畑に入れている麦かす肥料をやめる?

農薬・化学肥料・除草剤など不使用で2008年から畑をはじめて16年以上オーガニックで農業を続けてきました。試行錯誤でようやく麦かすを畑にすぐに入れて、発酵させて行う農法に行きついたのですが、周りの方からくさいと言われて、色んな事を調べています。

麦かすを絞る機械、乾燥させるもの、養鶏所、牧場、肥料屋、不動産屋などあらゆる所に電話をしました。

そこでわかった事は、SDGs(エスディージーズ)事業として廃棄もしくは不要な物を加工もしくは手を加えて、必要な所に届ける仕組みを作っている所があり、廃棄物もしくは役目を終えた材料が、欲しい人の所に行けばお金に変わっているのです。

会って話を聞くたびにすごい!面白い!役に立っている!と思えて、同業であってもそこでしか出来ない取り組みがあるのでどこも個性があるのです。

麦かすを乾燥させるという事で調べたのが製炭炉です。竹炭を作るのに4時間~6時間ほどで出来たりするのです。この機械を見学させてもらいました。住宅地の中に広い敷地があり、近隣に家はありますがもやしていても全く臭いはしません。

竹炭の選別で良い竹炭は音が響くのです。消臭にはすごい良いみたいです。

他にも使い方があり、牛・鶏のエサに混ぜると良いみたいとの事でした。もちろん人間のサプリでも良いみたいです。

竹林はあらゆる所で放置されていますし、切った後もそのまま放置されています。前から竹の粉砕したものは畑に入れるのはとても良い事は知っていたので入れたいと思っていました。

この機械を導入している社長も山林・竹林の困った現状をみて、この事業をやろうと決めたそうなのです。
麦かす問題があったからこそこんな事を知ることが出来ました。まだまだこれを機会に出会いが広がっています。

訳あり物件のリフォーム

ゴミ屋敷・汲み取り式トイレ・事故物件と訳あり物件のリフォームを行ってもらっています。まず事故があった場所は、壁・床・天井とすべてはがしてもらい、木材の入れ替えを行ってもらっています。

以前も事故物件の部屋をリフォームして今でも賃貸をしている戸建てがあります。これぐらい木材を入れ替えると違和感がなく安心ではないかと思っています。

戸建の孤独死はどうしても身寄りがなければ気付きにくいものだと思っています。天井もはがしてみると耐震の為なのか木の継ぎ目にL形金具が入っていました。床の下にも色々と補強している様子があります。

めくってみてわかる事もあり、初めて依頼するリフォーム屋さんなのでそこで追加工事でなどの交渉があったりしました。この先、結果的にどの金額で仕上がるのか不安もありますが、2件まとめてだと安くするという事でしたのでもう一つの物件も依頼しています。

築年数が古いので土壁ですが、ここにボードをはってクロスをしていくと思います。お風呂場・キッチンも入れ替える予定です。この物件がどう変わっていくのか?また報告したいと思います。

サボテン専門店に見学

サボテン専門店の就労継続支援B型事業所に見学に行ってきました。私もサボテンは好きなのでとても興味がありました。店内はとてもおしゃれな雰囲気で、変わった品種、見た事のないものばかりです。

利用者さんの作業している様子も見学させてもらったのですが、サボテンの仕事だけでなく、ユーチューブの動画編集、パソコン入力業務、軽作業など依頼を受けている業務など多岐にわたるのです。

すべて利用者の特性とやりたい事を考えて、スキルを身につけるために外部講師を呼んで勉強をしてもらうなど、利用者のために色々な取り組みを行っているのです。軽作業から動画編集まで行っている事が違うため、工賃も出来る事によって変えてるのです。

店長にははじめてお会いしました。ネイリストでもあり、経営者でもあります。今までに植物を育てる事が出来ず、枯らしていたみたいです。そこでサボテンは上手く育てる事ができ、自信がつき、癒されるので何かあれば「最終的にサボテン」をあげれば良いと思って言ったりしていたので、ネーミングはそこからきたそうです。

なのでサボテンもご自身で研究されて、増やしたりしているそうですし、室内用の土などの配合などにもこだわり、独自に勉強されて配合されているのです。

農福連携のお話もでき、路地で栽培するととても大きくなるそうです。外でもサボテンを植えているので大きくなるスピードが違うと教えて頂きました。

畑では麦かすの臭いがくさいと周りの方から苦情がきている状態で、それが解決したら一緒に出来たらという話をしました。

想いがある事業所の話を聞いていると、とっても勉強になります。時間はかかりますが、同じような良いメンバーが集まって来るみたいですし、勇気や希望を頂けました。

耕運機を使ってみました

農機具のクボタさんに紹介してもらい実際に耕運機を作っているメーカーさんの所に行ってきました。

この耕運機はマルチを張りながら、土もよせるので、今までに手作業でマルチをはり、マルチ押さえしていた作業が、この1台であっという間に畝にマルチを張り作物を植える準備が出来るのです。

しかも最大で畝の高さも30センチに出来ますし、簡単に調整もできます。マルチの幅も簡単に変えれるのでとっても便利なのです。

しかもあまり力を入れずにできるのでとても手軽です。これだと1本マルチ張りに30分かかっていた畝の長さでも5分以内に終わりそうです。

この耕運機を使って、マルチを張り、玉ねぎの移植機を使えば作業スピードは10倍は早くなると思っています。この機械が届くのが楽しみです。

14年目の玉ねぎ採り

今週は、幼稚園児による玉ねぎ採りがありました。今年は全クラスで560人ほどだと思います。箕面市の畑で10年以上、農薬・化学肥料・除草剤不使用で耕していた土地から茨木市の畑で野菜作りは3年目です。

麦かす・タヒボ茶茶殻・米ぬか・使用済み酵素を使って循環農法で土作りを行い、定植する時期が全体的に遅かったのですがなんとか玉ねぎが育ってくれました。

今回は農業担当スタッフが幼稚園の玉ねぎ採りで大活躍です。この玉ねぎ採りで喜んでもらえるのかが私達の大きなポイントなので無事に終わるとほっとするのです。期待を裏切らないようにといつも心がけているからです。

今年はドレッシングにも玉ねぎを使いますし、タマネギの塩麹でも玉ねぎを使いますので玉ねぎが足りるかが心配なのです。

今年は、玉ねぎの移植機をすでに買い、さらにマルチを張れる耕運機も買う予定ですので、今年はさらに多くの玉ねぎを作れたらと思っています。

今週に面接にきた方も農作業に興味があるみたいですので楽しみですし、就労継続支援B型事業所としても吹田市の事業所と組んで始めて行きます。

どんな事があってもそれを乗り越えながらなんとか形になってきています。