良い時に

大寒波が続き雪も積もっているだろうと思い、今年初のびわ湖バレイスキー場に行ってきました。大阪府箕面市から1時間半ぐらいで行ける場所で、20年ほど前に一回行ったきりで久しぶりです。

積雪50センチでしたが滑るのに十分でした。農業で体を動かしますが、滑るたびに足の疲労がたまり、午前中滑っただけで屈伸するだけで太ももが痛いのです。

だが、疲労度を考えながら楽しめるペースで、休憩しながら滑ったり、休憩しながら人がいなくなったタイミングで一気に楽しめるポイントをすべるなどいかに楽しむかを考えて滑っていたら結局はリフトの終了する16時半まで滑っていました。

一人であれば滑るのをやめていたと思いますが、そこに息子もいて、楽しんでいる顔を見れた事も大きかったと思います。

仕事でも同じ方向を見れる仲間がいればとっても楽しいですし、もっと何か出来る事はないかと考えます。

そんな事を考えながら楽しめる日が続くように向き合っていけたらと思っています。

2025年に向けて

昨年は、無農薬、無化学肥料、無除草剤で育てた玉ねぎ製の玉ねぎ酢や甘酒・野草酵素が入った当店自慢の希輝(きらら)酵素に自家製菊芋の菊芋酢、青パパイヤを追加し、商品改良を続け、より良い商品づくりを目指してきました。

希輝酵素の原料となる玉ねぎ・菊芋は自社農園で収穫できたものです。野菜作りも今年で17年目を迎えます。地域では近隣に住宅があったり、農業をしやすい環境などありますが、住居のある近隣で畑もできる対策として、フロントローダ付きトラクターと1トントラックを購入しました。麦かすの乳酸菌発酵ができたらまた新たな可能性が広がっていきます。周りの方の理解を得られないと、これ以上に農地を増やす事はできないからです。

農業では就労継続支援事業 B 型事業で提携をしながら利用者と共に育てる農作業を広げ、野菜作りだけでなく、新しい自分をみつける場、新たな可能性を広げる場としても農業を通じてお役に立てれたらと考えています。

野菜だけでなく、加工品づくりも行い、施設でがんを克服したい、健康を取り戻したいと思う方に良りよい食事が出せるように、自社農園の野菜の加工まで行い、食事の提供まで目指したいと思っています。

ナーシングホ-ム事業ではがん・難病の方を24 時間体制で受け入れる体制を整えるため人員の確保をいろんな媒体や紹介、ポスティングなど地道に行い、そしてメンバーも1年以上定着するなど、同じ方向に向かっていけるメンバーで、より強い結束で歩んで行けたと思っています。そして入居者さんから感謝のお言葉や手紙などをもらうと、本当に今を生きる!をサポートしてくれている事を感じれる事が多いのでメンバーには感謝しかありませんでした。

私達のスタートはタヒボ茶の販売で多くのがん及び難病の方と話をする事から始まり、法人設立後23年目を迎えました。統合医療通販及び地域医療ネットワーク、地域農家支援会社として健康の追及と地域に根差した会社を目指し、一人でも多くの方に喜んでもらえるように歩んでいきたいと思っています。


オリーブの木

これらもすべて皆様とのご縁のおかげと思い、感謝しております。変わらぬご愛顧の程、どうぞよろしくお願い致します。

7年目のじゃがいも堀り

今年は去年よりも気温が暑かったので9月15日前後からジャガイモを植え付けていました。9月26日までにじゃがいも1650個ほど植え付け完了し、そのじゃがいもで幼稚園児への体験農園に今年も来て頂けました。

毎年、ジャガイモの植え付けがだんだん遅くなるので大きいじゃがいもができているか心配ですが、立派にじゃがいもが育っていて安心しました。今年は就労継続支援B型事業所として活動し、吹田の事業所の方と一緒に協力し合って、利用者の方にもジャガイモの植え付けを手伝ってもらっていました。

肥料を麦かす、使用済み酵素など色々と使っていて2年連続ジャガイモを同じ畑で育てましたが連作障害はなく立派に育っているのですが、周りの方から麦かすがくさいと言われていて、来年の収穫体験を行っているこの畑の肥料をどうするのか検討中なのです。

その解決策となるかわからないですが、フロントローダ付きトラクターと1トントラックを購入したのです。まずはやってみようと思っています。

室内で野菜作り!グリーンファーム守口さんに見学

名古屋でLEDを使った植物工場の見学に行きましたが、どうしても就労継続支援B型事業所でできるのか知りたくてグリーンファーム守口さんでLEDを使った水耕栽培を見学させてもらいました。

事業所に入った所から活気があり、植物工場の施設も見せてもらいました。クリーンルームを抜けると、植物工場があります。とてもすごい設備です。水は自動循環で液肥も自動です。

これなら植物を育てたり、収穫したりするのに時間も有効に使えますし、そのクリーンルーム内に洗浄の設備も整っているので、収穫した野菜はすぐに洗えて、野菜の選別、計量、袋詰めまですぐに新鮮な状態で行える体制なのです。

しかも野菜の袋詰めの際にはあまり野菜と触れないような工夫をされていて、とてもきれいに袋詰めをしていました。

にんにくも皮むき、ポットににんにくのセット、コーヒー豆の選別、焙煎してから袋詰めなどの仕事もあり、分業でされていて、てきぱきと黙々と行っていました。

しかも昼食でみそ汁の中には事業所内で作っている野菜及びニンニクの芽なども入っていて栄養満点なのです。とって美味しそうでした。

利用者さんの特性に合わせて、時間が短い方、作業を行ってもらい配置換えをするかなどとても利用者さんに寄り添った感じで行われているように感じました。

利用者さんも多いですし、室内での作業も事業所で野菜工場及びコーヒー豆の販売も行っているので仕事も十分ありますし、とっても良い事業所だと思いました。

新しい動き

月曜日には支援学校の先生と生徒さんが畑仕事の体験に来ました。12月からは新しい畑も行うメンバーが来たので、一緒に畑仕事をしてもらいました。

ムクナ豆の収穫、タヒボ茶の茶殻を玉ねぎを植える所にまいたりなど体を動かすことが好きだそうです。わからない事があればわからないままにする事もあるので、しっかりと確認をしながら作業を進めていくとまったく問題がなさそうな感じもしました。とても満足して帰ったと教えてくれました。

水曜日から就労継続支援B型の利用者として初めてきた女性の方がいます。生活支援員が車で迎えに行った時は、身体が痛くつらそうだったみたいです。たが、畑で玉ねぎの植え付けで土に触れ、鳥やバッタの自然に触れて痛みも紛れいつもより元気な姿に見えたと、の報告をもらいました。

金曜日にはナーシングホームの看護師の管理者の勉強の為に名古屋から看護師で施設長経験のある方がきてくれて、色々と教わっていました。何人かにあたってみて一番良かったとの事でした。自発的に問題を解決するために動き、その方にたどり着いたので応援しようと思っています。

土曜日には、ポットで植えた玉ねぎをすべて玉ねぎの移植機でうえたので全部で1万8000本ほど植えれました。今後は農地をさらに拡大したいと思っているので、畑には1トントラックとフロントローダー付きトラクターも今月中に届く予定です。いつかやるのではと思う事はできれば早くするそんな事を思っているので、先走っている事もあると思いますが実現するまでやるので先走っていてもいつかは役に立つ事が多いのです。

ナーシングホームの食事も自分達で作った野菜を加工し、食べてもらえるように少しずつですが、実現に向けて動いています。