耕運機を使ってみました

農機具のクボタさんに紹介してもらい実際に耕運機を作っているメーカーさんの所に行ってきました。

この耕運機はマルチを張りながら、土もよせるので、今までに手作業でマルチをはり、マルチ押さえしていた作業が、この1台であっという間に畝にマルチを張り作物を植える準備が出来るのです。

しかも最大で畝の高さも30センチに出来ますし、簡単に調整もできます。マルチの幅も簡単に変えれるのでとっても便利なのです。

しかもあまり力を入れずにできるのでとても手軽です。これだと1本マルチ張りに30分かかっていた畝の長さでも5分以内に終わりそうです。

この耕運機を使って、マルチを張り、玉ねぎの移植機を使えば作業スピードは10倍は早くなると思っています。この機械が届くのが楽しみです。

14年目の玉ねぎ採り

今週は、幼稚園児による玉ねぎ採りがありました。今年は全クラスで560人ほどだと思います。箕面市の畑で10年以上、農薬・化学肥料・除草剤不使用で耕していた土地から茨木市の畑で野菜作りは3年目です。

麦かす・タヒボ茶茶殻・米ぬか・使用済み酵素を使って循環農法で土作りを行い、定植する時期が全体的に遅かったのですがなんとか玉ねぎが育ってくれました。

今回は農業担当スタッフが幼稚園の玉ねぎ採りで大活躍です。この玉ねぎ採りで喜んでもらえるのかが私達の大きなポイントなので無事に終わるとほっとするのです。期待を裏切らないようにといつも心がけているからです。

今年はドレッシングにも玉ねぎを使いますし、タマネギの塩麹でも玉ねぎを使いますので玉ねぎが足りるかが心配なのです。

今年は、玉ねぎの移植機をすでに買い、さらにマルチを張れる耕運機も買う予定ですので、今年はさらに多くの玉ねぎを作れたらと思っています。

今週に面接にきた方も農作業に興味があるみたいですので楽しみですし、就労継続支援B型事業所としても吹田市の事業所と組んで始めて行きます。

どんな事があってもそれを乗り越えながらなんとか形になってきています。

3年目のニホンミツバチ

去年の9月中旬にニホンミツバチの巣を見に行った時にスズメバチに襲われていたので気になっていたのですが、見に行くと巣箱にニホンミツバチが全くいませんでした。2年連続でこの巣箱にいたのにとても残念です。

巣箱の中を見てみるとこんな感じでした。

他にも4カ所の巣箱を置いています。ニホンミツバチがいた巣箱の南側の巣箱を見てみるとニホンミツバチがいたのです。移動していました。

5個巣箱を置いているのですが、今年も1個の巣箱にしかニホンミツバチはいませんでした。5年間、ニホンミツバチが増えるまでは蜜を採らないと約束したのに、能勢の山でもなかなかニホンミツバチが増えないのです。

自然環境はとても良いのですが、、、

先月に西洋ミツバチを育てている方にお会いしました。その方は、山に花が咲く植物を植えて、西洋ミツバチが育ちやすい環境を数年かけて育てていました。もちろんかなりの費用はかかります。このように環境作りを考える方もいれば、蜜源を探すために西洋ミツバチの巣箱を移動しながらその場所の自然及び他人が育てた場所に行き、蜜を集めている方もいます。

育てていくには時間もかかりますし、手間もかかります。どう向き合うかいつも問われるところです。

にんにく・玉ねぎを収穫

無農薬・無化学肥料・除草剤不使用の畑でにんにくが順調に育っていましたので230本、良く育っている玉ねぎを55個収穫しました。娘がほぼすべて目利きを行い、玉ねぎを収穫。にんにくも半分以上は収穫してくれました。

にんにくは農福連携を行っているウィズファームさんの所に見学に行った際に買ったにんにくを育てていました。とても良い感じのにんにくだったので、どの品種なのかを聞いた時にこの畑の土壌判断・この地域で合うにんにくを教えてもらい作っていると聞いたので、試しに植えてみたのです。


収穫時に娘が撮ってくれた1枚

私達の畑でも立派に育ち今までにない育ち具合です。玉葱も良い感じに育っています。今年も今から玉ねぎ・にんにくを販売していく予定です。

ポットで育てるブルーベリー

地植えでなくポットに液肥をタイマーでセットしてブルーベリーを40苗から始めています。路地とポットではどれぐらいの成長の差があるのか?収量など比較できたらと思っています。今までも路地でブルーベリーを植えた事があったのですが、水はけが悪いと育ちません。

ポットだと水はけは関係ありませんし、ほぼ土を使っていませんので持ち運びが容易なのです。液肥を自動でセットするので水と電気があれば何もせずに育てる事が出来ます。

農業を管轄する農業委員会に、畑を広げたいので契約書を交わすのに協力してほしいとお願いすると、効率的に営農できていないので拡大を認めません、としか言われません。水はけが悪い土地があれば返せばよい!具体的に指導はなく、ただ周りの農家に聞いて、整備ができているのか確認で営農がどうか判断されるのです。なので畑の現状だけで判断されます。

どのような戦略・考え、どれだけの売り上げ・経費など儲けなどの事業者からの話など聞こうとしないので、話にならないのです。

なのでいくら周りに休耕地があって、隣人と話が進んでも農業委員会という壁があるので、結局は個人間で契約したり、畑の敷地面積にカウントされないなど、なんにも農業の事では頼りにならいのです。

果樹・野菜・加工・委託加工などを経験しながら、百姓に近づけたらと思っています。百姓は100の色んな事が出来るという意味があったそうです。周りでは農薬・化学肥料・除草剤を使っている人しかいません。なので効率的とか、空いている期間を育てる野菜の育て方には化学肥料を使わないと出来ないような提案は聞く事はあります。

オーガニック野菜、農薬・除草剤を使わない野菜で農業で食べていけている人、儲けている人も近隣ではいません。時間はかかりますが、こだわった野菜の販売、生産から加工、6次化産業までの提案までどんどん経験を積みながら出来たらと思っています。