ムクナ豆を見に行ってきました

ムクナ豆を勧められて、ネットで検索してムクナ豆を買い、その方から作り方の資料などをもらい、野菜を育てるのに初めて単管を組み、ムクナ豆が出来てきたのですが、はたしてこれで良かったのかと思い、ムクナ豆のつくり方を教えてくれた方が栃木県でしたので、石黒先生の勉強会の次の日に行ってきました。


見学先ではムクナ豆に光と風が通るようになっていました

教えてくれた方は、奥様の頚椎からくる痺れがムクナ豆を食べてすぐにしびれが消えた事からこのムクナ豆がすごい!と思われ、そこから育てて普及するようになったのです。

ムクナ豆を広く知ってもらいたい為にカステラにムクナ豆の粉を入れて販売もされています。食べてみるとカステラなので甘いですが、これでムクナ豆の粉にL-ドーパ(L-DOPA)20ミリグラムが含まれているそうです。煮豆の場合はエルドーパは3割ぐらいしか残らないと言われているそうです。ムクナ豆には抗酸化力が大豆の4倍~5倍ほどあるみたいです。

「ムクナ豆」は必ず加熱して食べます。決して生や半生で食べてはいけないみたいです。1粒(約1g)に含まれるL-ドーパは40mgほどもあるため、大量に食べるとドーパミンが出すぎて精神の異常や下痢などを起こすことがあります。1日3回、1回に3粒程度が食べる目安です。乾燥させたムクナ豆1キロだと食べるとしてだいたい3カ月もつらしいのです。ムクナ豆は塩ゆでにして冷凍していれば保管できるみたいです。L-ドーパは140度で20分加熱しても70パーセント残るというデーターがあるらしいのです。

1回に10粒、20粒を食べないと動けないという方もいるみたいです。品種は八升豆とフロリダベルベットビーンとありますが、中にはフロリダベルベットビーンが良いという方もいるので、適量やムクナ豆の品種なども含めて自身の体調を見ながら合わせて決めて頂けたら良いのではと思いました。


乾燥させていました

パーキンソン病の治療法の一つとしてL-ドーパ製剤が使われます。パーキンソン病はドパミン神経細胞が減少する病気です。ドーパミンを直接に経口摂取しても脳の関門により脳には届きません。そのためムクナ豆にはL-ドーパが多く含まれているので、食べることでL-ドーパが腸から吸収されて血流によって脳に届くのです。

ムクナ豆を食べる事で副作用が少なく、ビタミンB6の低下もない。セロトニン、ノルアドレナリンが抹消で枯渇する事もない。便秘・立ち眩み(起立性低血圧)なども起こりにくいなども言われています。ジスキネジア(勝手に手足が動く)が強い方にもお勧めみたいです。


一番右が乾燥させた豆で大きさも水分が抜けて小さくなります。

ムクナ豆を作ってみて、天井のネットのたるみが気になったり、とても茂っているが大丈夫なのか?収穫期は?大きさは?水はけは?など気になる事があったので色々と確認が出来ました。会いに行ってとっても良かったです。

ムクナ豆を収穫するのがかなり楽しみになりました。