をしていたそうなのです。

会長の考えで時代の変化に対応しないと生き残っていけない。そして長くやるのであれば利益よりもリスクを優先するべき。という事を教えて頂きました。だから開発から設計、建築などすべてを行えるように勉強及び事業を行ったり、お客さんの要望にまずは応えてから、あとはどう組み立てていくのかを考えながら進めることもあるのだと思いました。

会長は70歳代でとても元気で、とても話しやすくいつのまにか時間がたち、1時間半ほど貴重なお話を聞く事が出来ました。


玉ねぎが順調に育っています

30分で調べて決まった事

入札の締め切りが残り30分です。その間、物件資料を見ると事故物件で汲み取り式トイレ。そして建て替える際にはセットバックが必要。数年前から残置物があり、中身がどんな状況か、臭いや事故のあともわからない状況。

物件を見に行った方に状況を電話で聞き、いつになったら下水道の整備がされるのかも確認したら、わからないとの事でした。そこで市に電話して聞くと、このあたりは私道が多く、3年前から計画はあったが反対する方もいるので進んでいないとの事。

汲み取り式を簡易水洗トイレにすればどれぐらいのコストがかかるのかもわからなかったので、業者に電話。さらに浄化槽を置いたらどれぐらいの費用がかかるのか?スペースがあるのかも調べて、だいたいどれぐらい費用がかかるのか?浄化槽を設置した方が良いのか?簡易水洗トイレにした方が良いのか?などもある程度わかってきました。

今までも事故物件は購入した事があり、リフォームし賃貸の際に事故物件と告知をしても入居が決まり、今でも住んでもらえています。そんな経験もあるので、しっかりリフォームして賃貸費用を安くすれば問題ないと思っていました。

ゴミ屋敷なのでそのごみを捨てるにはどうしたら良いのか?市に聞いたり、業者に聞いたり、持ち主に委任状などを書いてもらったら、ゴミを持って行けるなども調べて、気になる事はだいたい調べる事が出来ました。

そこで残り30秒で入札してその金額で購入できたのです。

ゴミ屋敷、汲み取り式トイレ、事故物件と訳あり物件ですが、またなんとか再生させて賃貸できるような状態に持って行けたらと思っています。