今回、竹を研究している日下先生にお会いできたのは、一緒に韓国
の視察に誘ってくださった社長の紹介でした。
研究を始めたきっかけは、江戸時代の経済を勉強したいなって思っ
た事がきっかけだったそうなんです。そこで竹は、癇癪、癌、
アレルギーなどに効くというような文献を見つけ、現代医学の最も
不得意と病気が解消出来るんじゃないかと思ったそうなんです。
それで調べていくと、竹は節と節の間に水があれば、やかんとか鍋
の役割を十分にし、その節と節の間に水を入れ、沸かした物を竹茶
として飲まれていたそうです。
その竹茶を飲んでる頃は、病気がなく、無医村でも誰も不自由しな
かったという話があったんそうなんです。
それで、いろいろと調べて行くとジベレリンだとか、還元力のある
アブシジン酸とか、あるいは、もの凄い成長力をもたらすオーキシン。
その働きがアブシジン酸によって完全に止められてしまう。
その後に、そのオーキシンが機能を失うと同時に、生産物質、
トリプトファンを我々が摂取し、太陽の光に当たると、それが
セロトニンに変わるなどがわかってきたそうなんです。
その、セロトニンは癇癪に効くことになり、精神安定剤みたいな
感じで、今だと、うつ病の薬っていわれるようなものまで色々と
見つかったきたそうなんです。
この後も具体的なお話をお聞きしましたが、ニュースレターなどで
ご紹介したいと思います。