イノシシのあと

イノシシは柵の下から入ってきたり、突進して柵を倒したり、支柱にしていた木が折れていたりとありましたが、ようやく畑への侵入を防げている状況です。


フェンスの右側はイノシシの掘り返したあと


フェンスの左側は通路で掘りおこしたあと

その入れない猪のいらだちなのか、畑の横の道の両サイドを掘り起こしたり、隣の畑のフェンスの横を荒らしまくったりしています。そのおかげもあり、農道の草刈りはイノシシが掘り起こしているので少しは楽になっているのです。

畑でのじゃがいも、ニンニクなどの植え付けは、就労継続支援B型事業所アンドナチュラルとして、施設外就労先としてもご利用を頂いているので、作業としてお手伝いをしてもらっています。


じゃがいも順調に育っています

ジャガイモは大きくなってきましたし、にんにくも芽が出てきて順調に育っています。野菜は種を植えると、全部とは言いませんが、芽が出ます。芽がでると安心し嬉しいのです。育っていけばどこまで育つのだろうと気になり、収穫出来たり、その野菜で喜んでもらえるとやりがいになってくるのです。この体験を是非とも味わってもらたいと思っています。

なので畑を利用したい人、生活支援員として一緒に手伝ってくれる方、新たなことに挑戦したい方など色々な方の望みをお聞きし、何かの希望のきっかけになればと考えています。

奈良県の森林冒険施設

奈良県のやまぞえにある冒険の森(ボウケンノモリ)に行ってきました。豊能郡能勢町にもあり、山林にあるアスレチックは2回目です。ハーネスを装着しての講習を受けてからチャレンジです。山林での樹から樹に移動するアスレチックはとても楽しいものでした。

森にある木を活かして、コースを作っているので山林の有効活用だと思いました。私も豊能町の山を前回に調査をして、売り主の方から金額の提示があったので再調査に行こうと思っていました。こんな事も出来たら良いなと色んな事を創造しながらアスレチックを楽しんでいました。

最後には140メートルのジップライン。あっという間に終わりましたが1時間半ほどコースを楽しむことが出来ました。

その後は、奈良公園が近かったので寄り、公園の近くにある中谷堂の1個180円のよもぎ餅に大行列でした。よもぎも生命力が強いので畑で育ててみようと思っていたので試食してみました。つぶあんでとても甘く、私には少し甘すぎました。

中をみると餅つき機(もちつき)で餅を作り、取り出して職人さんが少しもちをこねていると、カメラを一斉に外国人の方が撮っていました。

公園に入ってみると落ち着く場所でコーヒーを飲みながら座って景色を楽しんでいました。こんな1日の過ごし方も良いなーと思いました。

犬の心臓病マーカー降下剤・予防薬治療薬特許

動物臨床医学会年次大会にて犬の心臓病マーカー降下剤・予防薬治療薬特許について、鯉江先生の話があるという事でどんな内容なのか聞いてきました。

特許を取得したポリフェノール複合体は、体内の抗酸化力の強化、血流改善機能、有効な抗炎症作用、血糖値の安定などもあるのです。

そこで今回の特許取得にあたり、日本全国の15病院にて、僧帽弁閉鎖不全症の犬27頭に治験を実施。投与中の心臓病薬を継続しながらポリフェノール複合体を30日間併用し、試験開始時と30日後の血液検査を実施。また、呼吸の苦しさなどの一般状態の観察も行い、その結果、心臓のバイオマーカーであるANPの有意な減少(改善)、呼吸の苦しさの有意な改善が認められているのです。

ANPは心房性ナトリウム利尿ペプチドの略でもあり、心房圧による心房筋の伸展によって
ANPの分泌は増加するため、ANPが高値の場合は、心房負荷や循環血漿量の増加を起こす病態が存在することを意味しているのです。

ポリフェノール複合体の臨床兆候の変化として、就寝時呼吸数が1分あたり22回から19回に減少。発咳の消失ならびに減少、失神の消失、活動性の向上などがあったのです。胸部X線画像比較でも投与前と25日後の投与後ではあきらかに違っているのです。

他にも佐々木先生によるエクソソーム(幹細胞培養上清液)治療による犬の椎間板ヘルニアに使用した2症例の話も聞いてきました。

投与前後の4歳(起立不可)・11歳(両後肢不全麻痺)の犬の動画を見せてもらいましたがあきらかに改善されているのです。皮下注射での簡易的な投与が可能で安価であると聞いたので、ここまで医学が進歩しているのかと驚きました。

私も実家で犬を飼っていた時にマルチーズは心臓病で呼吸が苦しそうな様子も見ていたので、このような可能性のあるポリフェノール複合体は多くの方に知ってもらいたい。そして医学は日々進歩しているので、未来には可能性がある事をこの勉強会を通じて株式会社スケアクロウさんに教えてもらいました。


玉ねぎの苗がしっかりと根をはやし大きくなってきました。

意見を聞いてみた

就労継続支援B型事業所の説明会のご要望を支援学校の方から始めて頂き、事業所で行いました。

どうしてB型事業所をしたいのか?どうしてそこにこだわるのか?その質問を何度か頂きました。

この質問に対しては過去に訪問看護ステーションで関わったご利用者さんと畑仕事をするようになって、畑仕事を通じて元気になり、積極的になったり、作物が出来る喜び、他の方を招き農業体験をしてもらえる喜びなどがとても良いと感じた話をさせてもらいました。

それと、就労継続支援B型事業所、生活介護事業所を数十カ所に見に行った時に、工賃、仕事、環境、対応などを見させてもらった中で、畑をするのであれば、自分の関わった体験も踏まえてB型事業所から始めたいと思ったこと。


9月26日 じゃがいも1650個ほど植え付け完了

そして通販事業、ナーシングホーム事業、不動産事業、畑事業を通じて、梱包作業、編集作業、小分け作業、ラベル張り、管理不動産の掃除、農産物の加工品及び冷凍食品の開発・提供などその方に合った仕事及び天候にあった仕事を利用者の方とでき、何かのお役に立てるのではと思ったからなのです。

そして私も来て頂いたご両親に質問をさせて頂きました。たとえば利用するにあたって、私達の従業員と仲が悪くなった場合は、どうしたら良いですか?変えたほうが良いのか?そのまま関わらさせてもらってよいのか?

すると、変えなくて良いか、何人かで関れて話せるような方がいれば良いとの事でした。誰もが合う合わないがあるので、その中で話せるような方がいれば良いという内容でした。

また違う機会に、就労継続支援B型事業所を運営している代表者に聞いてみました。例えば担当と利用者さんの中が悪ければ、担当を変える。利用開始時間が10時であってもその方が始めたいときに作業をはじめてもらう。家が一番遠くても一番最後に迎えに来て欲しいという要望であればそのように対応すると、代表者自身がパニック障害であり、ご利用さんの喜ぶことをする事・サービスを考える事に重点を置かれていて、その方のペースで作業をしてもらうと生産性もあがったと教えて頂けました。

対応についてはどこに目標や目的を置くかで対応が変わるなと思いました。寄り添いながら目的が違うのであれば修正をしなおして進む。偶然にも色んな方に聞ける機会があり勉強になった1週間でした。