幼稚園に通う息子の父親参観は、台風が直撃する前日で大雨でした。
教室に入り、息子を膝の上にのせ一緒に座り、先生が「集まりましょう!」と言っても息子は「パパと一緒がいい!」と言い、斜めしたを見ながら動こうとしません。
数名、うちの息子みたいな子がいましたが、ほぼみんな元気に体操をしていました。次に子供たちがペアになり、踊ったりしていても動かず、なんにもせず座ったままです。
次は、ちょうちんを二人で作るという工作の時間になり、ようやく動いてくれました。パパの絵を描いてと言っても「イヤ!」と、ハサミで切る事はできる?と言うと「やる!」
まずはちょうちんを作る為に、道具箱から順番に息子にとってもらうようにお願いすると、クレヨン・紙・のり・かざり・ハサミを順番にとってくれるのです。
絵を描くのがイヤ!と言っていた息子が似顔絵を書いてくれました。そのあとはいつもの調子が出てきたのか?手伝わずに見守っていました。周りを見ると、ここぞとばかり父親が自分で絵を描いたり、ほぼ工作をしたりいろんな接し方があるなーと。
息子に「ようやった!がんばったね!パパの絵描いてくれてありがとうね!」と言うとにっこり。
ちょうちんを作った後は、また先生の前に集まって!と、すると、私の体から離れて少しだけ前に行きました。それでもすごい進歩です。先生の質問にも答えていました。やっと笑顔になったので数秒だけビデオ撮影が出来ました。
終わった後は、13時から始まる自力運動療法に行き、骨盤や股関節が固まった人へのアプローチやひざが悪い人に対して、どのようにして自力運動療法を取り組めばよいのか?を学びました。
自力運動療法をした方の足はゆるみ、やる前とやった後では足の長さが違うのです。
あと手首・肘・肩なども自力運動療法を行い、やる前とやった後では、肩の緊張がとれて肩がさがる事も確認が出来ました。
私も自力運動療法を1月から学び、体が少し柔らかくなったり、首や肩の凝りが気にならなく、さらに元気になっています。
18時に講座が終わり、みんなでゆきちゃんの誕生日会でしたが、私は自力の仲間がゆきちゃんの為に作ったお菓子をおすそ分けして頂き、急いで帰りました。
講座中に、スタッフの加藤より雨でぬかるんでいて、農道の横の水路に軽トラがはまって動かない?や、一人では畑がぬかるんでいるので手伝ってほしいと連絡があったからです。
電話がかかってきた時は少しどんくさいなーと思いましたが、スタッフの加藤のおかげで自力の勉強も週末に来ることができているし、こちらこそ助けてもらっているという思いになり、手伝うからいったん家に帰ってもらうようにお願いしました。
急いで家に帰り、加藤と畑に着いたのは19時45分ぐらいでした。雨の中、1キロほど先のコンビニの明かりでわずかに見える畑の中を、二人で麦かすを運びました。麦かすの重さは1個30キロ前後ぐらいでしょうか、ぬかるんだ道を一輪車で運んでも畑の中では思うように進みません。
畑の中のぬかるんで一輪車で思うように押せない場所を運ぶのは私の役で、軽トラから畑までの20メートルぐらいのぬかるんだ道は加藤に押してもらい、残り何個とカウントしながら、麦かす24個を雨の中なんとか21時過ぎに運び終えました。(土曜日に計45個)
土曜から3日経過した麦かすを運んだ場所
よっしゃ!終わった!
朝は息子が出来る様子を見る事ができ、昼は人の役に立ちたいという思いで勉強し、お客さんが全くいない状態から、お客さんを増やし顔晴っている話が聞け、夜は私を手伝ってくれるスタッフと達成感でいっぱいになれました。
子供も、学ぶ仲間も、一緒に働く仲間も、みんな顔晴っている。
月曜日に知ったのですが、きららリハビリ訪問看護の管理者も台風の中、ご利用者さんが急変し緊急対応をしていたとの事でした。
自分一人ではなく、みんなの励ましや力を貸してもらっているおかげで今がある。
もっと自分を磨こう!いつまでも忘れないために書きました。