医療従事者の勉強会

初めて医師・看護師・薬剤師・ケアマネジャー・医療ソーシャルワーカー(MSW)・鍼灸師・管理栄養士などの集まる多職種連携の勉強会に統合医療サポートチーム きららリハビリ訪問看護ステーションの代表として行ってきました。

テーマは食べるです。
薬の投与で食べれない方に対して、どのような治療やケアなどができるかをディスカッションするです。どんな意見がでるのかまずは聞いてみたいと思いました。

私は、ご家族の方が闘病している方に食べさせたいと思うのであれば、口で食べる事が大事というより、体を動かしたりして体を動かし、気分転換も含めてお腹がすくように持っていったり、食べてもらいたいという願いばかりだけでなく、趣味や楽しい事などもどうしたらできるのかなどもお互いで考える事も良いのではと思いました。

それと、悪性腸閉塞患者に対しての薬とプラセボ効果との話も出てきました。比較データーを見てとても勉強になりました。数字的なことはふせておきますが、どういう治療をしていくかは、このような情報もお聞きしたうえで、選択していただきたいと思いました。

在宅看護に関わる場合で勉強になったことは、闘病している方の趣味や考え方、今までの生き方や仕事を選んだ理由など、その方の情報を知ることは、とても治療やケアーなどにとても大事だと思いました。

例えば食べることが好きだけも痛みや嘔吐がひどく、食べることによって繰り返されるのであれば、好きだけでも食べることが恐怖になり、本心では食べたいけど何か食べたくない理由をいうケースなども考えられる。

みんながはっきりと意見や思ったことをいえれば良いのだが、そのような事を言えないケースも想定して、今までの生き方を聞くことにより、本心を探れたり、解決の糸口がもっと早く知れる重要な判断の指標になることが、ディスカッションにより理解する事ができました。

訪問看護スタッフが在宅にお伺いして、医師の指示書に従ってケアーしたりしながら、ご利用者さんの生き方を理解したり、主治医やご家族にも言いにくい事などの橋渡しや、一緒にどのようにしたら思い描いている生き方ができるのかを考えたり、提案する事もとても大事だと思いました。

医療従事者がさらに訪問看護で活躍できるように無批判、慈愛、気付きというキーワードを意識してコミュニケーションをしてもらうなど、看護師のコミュニケーション能力を引き出すことでもお役に立てれたらと思いました。

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自家菜園の大根・白菜があっという間に花が、しっかり育っている