それぞれの責任感

私達が作った玉ねぎを粉末加工をして頂くために、玉ねぎの皮と玉ねぎを送りました。だが、その玉ねぎを保管ミスで使えなったとご連絡を頂き、代わりの商品を送るという事で待っていました。すると、その中に、私達が作った玉ねぎで依頼したままの加工賃がそのまま記載されていたのです。

私はどういうことか?加工会社の社長に連絡をしました。
すると、「お話ししたとおりの工賃を請求させて頂いた!」と、それは私達の玉ねぎの加工をして頂いた場合であって、まったく違う玉ねぎの乾燥粉末と輪切りが届いたのです。私は、加工会社のミスだったのでてっきりお詫びで無料でサンプルが届くと思っていました。だが、違ったのです。

玉ねぎを作るのに8か月ほどかかります。そして、その玉ねぎを作るまでに、土作りから、雑草取り、米ぬかをまくなど、色々な手間もかけています。

だが、「加工会社の社長は、経費は請求させていただきます。」との事。

経営者として経費を回収する気持ちと責任、相手の商品を無駄にし、申し訳ない気持ちを持つ責任感。自分の会社のミスによって全く違った商品に対して、お金をとるのかを聞いて、相手の言い値をお支払いしました。

私達が作った玉ねぎの粉末と、せっかくなので、その会社が送りつけてきた他社の玉葱粉末を食べ比べてみました。すると、食べてすぐわかります。全く味が違うのです。私達のタマネギはとても甘く辛みが全くないのです。だが、他社のは後から辛みがくるのです。

私達が作った玉ねぎ粉末を違う加工会社にも頼んでいました。そこのタマネギ粉末は茶色っぽいです。それは、水分が抜けて、糖度が高いからではないか?というお話です。しかも、今までにこんな色のタマネギ粉末になった事がないとの事です。



他の商品と比べる機会がなかったので、色んな事がわかった良い機会になりました。
今回、他社の玉葱粉末を送ってきた商品は、機械が良いと思ったので、期待していました。だが、こんな事があり、機械以外の会社の姿勢も知る事が出来ました。

スタッフと仕事が終わって夜飯を食べにいきました。
「自分には経験がないので、言われたら挑戦してみます。」という話がありました。
今、経験がない事を経験がある人に聞けるチャンスかは、本人が決める事。もしくは、その人がいなくなってから経験を積めないまま窮地に追い込まれて、手が足りなくなり、経験をするのではまったく違うと伝えました。

他にも、違うスタッフから「時間内に終わってませんが、残したままでも良いですか?」と、聞かれて、意見は言いますが、本人の責任感やどうありたいのか?に任せています。

人にはどこを目指すかによって責任感が違ってくると思っています。
経営者なのか?管理者なのか?右腕なのか?プロフェッショナルなのか?全員が困らないためか?関わる方を喜ばせる為か?自分だけのためか?できる事だけをやり、新たな課題や問題をさけるのか?

結局、そこで相手が満足して、その対価を気持ちよく払ってもらえるのか?お客さんが、取引先が、会社がどう思うのかも考えて頂き、対応をして頂けたらと思います。そこにその人にしかできない思いやりや存在意義があると思っています。

何のためにするのか?で言動が変わるので、相手がいまはどこを見て、どこまでを考えているのかは?話をすればわかります。少しでも分かり合えるように、スタッフ及び業者などと話し合った1週間でした。

玉ねぎドレッシングも、味が決まりました。そして、先週にテストの事を書きましたが、PHIピラテイィスのマット養成コースの試験に合格しました。まだ、体の事が学問レベルでわかった状況ですので、実践しながら深めたいと思います。