出会い・歌によって!がんに負けない生きてきた証!

テレビ局の福祉活動の取材を重ねている方に甲斐さんを紹介して

頂きました。





甲斐さんの職業は、シンガーソングライター兼、小説家です。

12年前、診断は膀胱ガンでした。中期の初めでした。

その時甲斐さんは42才。しかし、甲斐さんは、中国全土50カ所で

アコースティックライブを敢行。演奏旅行の途中に立ち寄った集落で、

勉強をしたくてもできない貧しい子どもたちと出会いました。





甲斐さんは子どもたちのために「何とかしたい!」と思い、小学校を

建てる決意をしました。小学校建設に必要な資金は600万円。





日本へ帰国後、甲斐さんは稲穂之民プロジェクトを設立。

チャリティCD「Dear Children」を自作、その売り上げで資金作りを

始めました。その間にも、1年に1回ほどのペースでポリープが見つ

かり、抗ガン剤治療が続きました。計6回の手術をされました。

しかし、やがて膀胱の感覚が麻痺。小便ががまんできなくなったた

め、甲斐さんは抗ガン剤治療を打ち切ることにしました。

その後は代替療法を行いました。





しかし、7回目となる緊急手術が行われることになります。ポリープ

が尿管の内側に複数見つかったため、尿管を途中で切断し患部を尿管

ごと切り取ったうえ、再びつなぎ合わせるという大手術。これまで

6回のポリープ除去とは違い大がかりなものとなりました。





レコーディングを中断し手術を受けた甲斐さんは、翌日には腹部を

さらしでぐるぐる巻きにしてスタジオに戻ります。不屈の闘志、

そんな言葉では片付けられない、まさに生きた証を残すための

自分自身との闘いでした。





 その後も甲斐さんは、全国各地、求める人がいればどこへでもで

かけて行き、ボランティアで歌い続けました。





4年前に最後のガン摘出手術をしてからは再発もありません。

しかし、常に再発の不安と背中合わせの甲斐さんは言います。

「ものは考えようでしょ。くよくよしないで、なった以上はつき合う

しかないでしょう。また出たら切りゃいいんですよ」と、あっけらか

んと答えられます。





続きは、がんを克服してきた人達の物語での取材CDとして

お配りします。

ただいま準備中のため、メールマガジンのご登録をしていた

だきますと、ご用意が出来た時にはお知らせできます。





がんを克服してきた人達の物語での取材CDとは





甲斐完治さんが行っている稲穂之民プロジェクトとは







甲斐完治さん 

1976年、ヤマハポピュラー音楽 コンテ スト全国大会入賞。

        大阪でテレビ制作会社に勤務の後、飲食業、

        製造販売、銭湯経営など様々な職業を体験。

        その後、CM制作会社を設立。

  

  1980年代、テレビのタイトル音楽,CM音楽を手がける。

       CMで2年連続ACC賞受賞する。

  1996 中国全土50箇所でコンサートを行う。

  1999 チャリティーCD「DEAR CHILDREN」を発売、その収益金で

     2001年中国寧夏回族 自治区に小学校を建設。

2004 1stCD「DEAR PEOPLE」リリース。



  著書:2000年「1DKの中国(チャイナ)」はる書房

     2002年「アメージンググレースが聴こえる」

        アートンモットー 日々是好日 

        くよくよしないこと。