4月26日にさかのぼりますが、淡路島の枇杷の葉をご提供して下さる
枇杷農園さんの所にようやくお手伝いに行ける事が出来ました。
農園の方との出会いは、1本の電話からです。私達のほうにお問い
合わせがありました。
そこでスタッフが電話に出て、いつものように報告をしてもらうの
ですが、その報告の内容を聞いてすぐに電話をしてもらいました。
「枇杷は何で使っているのか?栽培されているのか?」などです。
枇杷は枇杷に含まれる成分B17(アミグダリン)が癌に良いと言わ
れているので、違和感がないのですが、話し方などを聞く限り、
栽培されているのではと思ったからです。
スタッフが電話をしてみると、やっぱり農園の方だったのです。
そのような出会いから、癌で闘っているのに関わらず、私達に
枇杷の葉を送ってくださって頂けたのです。
それで、私は癌に関わらず何かの役に立てたらという強い気持ちに
感謝をし、恩返しがしたいと思っていて、今年の1月に海外出張から
帰ってきたら、すぐにお伺いさせていただきますとお伝えして、
出張から帰ってきた時には、もう2度と会えなくなった方です。
(2008年01月29日のブログに少しだけ書きました。)
それから一番忙しい時にお手伝いさせて下さいと言って、
枇杷の袋付けの時期にお伺いさせて頂いたけるようになったのです。
最初は、私一人で行くつもりだったのですが、何人かで行ったほう
がたくさんお手伝いができるので、4人でお伺いさせてもらいました。
まずは、奥様と初対面をして、亡くなったご主人さんに全員で手を
合わせてご冥福をお祈りして、それから袋付けの作業をすぐに
お手伝いに行きました。ご自宅からは車で2分~3分ぐらいの場所
に農園がありました。
斜面は急な場所もあり、私はすべってころげました。(笑)
袋付けは、1つ1つ中が黒くなっている袋を実にかぶせ、針金で
しばり、袋が外れないように行っていくのです。実をかぶせる事で
外敵から守る、形がよくなる、成長につながるなどがあるみたいな
のです。
とっても大変な仕事です。この4月~6月の中旬にかけては、
枇杷の実が成長する大切な時期ですので、枇杷の葉をとることは、
非常に困難な時期なのです。
私達は、2時間ほどしかお手伝いできなかったのですが、お手伝い
出来た事で、少しでも恩返しができた気分になれ、少し心の中が
楽になった気分と農家の方のお話が聞け、また新たに頑張らないと
いけない!という力がわいてきました。
その後、他の枇杷農園さんに少しだけ立ち寄り、車で次の日に広島に
向かうために愛媛の道後温泉で1泊しました。
道後温泉の駐車場にある大木
日帰り入浴できる道後温泉の建物