玉ねぎの収穫

今回の玉ねぎは移植機を使って2品種を定植しました。今までの従来の中晩生(なかおくて)の玉ねぎと超極早生(ちょうごくわせ)のスーパーアップを定植しました。

機械で植えてわかった事は、雑草を採る回数が格段と減ったことです。マルチに穴をあけて植えるスペースが最小限でかなり小さい穴だからです。

それと割高な穴あきマルチを使わなくても良い事です。それと一番大事なのは作業時間が10分の1以下になった事です。しかも育苗でポットを使うと確実で、種代も安くなったなどあります。

このスーパーアップの玉ねぎも辛みが少なく、とても食べやすいのです。我が家では玉ねぎをスライスして1時間ほど置いたものを、自社商品の玉ねぎドレッシングをかけて食べています。また玉ねぎによく合いとてもお勧めなのです。

スーパーアップは茎が完全に倒れていて収穫時期です。今までの玉ねぎは6月以降になるのでちょうど2種類を植えて良い感じです。

大量に収穫できていますので、玉ねぎドレッシング、希輝酵素をお買い上げの方などに玉ねぎをプレゼントしています。

是非とも農薬・化学肥料・除草剤不使用でこだわって作った玉ねぎを食べて頂けたらと思っています。

2回目のカンボジア

2年前に工事中だった物件はようやく部屋が見れるようになっていました。完成予定は去年の9月頃でしたが、完全に完成するのは今年の8月頃らしいのです。カンボジアでは予定が遅れる事はよくある事らしいのです。この物件は現地のカンボジアの方が45%、日本人が15%ほど購入しているそうです。

不動産屋の方で中国語を話せると通常より月200ドル給料が高くもらえるらしく、日本語より中国語を話せる方が給料が高いとの事です。

移動は、トゥクトゥクでも手をあげて移動するよりもアプリのGrab(グラブ)を入れて呼んだ方が値段が安い感じがします。

3日間、車をチャーターをして、農園2か所をまわるのに800キロほど走ってもらいました。運転手の方は休むことなく運転してくれて、予定通りに行けて本当に助かりました。そこでも降りてから待ち合わせなどしたり、話すのもWeChat(ウィーチャット)を使って連絡をしていました。

それとABA銀行の口座を持っているとバーコード決済があらゆる所で出来ます。それとお勧めの他の銀行はWing Bankという事なので行ってきました。

プノンペンからシェムリアップまで飛行機で移動して、食事Chanrey Treeでアンコール・ワット、タ・プローム、アンコール・トム、オールドマーケット、パブストリートにもよる事が出来たのでハードスケジュールでしたが充実したカンボジアでの旅でした。

100ヘクタールの農園KOSAL FARMSさん

シェムリアップから車で2時間40分ぐらいの所にあるKOSAL FARMSさんの所に見学に行ってきました。日本から問い合わせをしてた時も日本語で返答があったのでてっきり日本人が経営していると思っていたのですが、カンボジアの方でした。日本人が建てた学校で日本語を勉強されていて、日本も好きらしく、奥さんも日本に移住した事があったみたいで、夫婦ともに日本語を話せるそうなのです。

畑の規模は100ヘクタールらしく今まで見た中で一番でかい農園です。しかも敷地内にスタッフの家を建ててあげたりして、建築費無料で賃料無料で10家族ほど住まれているそうなのです。しかも水道代、光熱費もすべて無料で農園で負担しているのです。多くて100人ほどの方がいるそうなのです。

牛を100頭飼っていて、除草剤を使わなくても牛が草を食べてくれる。しかも牛の牛糞、もみ殻を燻炭して使ったりしているのです。

家が農家であるが、実家で農業を行うでなく、カンボジア中の農園を色々と見学した中で、大学を出てすぐにこの場所でスタートする事を決めたそうです。池もあり、井戸を掘って水も出てきたそうなのです。水が場所によっては出ない事もあるので掘ってみないとわからないそうなのです。

しかもお金は学校で知り合った日本人が、KOSALさんの成長していく姿を応援したいという気持ちから紙一枚の契約書のみで貸してくれたそうなのです。そこからみんなの支えを受けた恩を返したくて、色んな方に手伝ってもらい、コミュニティーを作っていく事になったそうなのです。

仕事も固定給と歩合給など働き方も選べるのです。給料もよい方でプノンペンで不動産屋勤務の方で中国を話せる方もしくはABA銀行で働く方の給料ぐらいを払っている事にびっくりしました。カシューナッツの加工は手作業が多く、多くの方の雇用にもつながるとの事です。

カシューナッツ以外にもマンゴ、天然ゴム、バナナ、お米なども作っているそうなんです。敷地移動はバイクに乗せてもらい案内をしてもらいました。働き方も自由に選べるみたいですが、担当する地域はあるらしく、それを見て管理は行っているそうなのです。

カカオも試しに植えているとの事で見せてもらいました。養蜂もしていたので蜂蜜を分けてほしとお願いしたのですが、とても人気ですぐに完売するそうです。

マンゴーで5000本ほど植えているらしくたくさん食べ時のマンゴーが落ちているのです。それを食べさせてもらいましたが、めちゃくちゃうまいのです。値段が今は合わないらしく、収穫をしてないそうなのです。

敷地内でお昼をご馳走になったのですが、すべて農園で採れたものなのです。牛、鶏、ナス、野菜、米などすべて自給自足したものなのです。

カシューナッツは天日干しで5日ほどしてしっかり乾燥させているせいか、サクサクした食感でほんのり甘い味がして、とっても美味しいのです。

まだ20ヘクタールほど増やす予定があるそうなのです。すべてにおいてスケールが大きくとっても勉強になりました。

KOSAL FARMSさんのフェイスブックはこちら→ https://www.facebook.com/kosalfarms/

チョコリコさんのカンボジアカカオ農園に

チョコリコ(choco rico)さんを初めて知ったのが2023年7月にカンボジア視察のため情報収集と農園など調べて知りました。

チョコリコさんの農園はカンボジア バッタンバン州サムロートにあり、まずは育苗施設ナースリーを見させてもらいました。そこには1万本ほどのカカオ苗がありました。有機農法を研究している方とのご縁もあり、燻炭やEM堆肥なども作っているのです。もちろん農園では農薬・化学肥料・除草剤は一切使っていないのです。

この苗は2019年にチョコリコさんの活動に協力してくれた地元の方の家に12本のカカオをマザーツリーとして植え、育てて頂き、その育ったカカオを収穫し、種を採取して出来たカカオ苗なのです。

そのマザーツリー12本の状況を見に行く事に同行させてもらい、地元の方との関わりや育て方や場所によってのカカオの成長の違い、剪定作業も見る事が出来ました。剪定をした所から花が咲き、実が出来るのです。

ここでカカオの収穫もさせてもらいました。このマザーツリーからできるカカオは1個からでも買い取りを行っているのです。

もちろん初めからうまくいってたわけではありません。もともとカンボジアの農民の方達は色んな国の方との約束を破棄されて異国の方達に不信感を持っていたのです。そのような状況から何度も話し合いをし、村の農業を取りまとめてる方に認められて実現したとのことでした。

そこにはチョコリコの渡邉さんの地雷被害にあった人や貧困層に少しでも貢献し、教育を受けて自らの力で切り開いていけるような貢献や支援ができたらという熱い思いがあったからだと思いました。

マザーツリーを見学した後にチョコリコさんの農園に行きました。見た瞬間にめちゃくちゃ良いと思いました。そこに水を貯める池も作ったり、井戸を掘ったり、太陽光で発電させ水をまくためにパイプを農地に敷き、そしてそれでも水が足らない場合の事も想定して川から水を引く設備も整えてあるのです。

1箇所で3ヘクタール(30,000㎡)の土地を見た事がなかったので一番上の敷地まで歩くだけでも大変で、すべて手作業でカカオ1500本、モンキーバナナをカカオのシェードツリーとして植えてあるのです。

収穫したカカオを切り、カカオパルプと呼ばれる種を覆う白い粘性のある果肉を食べてみました。とても甘く美味しいのです。このパルプで発酵が決まるみたいです。カカオパルプを食べて種を取り出し、種を植えるまで体験をさせてもらいました。

この農園ではカンボジアスタッフの為に家まで建ててあげて、生活のサポートまで行っているのです。

もう驚きばかりです。現地での深い関り、そしてビジョンに向かって動いている思いや実情を見させていただき、本当に勉強になりました。

カンボジアとのご縁からBean to Bar(ビーントゥバー)からFARM to BARの挑戦を行っているチョコリコさんの実店舗は名古屋にあります。
チョコリコさんのホームページ→ http://www.chocorico.jp/

形になっていく

ムクナ豆を育てるために、今までは農薬・除草剤・化学肥料不使用で肥料を入れていましたが、今年からは肥料をやめて無肥料で育てる予定です。もちろんすべてでなく半分をそのように育てようと思っています。

どうしてそんな事ができるのか?去年に日記にも書きましたが検証をしてみたのです。

結果的にムクナ豆はどこでも育つことがわかったのです。なので畑でどのように育つかも楽しみでもあります。

果樹では、キウイは去年失敗。青パパイヤも収穫まで出来ずでしたが、再トライです。良く育った場所に青パパイヤははすべて植えて、キウイはもう一度同じ場所に植えてみました。


パパイヤ

枇杷の葉・枇杷種にはアミグダリンが含有されています。がんの方が枇杷種粉末を飲んだり、手当て療法として枇杷の葉温灸などを行ったりします。枇杷種粉末などを販売するにはアミグダリンの基準値があるのです。アミグダリンは「シアン化合物を含む天然の成分(化合物)」で検査ではシアン化合物の濃度が10 mg/kgを超えていないこと(10ppmを下回る)を証明しないといけないのです。


茂木枇杷

私達も枇杷種で実験を繰り返しています。どうやったらその基準をクリアーできるかです。まだクリアー出来ていませんが、枇杷の実が出来るまでには数年かかりますし、まずは枇杷の苗を9本ほど植えてみました。

ナーシングホームきらら看護の家では、ようやく施設専属で理学療法士のメンバーが加わったので、利用者の方をサービスの一環として外への散歩や寝たきりの方を離床(りしょう)してみて、食堂などに連れて行ってくれました。

私はもうその光景を見てとても嬉しくなりました。色んな刺激によって身体機能が甦るなど色んな可能性が広がるからです。

色んな事を検証しながら試すには根気もいりますし、忍耐も必要です。続けると良い事はあると思っているのでまた良い報告が出来ればと思っています。