左半身麻痺から歩けるようなった考え方

宮古島で堀尾さんに初めて会いました。堀尾さんは脳内出血で左半身麻痺になりましたが独自のやり方でリハビリを行い、5か月後には運転もすることができ、足も手もなに不自由なく動くようになったのです。

その経験をもとに宮古島では、脳梗塞や脳出血で体に麻痺などが残ったかたや機能障害がある方に無料で歩けるようになるコツをを教えているのです。



宮古島で堀尾さんの所に通っている方は脳卒中になって7年。
その方の先輩が脳卒中になり15年経過した方で装具をはいて杖をついていた状態で言葉も聞き取りにくい状態だったのが、堀尾さんのおかげで装具をはずして歩けるようになり、スムーズにしゃべれるようになったとの事。

2017年9月に堀尾さんと出会い、リハビリをはじめるよになったのです。

堀尾さんと出会うまでは、装具をつけて足首も膝も固定してギブスをはめている感じで足の感覚が全くなく、平行棒を使ってただ歩くだけの練習のみ。

麻痺がない使える手足を使って生活に困らないようにするのがリハビリ病院でのリハビリだったが、堀尾さんの場合は、「麻痺であってもせっかくある足を使って、もとの生活にもどるようにしよう!」という考えで、夢を持って頑張ろうという気持ちになれるとの事。

堀尾さんは、足が壊れたのでないので、もとの体に戻ろうと一緒に取り組んでいる。杖もいらないし、装具もいらないし右も左も同じ足なんだから。同じようになるようにしましょう。差がないようにしよう。手だったらどっちが悪かったかわからないようにしようとしている。

水曜日~日曜日まで付きっ切りで訓練を希望する方を無料で手伝っているのです。
堀尾さんは、足のあげかたや一人でできる方法などのリハビリの仕方を教えているのです。

堀尾さんに教えてもらい、2カ月で装具をはずし、足の裏がついている感覚が出てきた。自分の足がどこについているのかわかり、少しづつ変わってきた。足があげれなかったが、足があがるようになった。それをできるんだよ!と堀尾さんが教えてくれて希望をもたらしてくれたのです。

堀尾さんは少しづつ恐怖を省いてくれるリハビリでもあり、自信もつけさせてくれるのです。動くから頑張ろうね。と言ってくれる。

脳をコンピューターに例えれると、ハードディスクがバグっている状態で、恐怖しかないからあるけないだけで、恐怖を取り除いたら歩けるようになる。痙縮(けいしゅく)も恐怖からきている。脳は訓練すれば手足が動くように再生されるし、脳の機能が回復すれば、麻痺した方も必ず歩けるようになるという考えなのです。



堀尾さんには、宮古島で2日間、お話を聞き、11月1日も広島でリハビリの様子を取材させてもらいました。堀尾さんの取材はまだまだ続きます。

本日は、原田式メンタルトレーニング指導者育成コースで勉強していました。明日が最終日ですが、月曜日からミャンマーに5日~10日まで出張し、当社の仕事をしてくれている現場に行ってきます。ミャンマーから当社に研修として2人来ています。

あらゆる事を同時並行して、可能性を探るためにチャレンジしています。
また帰ってきたら堀尾さんへの取材の続きや勉強になった事などをお伝えしたいと思います。

希輝通信(ニュースレター)でも取材内容は掲載予定です。がんを克服した方や生活習慣病を防ぐコツなどを掲載しているニュースレターです。詳しくはこちら