西式健康法に取材をしたかったのは、がんを克服した方が実践されていたり、西式を取り入れていた甲田医院 甲田光雄先生の事なども耳にする事が多かったからです。
西式健康法の西 万二郎先生と大阪西会の山根会長に取材する事ができました。西 万二郎先生とお会いした印象としては物腰が柔らかく、非常にお話しやすく、とても徹底的になんでも調べるような方だと思いました。
創始者の西勝造先生は「心臓はポンプでなくタンクだ!」と言われていた事にもびっくりしました。
西勝造先生はもともとは炭鉱技師であり、トンネルの中では出水などもありますのでポンプの事なども専門でなければ命にも関わる事でしたので専門家でもあったのです。
血液循環においては末梢こそが大事だという事もあり、極論でありますが「心臓はポンプでなくタンクだ!」と毛細血管原動説を提唱していた方なのです。
昭和23年に血液循環の仕組み・心臓が動力だとしてしっかりと説明できる方・議論できる方には、5万円の懸賞金を出すという新聞広告をだされたのです。今のお金にすると100万円ぐらいだと言われています。
当時のお医者さんで血管の中を流れる血液の仕組みなどの流体力学の事もわかっていて、患者さんと接しているのか?医者が理解して論じているのか?などを確認をしたかったのかもしれません。
西式健康法の創始者西 勝造先生は、健康法をあみだすために様々な健康法を体験・経験し、西式健康法の基本の四大原則と六大法則を作ったのです。
西式健康法の四大原則とは、栄養、四肢、皮膚、精神です。どれもが大事であり、6大法則も腰痛がある方の事も考えた運動が盛り込まれているので気軽に出来るようになっているのです。
不安・恐怖などで交感神経が優位になっていたのが、体操をする事により緊張がほぐれて、副交感神経と均衡した状態で「良くなる。能くなる。善くなる。」と言葉に出したり、唱えたりすると体にはいりやすいとの事です。
癌及び病気になれば、まずは西式の体操を行う事が一番実践しやすいのではないかと思いました。がん克服してきた人達の物語第8弾!「私が信じた代替療法」黒田 孟さんも金魚運動・裸療法・柿の葉茶の飲用など、西式健康法を取り入れていたんだと、改めて理解できました。
食事療法も甲田先生の指導は、その人が断食や生食療法ができるか?リンゴすりつぶしが良いか?大根の葉と根の部分の灰汁がよいのか?などその人の性格及び症状を見て指導されていたそうなんです。
それと指導が厳しいという噂だけは聞いていたのですが、甲田先生の秘話を聞いていると、人をなんとか救ってあげたいという思いがとっても強いからだと思いました。
西 万二郎先生と山根会長には、他にも食事療法の考え方、手を体に触れずに診察してきた先生の話、西式健康法の四大原則の詳しい理由、柿の葉などの事など取材時間1時間の予定が3時間半ほどお聞きする事ができました。
詳しくは取材内容をまとめしだい
NPO法人がん克服サポート研究会にて掲載いたします。