がん・難病・特定疾患の方のサポートを行うために、2022年から住宅型有料老人ホーム(ナーシングホーム)を行います。22年前からがんの方と関わるようになり、今では毎日のように病院ではないのですが、病気についての相談があります。
2017年から始めたきららリハビリ訪問看護ステーションでは、看護師と一緒に3か月間で病院・クリニック・居宅介護支援事業所・相談支援事業所などの600か所あいさつ回りに行き、お客さんは0からのスタート。今では直近3カ月間で新規依頼が42件ありました。何度も覚悟を決めた事はありました。だが、信念だけは曲げずに、みんなが「ご自身の選ばれた道をご自身で歩むことをチームでお支えいたします」という目的を考え、突き進んでいるのです。
定期的な訪問看護でのミーティングでは、事前にまとめてくれた目標をもらった時にはようやくここまできた!嬉しい!と思いました。
医師は診察・診断を行いますが、看護師・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士はその指示の内容でサポートします。普段からお客さんと関わり続けるのです。
住宅型有料老人ホームでは看護師だけでなく、介護士が関わります。訪問介護は新たに事業として行います。寝たきりの方に対しては訪問マッサージが医者の同意書をもらい、あん摩マッサージ・鍼灸を行い、がんの方や寝たきりの方に対して施術を行うのです。
コロナ禍でも多職種連携ができ、質の高いサポートが出来るのです。地鎮祭も終わり、周りの住居の方への挨拶回りは、建設会社の方も同行してしてくれて、自治会長さんにも会いに行き、色んなご意見をお聞きできました。
がん克服サポート研究会での活動では、がんの相談もありますので突然に会社に来られる方もいらっしゃいます。石黒式温熱法も体験して頂けるので、レンタルされる方もいらっしゃいます。石黒式温熱法は3時間注熱して、6時間休んだらまた3時間の注熱です。
家族の協力と本人の努力によってがんを克服される方が何人もいらっしゃるのです。もちろん石黒式温熱法以外でも多くの方の喜びの声を聞いて、「あきらめなければ、本当に良くなる」と思っています。
そして、支えている人、支えてもらっている人、今関わっている人、どんな理由であれ、関りで優しい・嬉しいと思う事はあります。
私は、建設会社が図面やタオルなどを用意して、事前に挨拶回りに行ってくれたのに、私が行く時にスケジュールを合わせて頂き、滋賀県から来てくださった。そして、挨拶回りをしている時に、インターホンを鳴らしても出られないのを見て、近所の方が家に入って呼んでくれた。そして、会長さんの事なども教えてくれたり、地震でブロックが倒れた事件を心配し、見に来てくれた方などもいました。
畑では雑草だらけの中、草刈りしてもらうのは申し訳ないからと思い、自分でやる事を伝えたのですが、昨日、畑に行ったら収穫するところだけ草刈りをして頂き、玉ねぎの収穫がとても助かったなどがありました。
一人で向き合っているのかもしれませんが、協力してくれている方もいる事、周りのおかげという事を忘れたらあかんとも思った嬉しい出来事がありました。そんな事も力になりあきらめないというのが余計に力を発揮するのかもしれませんね。