40年の歴史があるメーカーさんから、倒産の連絡がありました。まさかと思う会社でした。これまで商品の値上げを行わず、相当な企業努力を続けてこられた会社だと思っていただけに、本当に驚きました。預けていたお金もあり、力が抜けるような出来事でした。
企業努力を重ねても、急激に変化する時代では、生き残るために変わり続けることが大切だと改めて思いました。
物価の上昇、原材料不足、石油関連製品の供給不安、そして予想もしない出来事。次々に問題は出てきます。
しかし、そのたびに逃げずに向き合い、一つひとつ解決していくことで、柔軟性や忍耐力、そして精神力が鍛えられ、少しずつ強くなれるのではないかと思っています。結局、問題から逃げても、形を変えてまた同じような課題が現れます。
人に任せてもうまくいかないのであれば、任せ方や仕組みに改善点があるのかもしれません。だからこそ、事実を冷静に受け止め、どう手を打つかを考え続け、実践することが大切だと思っています。
以前は「一寸先は」と聞かれれば、「闇」という言葉しか思い浮かびませんでしたが、今は、「光」と考えるようにしています。
10年後になりたい自分から今を振り返ったとき、この試練も必ず役に立っていると思えるはずだからです。そう考えることで、前を向き続けることができます。
何度も話し合い、試行錯誤を繰り返しながら、一つずつ積み重ねていくしかありません。
以前、お米50kgを作るには約50時間かかると話ましたが、今回、助成金の申請が認められ、新たにハーベスター(脱穀機)を導入できることになりました。これにより、これまで足踏み脱穀機や唐箕(とうみ)で行っていた作業が不要となり、50kgのお米を作るための作業時間は、約50時間から25時間程度まで短縮できる見込みです。作業効率は格段に向上すると期待しています。
今年の米作りには、新しい機械が加わる予定です。未来は誰にも分かりません。
なので「一寸先は光」と信じて、一歩ずつ前へ進んでいきたいと思っています。











