グループホーム予定地売却しました

2019年8月頃に精神・知的の方が共同生活をするグループホームをしようと思い、戸建て2件が隣り合わせにある物件を購入しましたが、今週に2件とも売却しました。

本当にこの物件を買ってから1年半ほどグループホームの説明会を6回行ったり、グループホームに入所される方が通われている就労継続支援B型事業所・生活介護事業所を数カ所に見学に行ったり、グループホームも何件も見学に行き色んな学びがありました。

住民からの反対意見や介護関連の職業に就かれている方からの厳しい意見もあり、そのおかげで宅地建物取引士、介護職に就くための初任者研修・実務書研修、福祉用具相談専門員、福祉住環境コーディネーター2級の勉強をして資格取得をしました。

正直、やりたいという気持ちだけで動いていたので、後からたくさん勉強をしてようやく理解をして話せるようになったという感じです。今は、グループホームでなく就労継続支援B型事業所の開設を行うために動いています。

農業を仕事で選ばれない、耕作放棄地は増え、周りに農業で食べている若い方がいないのです。そして、2008年から農業を行っていて家に閉じこもっていたりした方が、畑仕事をするとだんだんと元気になったり、意欲的になったりする事を見てきたり、母親と畑にきて子供の精神状態が良いという事で手伝いに来てくれた方もいました。

農福連携をしている事業所及び本格的に就労継続支援B型事業所で畑を行っている所も見に行き、農業であれば出来るのではと思いだしたのです。10年以上続けてようやく土が良くなった箕面市の農地も9月末に700坪返さないといけませんが、新たな場所で700坪の目途がある程度決まっていて、それを含めると1400坪の農地をまた確保できそうなのです。


箕面市で育てている玉ねぎは育ちが違う

やりたい事は色々と変わっていますが、今、わたしは何ができ、どうする事が良くなる事であとから来るものに役に立てるのかなどの考えと今後予測できる危機と生き残りを考えた結果で決めています。

障害に関わる事業所を行おうとする所ではいつも賛否両論があり、色んな意見をもらいます。いつも言われる事が住宅環境が変わる・この場所をどうして選んだのか・どんな方が来るのかわからないなどです。法律上に問題がなくても、そこに住まれている方の考えもありますので、真摯に受け止めないといけないとも思いますし、法律上問題がないのに、どうしたらこのような問題がなくなるのかもいつも思います。

私の住んでいる近隣で箕面市が大規模な生活介護事業所を作ろうとしていますが、数年延期になっています。1回目の説明会に行きましたが、どこでも意見は似ています。反対により必要な施設が増えないのはどうかと思っています。市としては解消してからという話だが、民間ではそんな待つゆとり・人員・体力もありません。

その間に外に出るきっかけ、家族の想い、お金をもらえるやりがいなどの機会がないのはどうなるのだろう?反対する方で障がい者の方は今までになくよく応援して頂ける。

生活に関わる多様な働き方、格差をなくす性別の問題はすごいテレビで報道されるのに障がい者の生活・社会との関り・どんな特性があるのか?などはいつも同じような質問をもらうので知っている方が少ないのです。

差別があるとかでなく、ノーマライゼーション(障害者や高齢者などがほかの人と平等に生きるために、社会基盤や福祉の充実などを整備していく考え方)などありますが、法律上整備されていても色んな理由により活動する機会が限られていく現実があります。

とにかく思うがままに進んでみようと思っています。

ムクナ豆の納豆・味噌

隣の農家さんがムクナ豆の納豆とか面白いんちゃうという事で、藁(わら)をもらい、ムクナ豆の納豆づくりを妻にお願いしました。まずは豆を水に浸して、そこからわらを熱湯で消毒して、わらで包み発泡スチロール中に入れたり、タッパに入れたりして遠赤外線暖房機サンラメラの前に置きました。


ムクナ豆フロリダベルベットビーンを水に浸す

ある程度、温かい温度で保たないといけないみたいです。3日ほどたつとこんな黒っぽくなりました。少し食べてみると、少し粘っこかったのですが、あまりおいしくありません。このムクナ豆納豆の2日目も試食してみたのですが、下痢をして、3日目も食べてからお腹の調子が悪く、下痢でした。もしかしたらすごい良いのかも知れませんし、納豆に関しましては、納豆屋さんに聞いてみようと思っています。

ムクナ豆をさやから豆を取り出すのに、生活介護事業所のもみじの家にお願いしました。ムクナ豆は乾燥すると、とてもさやが硬くなり、豆を取り出すのに少しコツがいりますが、とってもきれいに豆を取り出して頂き、25キロほどのムクナ豆のフロリダベルベットビーンが届きました。


ムクナ豆フロリダベルベットビーンを取り出した後のさや


ムクナ豆フロリダベルベット

この豆を味噌にするために味噌屋さんを探し電話をしてもらい、商品化してくれる会社を探してもらいました。大豆でないので断られる事があります。ムクナ豆の味噌については「ムクナ豆味噌の調製および調製過程における抗酸化活性の変化」と論文が出ています。そこで論文を読んみると、下記の内容が書かれていました。(論文を引用しています)

Fig. 5 に示すように,発酵開始時,ムクナ豆甘口味噌の総ポリフェノール量は大豆甘口味噌より約 3.7 倍多かった(p<0.05)。熟成に伴い,ポリフェノール量は有意に増加
し,発酵終了時には発酵開始時に比べてムクナ豆甘口味噌は約 1.7 倍に,大豆甘口味噌は 3.7 倍にも増加した(p<0.05)。しかし,ムクナ豆味噌のポリフェノール量は,発酵終了時においても大豆味噌より約 1.7 倍多かった(p<0.05)。

ムクナ豆味噌の L-DOPA 量は仕込み直後には味噌湿重量 100 g 中 0.14?0.26 g 残存していたが,発酵開始後は直線的に低下し,味噌完成時には検出されなくなった。官能評価の結果,ムクナ豆味噌の総合評価は大豆味噌に比べて高い傾向を示し,中でも米麹を用いた甘口味噌の評価が高い傾向がみられた。ムクナ豆米麹甘口味噌の抗酸化能は大豆米麹甘口味噌よりも有意に高く,DPPH 法では 1.7 倍,ORAC 法では 4.5 倍高値を示した。これらのことより,ムクナ豆を主原料とした味噌は発酵過程で L-DOPA が消失し,嗜好性が良好で,抗酸化能にも優れることが示された。

論文飲用ここまで・・・・

論文に書かれている内容では、抗酸化作用及ポリフェノール量が大豆の味噌より優れているみたいです。なのでどんな味噌になるのか楽しみです。商品化できるようにまずは試作を作ってもらう予定です。

肩の痛みに対して試してみた

畑仕事をしていて急に力仕事をしてなのか去年の6月ぐらいに上腕二頭筋が痛くなり、痛みが消えたと思ったら10月頃に肩をまわすと痛みが出るようになってきました。

そこで初めてピラティスのフェスタに参加して、全身の筋肉を使うようなエクササイズをしたり、体幹や左右のバランスのチェック?お互いをみてどのような癖があるのか?などをお互いに見てからエクササイズをしたらどのように変わるのかも行ってみました。

ピラティスは、インナーマッスルなどの筋力を高めながらストレッチ効果もあるのですが、1日終えてみて肩の痛みは変わらず痛いままでした。そこで2人のトレーナーから個人セッションを5日おきぐらいに受けてみました。

リフォーマー・キャデラックを使ったりして60分ほど行います。腹筋を鍛えると良いや姿勢を良くする、首を伸ばすなどトレーナーごとにアプローチは違いますが、とっても面白くてやった後は少し可動域が広がった感じです。

だがまだ肩の痛みは治りません。

2014年6月に行われた第5回統合医療研修会で坂戸先生の「緩消法」(がんしょうほう)を知りました。神経の無い場所(骨・椎間板・軟骨・毛髪・爪など)では、痛みを感じることが出来ません。

標準生理学という医学部で学ぶテキストの中には、痛みは筋肉の緊張による血行不良であり、筋の収縮によって痛みが起こる。筋の血流を止めると痛みが起こる。筋収縮時の代謝産物として発生する乳酸やカリウムイオン、セロトニン、ブラジキニン、ヒスタミンなどが過剰に蓄積して痛みを起こすとされているのです。

勉強したいと思いながら機会がなく、2020年10月から教材を買って、筋肉を緩める事により腰痛がなくなるという方法を実践してみたのですが、なかなか上手くできませんでした。そこで近くに認定講師がいるという事で会って教えてもらうと、力が強すぎたのです。わずかな力加減で効果が違うそうなのです。

そこで学習会に行き、色んな講師の方がいたので実際にどのような方法が良いのかを聞くと、腰回りを柔らかくする、二頭筋にあるコリから痛みがきているという事で少しさわってもらっただけで一番痛みがなくなり良くなった感じがしました。しかも施術はほぼ力を使わず、逆に力を抜いて行ってもらうのでとっても気持ちが良いのです。

習得できるようにまた来月も行ってみたいと思っています。

寒い時期の畑仕事

玉ねぎの苗をまき終わるとそのまわりに米ぬかをまいたりします。茨木市の畑では猪が出るようになり、畑の土を掘り返してあらしまくっているのです。土を掘り返しても全く野菜は食べません。周りの農家さんが言うには土を掘り返してミミズを食べているそうなのです。イノシシは、米ぬかなども好きで玉ねぎの畝に米ぬかをたっぷりまき玉ねぎを定植していました。

すると、猪に何カ所か掘り返されていました。だが米ぬかを目当てに掘り返したような感じではなく、土の中のミミズ?が目あてなのか、ほんと不思議な猪でもあります。だが米ぬかを入れてマルチをした畝の場所だけが狙われたので念のためにアニマルネットをしました。

箕面市の畑では、猪の被害もありませんが米ぬかをまくと鳥がよってきてたのですが、寒くてよってきてなかったので、米ぬかをまくのを子供達に手伝ってもらいました。二人で2時間ほど玉ねぎの周りに米ぬかをまいてもらい7畝で4400個ほどお手伝いをしてもらいました。

他にも収穫が終わった畝のマルチの片付け、体験農園後の畝の所で採り残しのジャガイモを種芋にするためにかき集めたり、ゴミを集またり、土壌改良のために1メートルぐらい畑を掘り、水が抜けているかの観察や穴が増えてきたら、菌床・もみ殻・落ち葉・剪定枝などを入れる準備など、作物を作るための準備は手間をかけた分だけ体に良くなり美味しくなるのです。

ここが人には見えにくい努力であり、いかに続けるかだと思っています。

玉ねぎの種まきはすべてが発芽するわけでないので、玉ねぎの苗が足らないより十分に余るぐらいを心がけて種をまくのでかなり畑で苗が残っているのです。それを分けてほしいとご近所の農家さんが言ってきたのでおすそ分けすると、立派な白菜・水菜を頂きました。思いがけないプレゼントでありがたいものです。

周りの農家さんとも話したりする事もありますし、あっという間に畑での1日は終わります。今年は、周りの耕作放棄地を徐々にですが借りていき、農地も広げていき、加工品も増やしていけたらと思っています。