大豆の生命力

大豆を種から育て、毎日水やりをして3週間ほどでふさふさに育ったので育苗ポットから定植するために畑へ持っていき、2日みずやりをせずに育苗ポットを置いておくと、一気に元気がなくなりました。

それでもなんとか復活すると思い、2週間前に定植しました。

それから1週間たってもなかなか復活しません。だが、何本かは葉が開いてきました。

そして1週間がたち、さらに何本か復活してきました。なかには、葉の先が枯れてますが、土に近い茎の部分から葉が出てきたり、あたらしい枝が出てきたり、復活してきたのです。

日に日に葉が増えてきて、必死に生きようとしている大豆の生命力がすごい!

こんな事があったので、新しい大豆の種を2週間前に植えたのです。

種は収穫できる時期を考えてまきます。種を植える時期が違うと、成長が遅かったり、実がならずに枯れたりします。なので、種から育てて芽が出なければ何度も植えなおしをしますし、育ってもネキリムシ(根切り虫)に茎を切られたらまた植えなおしです。

限らてたスペースでどんな種をまき、野菜を育てるのか?どんな畑にしたいのか?計画はありますが、天候や時間などで予定通りにいかないこともあります。

種をまくという事は、土に根をはるまではしっかりと観察や雨が降るだろうと思ってほっておくと、降らなければ枯れてしまうので、手間をかけてでも見守らないといけないと思いました。

大豆の中でも太陽や土・水など同じ条件の中でもなんとかしてでも生き残った大豆たち(128苗中の5分の1ぐらい)を今日畑に定植しました。

草刈りも2時間45分かかりましたが、周りの田んぼに接している部分のみを行いました。自分達の畑が雑草だらけで歩くのも草をわけないと歩けないような状況なので、せめて接する部分のみをきれいにして、ツタなどが伸びて周りの米作り農家の方の田んぼにいかないようにしました。

隣の畑の人からオイ!と大きな声で呼ばれて、その方の所に行くと、雨が続いたせいで、石垣の石が何個か崩れ落ち隣の田んぼの水路の上に落ちていました。それを教えてくれたのです。

そして、「がんばってんな。専業で畑してるの?」と聞かれましたので、この機会に私が行っている事を話すことが出来ました。

人は見てないと思っていても色々と見ているんだと思い、暑くてもしんどくても、機会をのがさず出来るように心がけたいと思いました。