喘息・アトピーは育て方で変わる?

バイオバンクより健康情報誌Urara(うらら)秋号が届きました。その中の記事で、 「アトピーや花粉症の発症は先進国に多く、衛生的になり過ぎたことに原因 がある」こうした考え方を「衛生仮説」と呼んでおり、研究者の間では定説になり つつあります。と書かれていました。

その理由として論文を引用されていました。その中身は 農場で育った子どもが、アトピー症状のぜんそくや花粉症の発症率が低いことが報告されています。ロシアとフィンランドのそれぞれ隣接した2つの地域間で、片方は「農場で育った子ども」、もう片方は 「農場で育っていない子ども」との比較が行われました。

まず、それぞれの地域での微生物の多様性が調べられました。その結果、「農場で育った子ども」は通常よりも多くの種類の微生物が住んでいる環境で育っていることが分かりました。

そして、農場で多くの微生物が住む環境で育った子どもは、ぜんそくやアトピーの発症率が有意に低いことが報告されました。また、微生物に触れる種類が多くなることと、ぜんそくの発生率は逆の相関を示すこと、つまり多くの種類の微生物に触れるほどアトピー発症率は少なくなることが分かったのです

この内容は面白いと思いました。

うちの娘は、お外で水やりをするのが大好きです。何かあったらみずやりをしたい!それと嬉しい事にお手伝いしたい!と言ってくれるのです。まだ3歳ですが、冬用の手袋をして草むしりもしてくれます。プランターで種まきする際には、土をさわってもらい種をまいてもらい、大好きなみずやりもやってもらいます。



できたスプラウトをハサミで切りたいといいますし、生で食べてみ!というと食べて辛いといい、水が飲みたい!と、子供の成長には感心します。それとじゃがいも掘りや芋ほりを覚えているのでまたやりたいとも言ってくれます。

私もなるべく土に触ることや小学生ぐらいになれば畑も手伝ってもらえたらと思い、自分で育て、野菜の生命力やすばらしさを感じてもらえたらと思っています。

話はそれますが、腸管免疫(腸内細菌)はとても大事だと痛感しています。取材でも鶴見先生・西原先生などはとても重要視されていました。今までもお茶の水クリニック院長 森下敬一先生や健康増進クリニック 水上治先生もです。

大高酵素さんからもからだのニオイは食事で消す~体臭は内臓からの注意信号~と講演会の案内を頂きました。やはり腸内環境が鍵をにぎっています。

食事からも肉食から玄米菜食にしても変わると思いますし、サプリメントでも腸内環境は変えれると思いますし、このような記事のように自然に多く触れてもらったり、無農薬の作物に触れたり・土壌をさわるだけも大きく違ってくると思います。

以前にも紹介しました、EMの通信の中でも腸内細菌の事が掲載されていて印象に残った部分『食事が栄養のすべてでない』に書きました。
→  http://sakaimasanori.com/manabu/1592.html

印象に残っている箇所を紹介します。 ・・・ここから・・・・・・・・・・・・・・・

比嘉先生 サプリメントだけでは、だめだと言われる意味もよくわかりました。  微生物の中には、おなかの中で、ビタミンをつくったりアミノ酸をつくったりするの  もいっぱいいます。もちろんEMも同じです。結局、体内も土壌と一緒。微生物がビタミ  ンCなんかもつくっています。だから、腸内微生物が蘇生状態であれば、何を食べてもいいのです。小食にしようと思えば、そういう微生物そうが成立すればOKです。

・・・ここまで・・・・・・・・・・・・・・

詳しくは『食事が栄養のすべてでない』に書いています。
http://sakaimasanori.com/manabu/1592.html

関連していることを書きましたが、自分の頭で整理にもなりますしスッキリです。