稲架掛け(はさがけ)を木と単管の両方で組み立て、7日前に刈り取った稲を掛けていました。どちらの方法でも倒れることなく、無事に稲を干すことができました。
単管のほうは3段で干せるようにしましたが、どの長さが適切なのかわからないので、少しずつ長さを変えて試しながら設置しました。
最終的には、計22本の単管を立て、そこに直角に固定する直交型クランプを1本に3か所に設置して、3本のロープを張って支える形にしました。土手に置いたままだった稲もすべて掛け終わりました。
1反分の稲をこの方法で干せるのかはまだ分かりませんが、やりながら考えることの繰り返しです。
この天日干しが終われば、稲から藁を取り除き、籾だけを精選する作業があります。その作業をするのにハーベスタという機械がいります。そして籾から籾殻(もみがら)を取り除いて玄米にする作業をもみすりと言い、籾摺り機がいります。籾摺り精米機とハーベスタを購入するため、助成金の申請を行いました。
みどり公社・農業委員会を通じて畑を借りて4年目でも農協には加入できず、乾燥・籾摺り・選別まで行えるライスセンターも予約がいっぱいという理由で3月~4月頃に相談して利用できないと断られました。箕面市や茨木市では、新規で農業を始める人にとって環境がかなり厳しいと感じます。なので自分で道具をそろえるしかなく、お米を作るのに多くの機械は必要ですし、お金がかかるので採択されればありがたいのです。
農作業は想定よりかなり時間がかかっているので、機械の動かし方を動画で撮りましたので、見てもらって手伝ってもらおうと思っています。一人では大変ですが、次につなげれるように色々と試してみようと思っています。