積み重ねていくもの

9月12日にまいた玉ねぎから芽が出ていました。水やりを一切せずに自然に任せるので芽が出ているのを見るとほっと一安心します。リスク分散とタマネギの加工品で数をたくさん必要とするために毎週タマネギの種をまいています。

今までに出来た玉ねぎからの加工品は4種類ありますが、今年から玉ねぎドレッシング、オニオンスープ、玉ねぎとジャガイモのポタージュスープの中にはバイオジェニックス商品であるメルトを入れています。バイオジェニックスとは腸内フローラを介することなく,直接、生体機能に働きかけ、味に深みが出るのです。

もちろん配合やバランスによって味は大きく変わってきます。なので配合を変えて何度も試食して体がうまい!と思うものが商品となり完成したのです。

これを積み重ねる事により、私達の食材に対する見方、味の感覚、値段などをもっと意識するようになりますし、何を求めているのかを知ろうと考えるので、さらに視野が広がりより成長できるのではと考えています。

自社農園での6次産業化をまずは繰り返し、その次は地域及び世界のどこかで農作物を依頼し、加工品の商品化も進めていきたいと考えています。

畑ではじゃがいもが何個か掘り返されているのです。どの動物がそんな事をするのか?不思議なものです。毎年、色んな事が起きます。

自然を見ていると悩まなくなる

本来なら8月末までにジャガイモの定植するのが良いのですが、ようやく1491個定植出来ました。ボランティアの方がジャガイモ1畝分を掘って頂き、1畝の定植はして頂けましたが、残り10畝分のジャガイモ掘りとじゃがいもの定植を一人で行いました。

今年は春にジャガイモを8畝ぐらい植えていたので十分に量は足りました。ほぼ腐っているものはなく、芽が出るのがとても早かったのです。

去年は、じゃがいもを定植する前に麦カスなどを入れて、間もなくジャガイモを定植した事が原因なのか半分以下のじゃがいもしか育ちませんでしたが、今年は3カ月以上前から麦かすを入れて耕し、十分に期間を置いていました。なのでどれだけじゃがいもが出来るのかも楽しみです。

玉ねぎの種もネオアース3袋とサラダ玉葱2袋を蒔きました。天気を見ながらまだ蒔く予定です。

それと以前に見に行った能勢の山の雑草を刈ったのでと連絡がありましたので見に行ってきました。とっても良い場所で、以前に畑をしていた場所という事もあり、平らな部分も多く、人の出入りも少ない所ですし、巣箱を置いてニホンミツバチが来るかやってみたいと思う場所でした。栗もなっていましたが、落ちた栗をシカが食べるみたいです。

自然では思わぬことがとても多く、原因を仮説で考えたりしてあっという間に1年が経過してしまいます。天気にも左右されますし、観察してタイミングをつかむしかありません。失敗したらとてもダメージは大きいですが、育っている野菜や様子を見ていると、自然の中では生きるために必死だし、弱肉強食・その環境で今を必死に生きる事だけ考えると、悩んでいたり、後悔してても仕方がないなと思います。1週間前にはカエルが非常に多く、畑で動く虫を見つけては追いかけていますし、カラスは耕すと寄ってきて昆虫を狙っています。

人の場合でも許せないと思う気持ちがある出来事もあるかもしれませんが、お世話になっていた時は助けてもらっていたのでは?今の自分は周りが助けてくれたのでは?失敗を責め続けるほど自分は正しいのか?などを考えると、許せるのではないのかと思う事があります。

途中で仕事を放置して、1年半ぶりに帰ってきてまた仕事を依頼している大工さんがいますが、また納期が遅れています。約束を守らない、納期は遅れるなどありますが、その方に怒るというより、いつになったらできるようになるだろう。

特性、特徴、ちょっとした失敗、体調など色んな事が原因であって仕方ないと思えてきています。完璧な人は世の中にはいません。人の言い方や態度が悪いとかも思う事もありますが、その裏の本心やどういう気持ちなどを考えて人間観察をしていると、理解できるようになったり謎が解けたりします。

生きている限り色んな事はあるので、一つずつ乗り越えれたらと思っています。事業再構築の3回目の申請書を9月21日に出す予定です。次は採択されるように明日からは見直して最期まで考えたいと思っています。

がんの方と関わって20年!これから行う施設!

そもそもがんの方は介護保険が使えるのか?と思うかもしれませんが40歳以上64歳までの方でがんの中でも特定疾病と認められ介護保険の第2号被保険者として介護認定をうけ、公的介護保険サービスを利用することができます。

がんの場合の定義は、「医師が一般に認められている医学的知見に基づき回復の見込みがない状態に至ったと判断したものに限る。」とされています。

介護保険における特定疾病としてのがんの定義

【定義】
以下の特徴をすべて満たす疾病である。
?無制限の自律的な細胞増殖が見られること(自律増殖性)
本来、生体内の細胞は、その細胞が構成する臓器の形態や機能を維持するため、生化学的、生理学的な影響を受けながら細胞分裂し、増殖するものであるが、がん細胞はそういった外界からの影響を受けず無制限かつ自律的に増殖する。
?浸潤性の増殖を認めること(浸潤性)
上記の自律的な増殖により形成される腫瘍が、原発の臓器にはじまり、やがて近隣組織にまで進展、進行する。
?転移すること(転移性)
さらに、播種性、血行性に遠隔臓器やリンパ行性にリンパ節等へ不連続に進展、進行する。
?何らかの治療を行わなければ、?から?の結果として死に至ること(致死性)

【診断基準】
以下のいずれかの方法により悪性新生物であると診断され、かつ、治癒を目的とした治療に反応せず、進行性かつ治癒困難な状態(注)にあるもの。
? 組織診断又は細胞診により悪性新生物であることが証明されているもの
? 組織診断又は細胞診により悪性新生物であることが証明されていない場合は、臨床的に腫瘍性病変があり、かつ、一定の時間的間隔を置いた同一の検査(画像診査など)等で進行性の性質を示すもの。
注) ここでいう治癒困難な状態とは、概ね6月間程度で死が訪れると判断される場合を指す。なお、現に抗がん剤等による治療が行われている場合であっても、症状緩和等、直接治癒を目的としていない治療の場合は治癒困難な状態にあるものとする。

このように定義が決まっているみたいです。そこで過ごし方として西洋医学の治療を行う病院・自宅・介護施設という選択があります。

その人らしく暮らせるように支援する施設をホスピスと言いますが、そこでは痛みを和らげる緩和ケアのほか、精神的、社会的なケア、QOL(生活の質 クオリティ・オブ・ライフ)の向上を目指すケアを行います。

医療が必要な療養生活ができ、自分らしく暮らせる施設として、住宅型有料老人ホームを現在建設しており、来年からオープンする予定で私達は進めています。

療養が必要であっても、病院から退院が迫られている方や医療依存度が高い方に対して安心と希望を提供できるように、その人が望む暮らしを訪問看護・訪問マッサージ・訪問介護・訪問医療・訪問歯科などの多職種と連携して問題を解決できるようにできたらと考えています。

医者が治療困難と思っても本人が生きたい!と望めば一緒に考えたいですし、私達の今までの経験や情報が役に立つこともあると思っていますし、がん・難病に関わるネットワークやNPO法人がん克服サポート研究会の活動も役に立つと考えています。

有意義に暮らす、生きる、楽しむなどの選択は本人に委ねるつもりです。

週末に行っている農園では、自然からも学ぶことが多く、ジャガイモの中でも種芋が腐っていても芽が出たり、種芋が小さくても長い茎が出ていたりしてたくましいと感じる事があります。

ボランティアの方がジャガイモを火曜日に掘ってくれていました。ジャガイモを見たときは根が乾燥していましたが、生命のたくましさを信じて、300個ほど土の中に定植しました。合計1108個です。

環境や状況や対応が変われば生命の輝きはます可能性もあると信じたいと思っています。

訪問看護・訪問介護ともに手伝ってくれる方を募集しています。
求人ページサイトはこちら → https://en-gage.net/kirarakangonoie_saiyo/ 

プロバイオティクス乳酸菌

数種の乳酸菌をあわせて作っているプロバイオティクス乳酸菌の飲料を販売している会社に話を聞きに行きました。

プロバイオティクスとは生きた菌で腸まで達しますが、定着はしませんが、
?糖やタンパク質を分解するので血糖値上昇の抑止、ダイエット、栄養吸収率の向上が期待出来ます。
?有機酸(効果のある物質)を次々に産出する。つまり効果が続きます。
?常在菌のエサにもなり、腸内細菌を賦活化します。

なのでプロバイオティクス乳酸菌をまんべんなく飲むことをお勧めしているのです。

この乳酸菌はホモ型とヘテロ型が混在し、国産大豆100%の全粒粉の培地で培養しているので、ヘテロ型の乳酸菌が炭酸ガスも出していますので、プロバイオティクス乳酸菌は、微炭酸なのです。

プロバイオティクス乳酸菌だけを飲むのでなく、オリゴ糖も飲む方がより効果的との事です。それとこの会社のすごい所は、乳酸菌培養時に上層部に出来る菌密集体をコロニーとよび、そこの部分は通常のものより10倍の菌数なのですが、値段は2?3倍とかなり安いのです。

貴重な物ですので重病な方におすそわけしているような会社です。化粧品は現在は販売していないようですが、生きた菌を化粧品に入れる事は禁止されているそうなのです。褥瘡の方にプロバイオティクスの化粧品を使うと良さそうな話も聞けました。

他にもご縁で養蜂の話や畑の話になった会社にも行ってきました。

巣箱をおける場所はとても良い場所でした。雑草が生い茂り、雨が降っていたため、現地までは行けませんでしたが、とても自然が残っている場所です。猪・シカもいますが、人が入りにくい場所で、その近くでもとても良い農地がありました。

しかも新しくはじめる豊能町の老人ホームから10分前後の場所にあります。自然あふれる場所でニホンミツバチから採れた百花蜂蜜や農薬・化学肥料・除草剤不使用の野菜・果物などがその場所で採れて、食べたりできたらどれだけ良い事か?

そんな事を想像しながら見学に行ってきました。今は農業法人を作り、茨木市の農地を借りて実績を積みながら、老人ホームの近くの農地も借り、徐々に増やしていき、形に出来たらと思っています。

それと、海外スタッフの話を聞いてマッチングサービスも始めます。日本では考えれない事が海外で起こり、働く事も困難な国のお手伝いが出来ればと思っています。

畑でもボランティアの方が手伝ってもらったおかげで830個のジャガイモが植えれました。あと600個ほどです。ジャガイモの芽がかなり出ているのも定植しました。去年に比べて、かなり茎が長いのが出ているのが気になりますが観察したいと思っています。

幼稚園児のジャガイモ掘りも今年も行うので、週末は雨が降っていましたが、レインコートを着て農作業を行っていました。知識や経験により、備えや乗り越え方などが違うのでいまのうちに色んな事に挑んでみようと思っています。

タイミング

大工に茨木市の事務所のリフォームをお願いしていてようやく昼過ぎに行けるという事で連絡があり、向かっている途中の左側に細い道があり、田んぼが続いていたので、ちょっと覗いてみようと思い寄り道をしました。

すると、あきらかに休耕地があり、そのとなりで耕している方がいたので、「この畑を貸してもらえないか?」と声をかけてみると、持ち主でなかったのです。だが、「ちょうど誰かつかってくれないかを探している」と教えてくれました。その持ち主の住所は知らないらしいので、どのあたりに住んでいるのかをお聞きして、茨木の事務所に向かいました。

次の日、訪問看護スタッフと老人ホームの建設現場を見に行っている時に老人ホームの責任者にするスタッフから本人の意思を尊重したいと思った出来事を聞きました。

ある患者さんに携わっていた時にご本人はその治療を拒否していたが、ご家族の方がその治療を望み、ご家族が望む治療をした所、極めて珍しい副作用が出て、その方がなくなったそうなのです。誰も予期していない極めて珍しい出来事でしたので、本人の意思は尊重しないといけないと思ったそうなのです。

老人ホームでは一人でも社会復帰したり、良くなりたい!と望むようになってほしいと私の考えを伝えると、看護師としてはがんの方には医者とのかけはしになり、言いにくい事やどんな治療法があるのか?選択肢があるのか?などを一緒に考えたり、相談してもらい看護師だから出来る事を行い関係を築きたいという事でした。そして本人の意思を尊重していきたい!との事でした。

その後、夕方に畑の持ち主を探していると、聞いた名前の表札があったので行ってみると持ち主だったのです。話をして一緒に畑を見に行き、畑の状況や草を刈る場所、水路、小屋の事など色々と教えてくださり、使ってもらえると助かると言って頂けました。

嬉しくて会社に戻っている時に、友人から電話がかかってきて今から先輩と食事に行くけどと連絡があり、何も迷うことなく先輩に会うのも久しぶりですし、畑の事で気分も良かったのでその場所に向かいました。

15年前ぐらいでしょうか?昔に通っていた経営塾の先輩で友人も一緒に行っていました。今はその友人に教えてもらい、前とは違う人間主義経営学を勉強するようにもなりました。

医師が認知症の患者さんにコールドプレスジュースを勧めて、認知症が良くなったのでそのような健康に関わる仕事などで地域貢献の話や先輩が15年前にミャンマーに行き、この国は良くなると思われたみたいで、子供もミャンマーに留学をしたなどを教えてくれました。

このような話をする事も初めてで、先輩もどうしても私と久しぶりに会ってみたいと思ってくれたのでとても色んなタイミングが合ったと思いました。

ある国の情勢を聞いたところ、とても恐ろしい事が起こっていると思いました。略奪のために相手に怪我をさす、ある時間を過ぎて外出していたら理由もなく銃で撃たれる、仕事ができる所がないなど、その国の実際の話を聞いてびっくりしました。テレビでは決して報道されない内容です。

そんな事を飲食店で食事をして聞いていました。そこの店長さんがとても良い感じでしたので、飲食店の状況を聞いてみると、コロナになってから2店舗閉鎖して、宴会スペースも予約が入らなくなり、かなり厳しい状況との事でした。

だが、聞かないとそんな苦しい事などもわかりませんし、とっても接客が丁寧で、タピオカの次に流行るのではというような商品の事まで教えて頂け、気持ちの良い接客をする店長という感じでした。

人の思っている事や情報は関わらないと聞けないですし、思うがままに動く事で色んなめぐり合わせもあったのでツイテいました。

畑では、草の中からジャガイモの芽が出ていて、次の世代に生命が受け継がれていました。どんな状況・環境でも生きるすべを探し、わずかな光を頼りながら進んでいけたらと思っています。


雑草の中から新たなジャガイモの芽が出てきました。