25年前からのお客さん

15年ぶりにタヒボ茶をご愛飲いただいていたお客さんからお電話をいただきました。
購入履歴をさかのぼってみると、なんと25年前からタヒボ茶をご購入いただいていました。

当時のきっかけは、息子さんのアトピーについてのご相談でした
さまざまなことを試してもなかなか改善せず、悩まれていました。

その後、タヒボ茶を続けていただき、息子さんのお肌はすっかりきれいになり、お悩みも解消されたとのことでした。
それ以来、ご家族でも一緒に飲んでくださり、約15年前までご愛飲いただいていました。

今回お電話をくださったのは、「最近少し体調が気になってきて、タヒボ茶のことを思い出したので、もう一度飲んでみたいと思った。」というお話でした。年齢をお聞きすると80歳代になられ、耳も少し遠くなったとおっしゃっていました。

それでも、お電話越しの声を聞くと、当時と違って少しかすれている感じはしましたが、とても懐かしい気持ちになりました。

この25年の間に、私たちもタヒボ茶だけでなく、農薬・化学肥料・除草剤を一切使わない農法で玉ねぎを作り、その玉ねぎや菊芋から酢になるまで発酵していただき、玉ねぎドレッシングの中にその酢や玉ねぎをふんだんに使用している玉ねぎドレッシングなどを開発したり、新しい事業にも取り組むようになりました。

玉ねぎは健康維持にはとっても役立つ食材でもありますし、さらに元気になって頂きたい気持ちと感謝の気持ちを込めて、玉ねぎと玉ねぎドレッシングをプレゼントさせていただきました。

15年という長い年月が経っても思い出していただき、再びご連絡をいただけることは、本当にありがたく、うれしいものです。

理念に共感し学んだこと

株主への手紙の中で、トヨタグループの理念にとても共感する言葉がありました。
「次の道を発明しよう」その中では、

・誰かを思い、力を尽くそう。
・仲間を信じ、支えあおう。
・技を磨き、より良くしよう。
・誠実を貫き、正しくつくろう。
・対話を重ね、みんなで動こう。

という考え方が示されていました。

特に印象に残ったのは、「誰かを思い、力を尽くそう。」という言葉です。

近年は、ハラスメントやコンプライアンス、合理性などの言葉を耳にする機会が増えました。もちろん、それらは組織を運営するうえで大切な考え方でもあります。

しかし、この理念を読んで感じたのは、その前提として「相手を思いやること」「誠実であること」「対話を重ねること」があるということです。

対話は決して一度で終わるものではありません。時には意見がぶつかることもあり、何度も話し合いを重ね、泥臭く、時間がかかることもあります。

お互いの考えや意図を理解し、「自分に何ができるか、どうしたら良くなるのか」を一緒に考える文化があれば、誤解や偏見、陰口やハラスメントが生まれにくい組織になるのではないかと感じました。

業種は違っても、この理念は私たち介護・看護の現場にも通じるものがあります。
利用者様を思い、仲間との対話を重ね、誠実に向き合い、より良い道を発明していくことが全員でできれば、きっとより良い施設になると思いました。

そんな組織づくりを、私自身も目指していきたいと思います。

トヨタグループの理念に触れ、改めて多くの学びをいただきました。いつまでも応援したい会社です。

一寸先は

40年の歴史があるメーカーさんから、倒産の連絡がありました。まさかと思う会社でした。これまで商品の値上げを行わず、相当な企業努力を続けてこられた会社だと思っていただけに、本当に驚きました。預けていたお金もあり、力が抜けるような出来事でした。

企業努力を重ねても、急激に変化する時代では、生き残るために変わり続けることが大切だと改めて思いました。

物価の上昇、原材料不足、石油関連製品の供給不安、そして予想もしない出来事。次々に問題は出てきます。

しかし、そのたびに逃げずに向き合い、一つひとつ解決していくことで、柔軟性や忍耐力、そして精神力が鍛えられ、少しずつ強くなれるのではないかと思っています。結局、問題から逃げても、形を変えてまた同じような課題が現れます。

人に任せてもうまくいかないのであれば、任せ方や仕組みに改善点があるのかもしれません。だからこそ、事実を冷静に受け止め、どう手を打つかを考え続け、実践することが大切だと思っています。

以前は「一寸先は」と聞かれれば、「闇」という言葉しか思い浮かびませんでしたが、今は、「光」と考えるようにしています。
10年後になりたい自分から今を振り返ったとき、この試練も必ず役に立っていると思えるはずだからです。そう考えることで、前を向き続けることができます。
何度も話し合い、試行錯誤を繰り返しながら、一つずつ積み重ねていくしかありません。

以前、お米50kgを作るには約50時間かかると話ましたが、今回、助成金の申請が認められ、新たにハーベスター(脱穀機)を導入できることになりました。これにより、これまで足踏み脱穀機や唐箕(とうみ)で行っていた作業が不要となり、50kgのお米を作るための作業時間は、約50時間から25時間程度まで短縮できる見込みです。作業効率は格段に向上すると期待しています。

今年の米作りには、新しい機械が加わる予定です。未来は誰にも分かりません。
なので「一寸先は光」と信じて、一歩ずつ前へ進んでいきたいと思っています。

天日干し米「いのち結び」から考える事実と解釈

去年、初めて農薬・化学肥料・除草剤不使用の米作りを行いました。そして今年の5月頃、ようやく唐箕(とうみ)を使って選別し、精米したお米をナーシングホームきらら看護の家へ持っていきました。

その時に、米が黄色く見える。栄養価が高いから黄色くみえるのか お米が古いのか
昔の記憶を思い出すなど色んな話になりました。

事実としては、米が黄色く見えるということです。

次に解釈(推測)です。栄養価が高いから黄色くみえるのか、お米が古いのか
これは事実ではなく推測です。

そして感想です。昔を思い出した。これはその方が感じたことです。

事実、解釈、感想。どれも大切ですが、同じものではありません。もし解釈だけが広まり、そこに感想が加わり、さらに噂として伝わっていけば、事実ではないことが事実のように広まることもあります。

私はお米の力を最大限に引き出したいと思い、天日干しを行い、水分を自然乾燥によって下げ、足踏み脱穀機を使い、唐箕を使って選別をしています。本当に体によく、栄養価の高いお米を食べてもらいたいという思いで作っています。

さらに精米をすると、黄色っぽく見えていた粒は削られ、白くなっていきます。しかし、二度精米をしても黒っぽいものやゴミが残っていたため、スタッフが手作業で選別を行ってくれました。とても時間のかかる作業でした。

そして完成したお米を食べていただくと、白くておいしい!と言っていただくことができました。

私自身もうれしかったです。ただ正直に言うと、精米後50キロのお米を収穫するために約50時間の農作業を行っています。
農薬・化学肥料・除草剤を使わず、単管を組んで天日干しを行い、一つひとつ手間をかけて育てています。だからこそ、見た目だけで判断されてしまうこと、2度精米しないといけないことに葛藤しました。

もちろん、食べていただいた方がおいしいと言ってくださることは本当にうれしいことです。だが、私がこだわって作ってきた意味や想いが、見た目だけではなかなか伝わらないことも感じました。

ここでも同じことが言えます。

例えば、二度精米しても選別に時間がかかる。という事実があります。
しかし、その事実の一部分だけが切り取られれば、また違った解釈や感想が生まれます。

私は去年できたお米は、もう持っていかないと決めました。農薬・化学肥料・除草剤を使わないのも、食にこだわり、体質を改善し、病気を克服したいという方の力になりたいという思いがあるからです。だからこそ、米作りへの想いや、なぜ天日干しをするのか、なぜ色や見た目が一般的なお米と違う場合があるのかも含めて理解し、納得してくださる方に食べていただきたいと思いました。

しかし、どんなに思いを込めていても、その思いが伝わらず、事実の一部分だけが切り取られ、解釈や感想だけが広がってしまうことがあります。

事実を確認できるのは本人だけの場合があります。
だからこそ、それは事実なのか。それとも解釈なのか。それとも感想なのか。
を考えることが大切だと思っています。お米も人も、見た目や一部分だけでは本当の姿は分かりません。

今回のお米の出来事を通じて、改めてそんな事を考えました。

16年目の玉ねぎ採り

毎年、幼稚園の子どもたちが玉ねぎとりに来てくれます。今年も500人ほどになると思います。

早生(わせ)の玉ねぎは全体的に小さいものが多かったのですが、ドレッシングの材料にもなっている玉ねぎは晩生(おくて)で大きく、生で食べても辛みがほぼなく、子どもでも生で食べやすい玉ねぎです。「水にさらさなくても生で食べられる」「家で子どもがおいしいと言って食べていました」など、今年もうれしい感想をいただいています。

畑には麦かすや米ぬか、使用済み酵素、タヒボ茶の茶殻などを入れたりして、いろいろな実験を行っています。もちろん、除草剤・農薬・化学肥料は使わずに育てています。

今年は、畑のお手伝いをしてくれている方に、幼稚園の玉ねぎとりの案内などをお任せしています。

この玉ねぎとりで喜んでもらえることが本当にありがたく、ご縁が続いていることにも感謝しています。

6月から玉ねぎとりは始まりましたが、雨でできなかった日もありました。予定どおりにいけば来週で終わる予定です。

今年はたくさん作ったので、一人でも多くの方に食べていただけたらうれしく思います。