畑では、箕面ビールさんから麦かすをわけてもらうとすぐに畑の土とかき混ぜています。この手法で2年目ですが今年も立派に育ってくれています。やっぱり土の微生物の力はすごいものです。それと去年と同じように海水を天日干しのみしたミネラルたっぷりのオーストラリアの塩をまきました。塩まきは耕す際に1回のみです。
2015年11月29日のたまねぎ(早生種)の様子
それと今年も畜産堆肥(鶏糞・牛糞)はすべての野菜に一切使っていません。 比較実験についても継続中です。 畜産堆肥と自然農法と健康サポート農園での実験について詳しくはこちら → http://sakaimasanori.com/zikasaien/2505.html
もちろんすべての野菜は無農薬・無化学肥料ですし、引き続きアートテン農法も導入しています。アートテン農法は、畑のエネルギーを高めるために、畑の四方にエネルギーを発するものを埋めて行う農法です。エネルギーとは目には見えないですが、信じている方々がとても良い作物を作っていたので導入させてもらっています。
それと玉ねぎの生育途中には雑草をとった後に3回以上は米ぬかをまいています。米ぬかは、精米所からもらったものです。米ぬかに残留農薬が残っているかまでは正直わかりませんので、気にせず使っています。米ぬかをまく理由はビタミン・ミネラルが豊富なので、玉ねぎの成長とうまみを出すにはとても良いと思っています。
2016年4月16日たまねぎ(早生種)の様子 茎が曲がると収穫です!
玉ねぎに関しては全体の1割のみ固定種(サラダたまねぎ、ジェットボール、改良雲仙丸玉葱の3種でどれも早生種です)で、残りはタキイのネオアース(中晩生種)を使っています。形や味が微妙に違うかもしれませんが、健康にはこだわっていると自信をもってお勧めできる玉ねぎです。どれがどの品種かわかりませんが、ご了承ください。
今回は妻・子供及妻のご両親及びスタッフ加藤にも手伝ってもらい、6000個ほど出来上がる予定です。早生種のみ収穫できています。いつもはじめに食べるのに今回は辛くないか?甘みはあるのか?を心配しながら試食します。今年も辛みが少なくほんのり甘みがあり、とっても食べやすい出来上がりです。うまいっすよ!
近所の方及びスタッフもこの玉ねぎを食べたら他の玉ねぎが食べれないと言ってくれているのでとっても嬉しいかぎりです。それと子供達は親しいお友達を呼んで、恒例の玉ねぎ採りを楽しみにしてくれているので、中晩生種のネオアースが6月頃収穫予定ですので、これからたくさんの玉ねぎが出荷できるかと思います。
今まで、種については固定種を使う方が良いと思い、色々な種を使い試していましたが、できる限り1年間保存がきき、なるべく自分で作ったタマネギを長く食べれることを優先すると、タキイのネオアースが一番良いのではと思い、ネオアースばかり作りました。
週末農業であまり手間暇かけるというより、野菜の生命力を見て逆にその姿が自分の学びになるような野菜との関わり方ですが、今回も自信をもってお勧めできる玉ねぎに育ってくれています。