塩麹の試作品

玉ねぎの塩麹を以前にも試作いただいたのですが、違うバージョンで作ってもらい、さらにムクナ豆の塩麹も作って頂きました。

玉ねぎの塩麹は、使い勝手が良さそうですし、ムクナ豆の塩麹もムクナ豆が美味しいので面白い。甘酒をムクナ豆で作るとどうなるんだろうとも思いました。



玉ねぎには硫化アリル、ケルセチン、グルタチオンが含まれており、硫化アリルは水に溶けやすい、熱を入れるなど加熱すると「プロピルメルカプタン」という物質に変わります。

ケルセチンは熱に強いらしい。玉葱の有効成分を摂取するには生で玉ねぎを食べるのが良いのです。それが難しいようであれば玉ねぎの塩麹、玉ねぎ酢などはとっても良いと思っていたのですが、ケルセチン配糖体という言葉をはじめて知りました。

玉ねぎには、ケルセチン配糖体が含まれています。ケルセチン配糖体は、糖と結合したケルセチンで、小腸での溶解性が高いため健康効果が期待できます。ケルセチンは、野菜や果物に含まれるポリフェノールの1つで、強い抗酸化力をもち、血小板凝集抑制作用、降圧作用など、様々な生理活性を持つことが報告されています

ケルセチン配糖体には脂肪を分解するのをサポートする働きがあるという事でも注目もされています。ケルセチンは玉ねぎ以外にも緑茶にも含まれているみたいですので、ケルセチン配糖体を毎日摂取したい場合はお茶なら毎日続けれるので良いなと思いました。

玉ねぎを酢にすると一般の酢に比べてアミノ酸2倍、アルギニン5倍、そして酢酸菌も入っているので、一手間を加えるだけで体に良いものに変わっていくので面白いのです。

6年目のじゃがいも堀り

今年は気温が暑く8月末までに種芋のジャガイモを植えていくのですが、はやめに植えたじゃがいもは腐ってしまい、急遽、種芋を買って植え替えをしたので労力は倍近くかかっています。

農業は自分の都合でなく自然や野菜に合わせないと、育ちませんし、倍の労力がかかったからと言って、野菜は倍の値段にもなりません。あくまでも人間が育てるにあたって順応しないと野菜は育たないのです。

気温が例年より暖かいのもあり、計1700本ほど育ってくれました。植え替えをして無事に育ってくれたのが何よりもありがたいのです。この農地ではイノシシが頻繁に出るので柵をして、さらに柵の下に竹を置いてイノシシが鼻で突きあげても柵の下をくぐれないようにしています。それぐらいしないと入られてしまうのです。

農地での色んな苦労などもありましたが、今回も600人ほどの園児に来て頂けました。箕面の畑では畑一帯の開発で使えなくなり、茨木市の農地でのジャガイモ掘りです。掘っている様子や掘れたジャガイモを見て、無事に出来て良かったと思えます。



畑では来週からマイナスの気温になるので、ムクナ豆をほぼすべて収穫予定です。マイナスの気温の中、ムクナ豆を収穫せずに畑に置いておくと、霜が入り込んで腐ってしまいます。


ムクナ豆(八升豆(はっしょうまめ))

ムクナ豆は本当に生命力のある野菜で全く水をあげずにそのまま放置していていましたが、今年もとても大量に実がなっています。収穫だけでも一人であれば8日ほどかかりそうです。急遽スタッフの応援を呼んだりしていますが、ムクナ豆でアレルギーやかゆくなる方もいます。

このムクナ豆は、乾燥豆、さや付き豆、粉末などで販売しています。味噌にすることで体に良いみたいですので、ムクナ豆の味噌も味噌作りをしている会社に依頼していますので出来上がるのが楽しみです。また出来上がったら報告します。

何年も保管していた枇杷の種

ずっと何年も保管していた枇杷の種を発芽するかわかりませんが植えてみました。果樹を育てて良いという事で枇杷・梅・キウイ・ポポー・カシス・ぶどう・ゆずなどを植えてみようと思っています。



どれも実が出来るまでは数年かかると思います。出来ると信じて私達は周りの資源、竹や落ち葉、麦かす、使用済み酵素などを土に混ぜたりして成長具合を観察をしようと思っています。

いつか育てた果樹が施設のデザートになったり、加工品の原料となり、少しでも健康の役に立つ日が来ると思っています。きっと今より良くなると信じて進めていきたいと思っています。

山はあきらめました

山を購入しようと思ったのですが、役所に衛星写真・地番を見てちょっと思っている場所とも違うし、大失態をしてしまったというのもあり、時期が早いのではと思い買うのを見送りました。

農業では農業委員会に認めてもらうには借りた敷地面積の有効活用が問われる。その中で水はけが悪くてもイノシシに獣害があっても、いかなる理由は関係なく有効活用する事が大事らしいのです。しかも理由は関係がないらしいのです。

農業で3期終えていないといけないし、経営ができているもみるらしいのです。そこには基準が明確でなく農業委員会の判断で農地が買えるのか決まるのです。

農地拡大でも地域の農家の台帳作りを市が行っていて、それに時間がかかっており新規で農地を2か月前ぐらいに申し込んだがまったく審査すらも進んでいなくて、電話で聞いてみると農地拡大では審査はするが貸すのは難しかもしれないとのこと。

なので近隣農家さんが貸してくれる話は非常にありがたく話の結果400坪ほど借りれる事になりました。そこでは果樹を植えても良いのがとてもありがたいのです。



なのでしっかり借りている農地を使い切り、これから借りる農地でも収益が出るようにまずは実績をしっかり上げようと思ったのです。見てくれている人は見てくれているので、、

東京の勉強会では偶然に農家をされている方と話ができました。土の中の成分でチッ素が多いと匂いと、葉が薄くなったり茎が細くなったりするらしく、それが虫にやられる原因と教えて頂きました。弱くなったものを食べるらしいのです。

なんでもバランスが大事であり、自然界は当たり前の循環を繰り返しているが私達はその原理を理解せず、虫が寄り付けば薬を使って対処療法をする事がよくみられるのです。もちろんその方が簡単だからもあります。

人は我が入ると冷静にも見れなくなるし、私自身まだまだ欲で判断を間違う事もあります。中道で見たり聞いたりできるように反省しながら一からやっていこうと思いました。そんな時に当たり前の光景が当たり前でなくなり、感謝が足らんかったと気付かされます。



娘の合格祈願で勝尾寺に行ってきました。うまくいってほしい、やりきってほしいと願っています。結果を見守りたいと思っています。

果樹を植えれる場所

山を見に行ってきました。もしかしたら山を購入できるかもしれないのです。まだ決まっていませんが1000坪以上あり、枇杷・梅・キウイなどが植えれる事ができ、ニホンミツバチの住む環境も作る事ができるのではと思いました。



山なのでここまで行くには砂利道で舗装されてもいないし、山道で車が通れなくもなります。斜面もあり、すべて平らではありません。それでも挑戦できる可能性があるのでこれから調査をしていく予定です。

山を見に行った翌日に以前から畑を貸してほしいと話していた方から連絡があり、話してみますと農地を借りれるような話になりました。しかも果樹・ハウスもOKとの事。本当にありがたい話です。しかも今の畑の近所です。広さは600坪ぐらいでしょうか?ただイノシシの足跡だらけですので、対策が必要な場所でもあります。



ジャガイモは1週間でどんどん芽が出てきました。しっかりと成長してくれます。ムクナ豆もどんどん豆の形になってきています。時間をかけて理想を手に入れていけたらと思っています。