農福連携・可能性探し

就労継続支援B型事業所で農業と加工品のお手伝いをして頂ける方、生活支援員を募集しています。畑に興味がある方、独立したい方、看護師・リハビリ職の方などの方からお問い合わせがあります。

今は、がっつり農業をしたい利用希望の方もいましたが、毎日関われる方の生活支援員の応募がありません。7月~9月までとても暑く、農作業は3時間できれば良いと考えていますので、残り時間は室内での軽作業、販売活動、入力業務なども選択する事ができるような体制でもあります。

なので、農業を1日中でも良いですが、天候・体調を見ながら利用者さんのサポートや社内でのサポーターという感じになりますので、多様な仕事を経験する事も出来ます。

農薬・化学肥料・除草剤不使用の野菜・果樹を育て、それを加工して冷凍緑品などをナーシングホームきらら看護の家に届ける、もしくは野菜を近くの販売所・ネット通販で売っていけたらと思っています。

手探りの中ではありますが、一緒に地域の農業の活性化、6次産業化、働きやすい環境を一緒に考えてくれる方を募集しています。

今年は、ブルーベリーをポットで40本育ててみたり、植える場所を確保でき、青パパイヤがはじめて見る大きさになっていたり、耕運しながらマルチを敷いてくれる機械・玉ねぎの移植機の導入、イノシシ対策の為に新たな方法としてワイヤーメッシュをしたりなど毎年色んな事を経験は出来ます。


青パパイヤ 9月中旬の写真

豊能町の山林も調査して、買い取れないかの交渉もしています。そこで養蜂、竹を竹炭にしたり、産業廃棄物として捨てられるものを飼料・肥料などへの再生事業にも関われたら面白いのではと思っています。

自然の中から人の役に立つような事を一緒に考えて頂ける方のご縁があれば良いなと思っています。

秋じゃがを植えるタイミング

2年前には8月末までにジャガイモを植え、去年も8月末までに植えるとすべて腐り、9月中旬に植えなおしを行っていました。

まだ箕面市では、最高気温が33度と暑く、ジャガイモを植えるための準備をしようと思い、今年に買ったマルチをはりながら整地できる耕運機を使いました。

この耕運機のおかげでマルチ押さえのピンを使う事もなくなり、時間も大幅に短縮できるのです。

しかもこの耕運機は小規模事業者持続化補助金で購入が出来たので非常に助かっているのです。

今日は、面接終了後に畑に行き、12時半頃から19時20分ぐらいまで畑仕事を行いました。じゃがいもを1400個ほど植えるためのマルチはり、草刈り、イノシシよけのネットの修理など行いました。明日から徐々にジャガイモを植えていこうと思っています。

玉ねぎのセルトレイ苗

玉ねぎを育てるには、まずは畝立てを行い、玉ねぎの種をまき、そこで育った苗を、スコップで苗を採り、玉ねぎ育てるために5つ穴のあいた穴あきマルチを畝立てした後に敷き、1本ずつ定植して育てていました。だが、今年は玉ねぎの移植機がありますので、機械用のタマネギ苗を育てるために、はじめてセルトレイ苗で玉ねぎを植えてみようと思いました。。

セルトレイ苗は、箕面市以外のJAで茨木市、高槻市、兵庫県猪名川で扱っていますが、組合員でしか買えません。組合員になるには、基本はその土地で耕作をしていたり、朝市に出荷している、口座があるなどの各市でいろんな条件があります。

組合員でないため買えないのです。なのでセルトレイ苗を作る事にしました。ヤンマーで培養土 K-200、覆土用バーミキュライト、野菜移植機用トレイ 288穴、ナプラ専用育苗箱を注文しました。それとみのる 簡易播種機 エコ播っく 裸種子専用 G-80も種を簡単にセルトレイにまけるという事で使ってみました。ちなみにセルトレイ288穴はホームセンターコーナンにも売っていまして、ほぼ同じ形でした。

子供達に手伝ってもらいました。子供二人が種をセルトレイにまきやすいようにセルトレイに土をどっさり入れる事だけ私が行い、あとはセルトレイに土を均一にならし、種まき、覆土、水やりまで行ってもらいました。3時間ほどで288穴のトレイ21個分を行い、6048個種まきをしてもらいました。

玉ねぎの種は、3月に収穫が出来る早採りが出来る品種スーパーアップではじめての試みです。これから順番に棚まきを行い、2万個は作れたらと思っています。

玉ねぎ塩麹が出来ました

玉ねぎは今季すべて完売しましたが、農薬・化学肥料・除草剤不使用の自社農園の玉ねぎの原料を使ってもらい、たまねぎ塩麹を作ってもらいました。

この麹菌は親子4世代で受け継がれた麹菌で、蔵付き麹(くらつきこうじきん)を使っているのです。

蔵付き麹(くらつきこうじきん)とは日本の醸造製法の一つで空気中には腐敗する菌もいますが、醗酵する菌も存在します。そのため、大豆などの穀物を用いて味噌蔵の中に置いておくと、醗酵の菌が付着しており、その付着した菌で玉ねぎ麹を作ってもらったのです。

塩麴は発酵食品であり酵素を多く含んでいるため、消化を助けてくれたり
栄養素の吸収を促進してくれたり
腸内環境を整えてくれたりと大変ありがたい調味料なんです。

是非とも試してもらたい逸品です。
農薬・化学肥料・除草剤不使用玉ねぎ塩麹はこちらです。https://www.kenkousupport.com/shopdetail/000000030603

新しい試み

麦かすの臭いの軽減になるのかと思い、コーヒーの薄い皮をシルバースキンというのですが、一緒に焙煎されて茶色くなったシルバースキンはチャフと呼ばれていてそれを混ぜてみようと思い、混ぜてみました。このチャフは無料で分けて頂いています。しかも毎日かなりの量が出るらしいです。

チャフはコーヒーの良い香りがしますが、麦かすの方が量が多すぎて、臭いの軽減になっている気がしません。チャフはネットで調べてみると、副資材としてとても良いみたいです。今は玉ねぎを育てる予定の畑にまいています。

今までは水はけの悪い畑だったので育たなかった青パパイヤが大きくなっていました。水はけの良い場所で日が当たる所では70センチぐらいの高さになっていました。日光が木で隠れやすい場所では40センチぐらいです。

育つ環境によって、そのもつ可能性は変わるので、観察しながら活かしていけたらと思っています