本物ケア

「本物ケア」という言葉に興味を持ち本を読んでみました。利用者の方が歩けないと言えば車いすを用意して移動するなど必要以上に手を差し伸べて客受けの用意サービスを行う。しかしそのような事をする事により、利用者の残存能力の発揮機会は少しづつ失われて、知らないうちに寝たきりの状態になっていく。

そこにリハビリを取り入れなんでもして差し上げる必要はなく、日本一不親切な親切でもっと自分で出来る事を知って頂こうというポリシーを持っている本物ケアを実践している会社の話でした。

利用者の自立のために必要な課題を見つけ出し、ホープ=希望・目標などを導き出し取り組んでいるのです。悪くなった所をリハビリで完全に元に戻すという点を重要視するのでなく、利用者の方が生活ができるようになり、希望や目標に目を向け、少しづつ出来てきた事による生きる自信を取り戻してもらうように自立支援をしているのです。

デイサービスもバリアフリーでなくバリアアリーで日常生活が出来る事を目指すのであえてそのようにしたそうなのです。

高齢者だけでなく障がい者も含めて、子供から高齢者までのトータルケアサービスを行っているのです。そしてグループ内に内科・リハビリ科を備えたクリニックを創設しているのです。

読んでいてすごい!と思う事ばかりです。地域の課題を解決するために訪問リハビリから行い、あらゆるサービスを展開して包括ケアサービスに取り組んでいるのです。

また違った会社で建設会社が障がい者のグループホームの建設を何棟も行ったり重度身体障がい者のグループホーム、医療的ケア児者のためのレスパイトケア施設、こども食堂、就労継続支援B型などを支援している会社があったのです。

しかもナーシングホームについて取り組もうとしていて、社会的課題の解決に取り組もうとされているのです。しかもコンサルタント費用などは一切取らないのです。

社内では、みのおのまち商学校の受付がはじまり、訪問マッサージ師による「肩こり・腰痛困っていませんか?」の講座はすぐに満員になり、違う日程をお客さんに応じて設定して、講座を受けた方がとても満足されて、また施術を受けたいと希望して頂けました。

訪問看護では人生の最後を考えるきっかけになるもしバナゲームにより、その方の価値観などをお聞きする事ができました。

私も初めて参加したのですが、以前にサイモントン療法の勉強会に何回か参加していたので、その人の価値観やどのように向き合うかはとても大事な点で、もしバナゲームは聞きだすきっかけになると思いました。

他にも患者さんの意思決定を支援するためにアドバンス・ケア・プランニング(人生会議)により、将来の医療及びケアを具体化することを目標にする事もあるそうなのです。

目の前の関わりによりサービスが広がり、さらに満足度をあげる取り組みをしている事は誰かの為にというあつい気持ちとどんな事もやってみるという考えがないと出来ないですし、理念・生き方は目の前の人により磨かれるものだと思いました。

ご縁や勉強を通じて私達の出来る事を広げていけたらと思っています。

その人の人生に誰よりも真剣に向き合う

この人には伝わらない、苦手、相性が合わないなど色んな関わりたくない理由はあるのかもしれませんが、その原因は相手であり、自分が正しいのでしょうか?

いま目の前にある出来事に関わりたくないという理由で、他人に任せる事でストレスがなく過ごしたい、やっかいな事は避けたい、したくないというのも良いのかもしれませんがそのような事を繰り返すことで、視野が広がったり、自分の欠点を見直すきっかけになるのでしょうか?

人に聞かないと答えはでないのでしょうか?自分に問いただしてわからないのでしょうか?

勉強会で聞いた話ですが、営業マンの1日のスケジュール・日報をチェックしていてある事に気付き、正直に書いているグループと適当に書いているグループをわけたそうです。適当に書いてあるグループの方が成績が良かったそうで、1週間営業を辞めたらどうなるか?という実験をしたそうです。

すると、売り上げ成績の良かった適当に日報を書いているグループは売り上げがさがり、正直に書いているグループの売り上げ成績は変わらなかったのです。

これはどうして違うのか?

営業は問題を解決する事、役に立つことが仕事なのですが、日報も適当であることから自分の都合の良いように取り組んでいた結果でもあり、人との関りに違いがあったのです。お互いの信用は1週間営業に行かなくても正直に相手の事を考えて向き合っているグループには日にちなど関係がなかったのです。

この話を聞いて、常に真剣に向き合う事、人間性を磨いているのはどっちのグループなのだろう。そして、そのような方は人を選ぶのでしょうか?相手が悪いと考えるのでしょうか?相性が悪いと言って考える事や辞めたり、あきらめたりして他人にまかせるのでしょうか?みんな役割が違うのに人の批判をするのでしょうか?

ある会社の社長は、その人の人生に誰よりも真剣に向き合うと考え向き合っている住宅メーカーの社長です。10数年ぶりに人間主義経営学でお会いし、そのあとに久しぶりに話を聞きました。

まずはその人のライフプランを一緒になって真剣に考えるそうです。家族構成、お金の支払い、どのような人生を歩みたいのか?どのような生活がしたいのか?など何度も話し合うそうです。

しかもその方に携帯電話を教えていつでもかけつけるのです。仕事とプライベートという携帯番号をわけるとかしないのです。朝、水が出ないそんな事でも管理の仕事を任されているわけでもないのに、その問題が経験があり、自分で解決できることは時間・日時に関係なくかけつけ、お手伝いをするとの事です。

まさに真剣に向き合うを実践してるのです。社長になるまでは他の建築会社で10年連続営業成績が1位の方にどうしたらトップになれるか相談に行き、その人に教わりに行き、全国で1番になったそうなのです。その時に今までにトップだった人は祝福してくれて本当に良い人だそうです。

いま、抱えている問題を乗り越えたり、解決する事は自分の器を大きくしたり、人との信用を築けるきっかけだと考えるとどう対応がかわるのでしょう。

私達は健康に関わる商品を通販していますが、電話の対応で2時間近く話したり、お客さんのご自宅に行き、ご家族に話をしたり、その方のお友達のがんの方に励ましてほしいと言われたので会いに行ったり、病室から死ぬ間際に色々迷惑をかけたけどありがとうとメールを頂いたり、亡くなってからその方のご自宅にお伺いしたり、私はいろんな経験を行ってきた事もありました。この経験は私にとっては原動力です。

今はスタッフに任せていますが、お客さんとの会話に2時間近く話をしたりして、何かを学ぼうとしたり、問題解決の役に立とうと考えてくれています。

ただ通販事業・訪問看護・訪問マッサージなど全員のスタッフがそのような考えまでに至りませんので、人間は教育する事により人間であるという言葉を聞いたので、人を活かすためにいかに考えるかなども行い、反省しながら進んでいけたらと考えさせられた再会でもあり、勉強会での話でした。

週末には草刈り、玉ねぎの収穫、マルチをはがして、畑の整理など暑さに関係なく行っています。暑い日が続く中、どんな環境でも玉ねぎも新しい根をはり生き抜こうとしています。私達はこの玉葱を加工品にして、本当にこだわって育てた野菜でどこまでの加工品にできるのか?挑戦中です。スタッフを巻き込み無理ばかりをお願いしていますが、野菜にも生命があるので、時間にも限りがあります。


何本か根が生えて暑さに負けずに生きています。

私達が作った玉ねぎドレッシングが編集者の目にとまり、掲載される事になりました。評価のポイントは大阪産で自家菜園の玉ねぎ、あとこだわりなどです。

値段で選ばられるのも良いのですが、その人と付き合う価値で選ばれる。そのためには磨く事、勉強はいつまでも続き、一生挑戦です。


暑さの中勢いよく茎をのばし、葉が大きくなりカボチャが育っています。暑さに負けない野菜です。

本能で動くと偶然も

箕面市の近隣で訪問看護ステーションのサテライト(出張所)を計画しています。その場所を訪問看護の管理者と一緒に見に行きました。私は2度目の見学です。1度目の見学はその物件が売り出していましたので、突然お伺いしましたが留守でした。

いったん会社に帰ろうとしたのですが、会える気がしてまた売り出し物件に戻りますと、ちょうど雨が降ってきて走って戻ってこられたのです。そこで自宅を見学させていただき、それをきっかけに一般媒介契約まで締結できました。

検討中なのではっきりと言えませんが敷地はかなり大きく、車も5台は停めれます。その事を木曜日の訪問看護メンバーでミーティングを行い、今後の計画と2棟目の計画についても話し合いました。

訪問看護では私は2017年から無報酬で行っています。看護師及び理学療法士・作業療法士・言語聴覚士の給料水準・待遇をより良くして内部を強化したいからなのです。

もちろんみんなのやりがいも重視しているため、やりたい事は実地してもらい、会社の財務も見える化しています。相談支援事業所も挑戦してみたいという事で行う予定です。そんな会社の雰囲気などで今月から他で管理者をしていた方が当社に入社した方もいます。

通販事業部では、2018年から海外でWEB事業を手伝ってもらいました。それは、海外に進出している日本の会社に依頼をし、業務委託という形です。日本企業に委託すると、どうしても作業代が上乗せされますし、人の入れ替わりなどでまた教えたり、日本語の意思疎通が上手くいきませんでした。

そこで今年から海外専属スタッフを雇い、独自で海外で業務を行ってくれる方を探し、ようやく形になってきました。その事により、土曜日・日曜日も作業ができるきっかけにもなり、平日の業務が滞りなくスムーズにできるきっかけにもなりましたし、日本語のわかる専属スタッフのおかげで、意思疎通が上手くいくようになり、マニュアル化に取り組めるようになりました。さらに作業効率も上がり経費も日本企業に委託費を払うより2分の1になるのです。

がん克服サポート研究会では2010年前後だったでしょうか、石黒先生に出会い、今では何人もの方を石黒式温熱法をお伝えし、がんでお困りの方に希望を持ってもらえるお手伝いが出来ています。まずはどんなものかお試しで使って頂き、これなら自分自身でケア出来るという事で、再度3人で当社に来てくれた方の一人が、以前に自力運動療法の体操に参加してくれた方でした。電話でグループホームの相談をしたりした事がありますので、近況なども報告ができ、偶然の再会でした。

他にも今までに2・3度電話をして全く電話が繋がらなかった方にさらに電話をかけてみて偶然につながり、その日に会社近くに行く予定があるという事で来て頂き、不動産事業で協力して頂けるような話にもなりました。その方は、ある物件の仲介をしてくれた方で何度か電話で話した事があっただけでしたが、仕事のやり方が丁寧でなんだか気になっていました。

畑では通常は玉ねぎを一気に収穫して小屋に吊るすのですが、そのまま収穫せずに畑に置いてあります。そうするとわずかに数本根が生えていて、わずかに生きているので長持ちするのではと勝手に思っています。これだけ暑くても雑草の中から玉ねぎ・じゃがいもが埋まっていてまだ収穫できるのです。


タマネギ

ジャガイモ

すべてを感覚的に行いながら良いなと思った事を継続し、より良くしたいという思いだけで突き進んできました。より良くしたいためにわずかな変化や流れ・違い・雰囲気などは読み取れるように意識しています。だからと言って氣を使っているのか?と言われるともっと氣を使ってとメンバーに言われる事の方が多いのですが、、、

本能型・知略型・本物・偽物など色んな物や人に触れますが、正しい・儲かるとかより本当にやりたいのか?どう過ごすべきか?一緒に行いたいのか?を考え後悔しないために、思うがままに過ごしているだけかもしれません。

行動する事で結果がすぐにわかり軌道修正ができると思っていますし偶然も多いと思っています。

2日間の見学

大和当帰(やまととうき)を作っている奈良県の農家さんに会いに行きました。トウキの根は生薬として主に婦人薬として使用され、冷え症用薬、保健強壮薬、精神神経用薬、尿路疾患用薬等の処方に高頻度で配合されます。

葉の部分が平成24年より「非医」扱いとなったことから、奈良県の6次産業を推進している方の紹介で大和当帰の葉が薬膳スープカレーに良いのではと提案して頂き、お話を聞く機会を頂きました。

大和当帰は茎が赤いのが特徴らしく、北海当帰(ほっかいとうき)・日向当帰(ひゅうがとうき)は茎が緑色らしいのです。当帰はセリ科の多年草本でセロリのような香りが特長です。


大和当帰

しかもここの農家さんは、有機JAS認証を取得しており、ビワの葉、桑の葉・柿の葉、ヨモギなどなんでも育てており、ハウスは200棟ほどあるそうなんです。

葉物につく虫についてどうしているか聞くと、野菜によってつく虫が決まっているため、土の中にいる虫が食べない野菜を間に育てて、食べるものがないようにしたり、ハウスの温度を高温にしたりしてを続けていくと、3年したら虫や雑草などがなくなるとの事。

しかも肥料は、色んな食品会社や加工会社から譲ってもらったりしてり、使わなくなった物を有効利用しているのです。そのため年間の肥料代も抑えれるとの事。

色んな葉などを乾燥させるのも色が茶色にならないように、乾燥方法にもこだわっているのです。色んな工夫をされていてとても規模が大きい農家さんです。

次の日は岐阜県に行き、ナーシングホームの見学に行きました。がんの方がどのように過ごしたいのか?誰といたいのか?を実現してくれる施設です。

コロナ禍でも面会はOK、部屋での泊りOK、好きなものは食べても良いですし、買い物や外出もOKなのです。どのように過ごして病気と向き合うのかをサポートする施設なのです。

今までに何年もナーシングホームをされている方と話をすると、がんでどのような最期を送るかを考えて入所されるとの事でした。そこから良くなる方はいるのか?も聞きました。そしたら今までにないとの事でした。

それを聞いて愕然としました。私は医者に見放された方がその人の生きる気持ちと努力で治した方を知っていますし、そのようなサポートを行っているからです。

岐阜県から帰る車の中で、訪問看護のスタッフに電話をしました。それは私達もそのような方と向き合うけどやってみたいか?できるか?と確認をしました。

生きるためにどのような選択法があるのか?私達が力を合わせて、なんとか1%でも良くなる確率が上がればと思っています。その日は、朝3時半に目が覚め、5時過ぎぐらいから一人でドライブしました。


豊能町にある法輪寺からの景色

豊能町の法輪寺に初めて行き、入り口には「一生の終わりに残るものは、自分が集めたものでなく、自分が与えたもの」と書かれていました。

加工会社で入らなくなった野菜くずなどを使い肥料にして野菜を育て、仲間も増やして大規模化された農家、がんの方が安心して過ごせるナーシングホーム。私達なら自然・心の調和・良くなる可能性なども伝えれるかもしれません。

心の思うがままに動けばすべての出来事が色んな意味がありつながって行くのかもしれません。

調べる探すは改善の第一歩

今までは社内で玉ねぎドレッシングの製品化の準備として、皮むきと傷んでいる所を除く作業を行っていましたが、今年の玉ねぎドレッシングは、箕面市にある生活介護事業所 と就労継続支援B型事業所にお願いしました。

精神障がい者の方もいらっしゃいますが、作業するのも細かくしっかりやってくれる方が比較的多いという話でした。玉葱を持って行った時もあいさつもしっかりしてくれますし、20キロほど入った玉ねぎを軽トラから降ろしているいる際には、体が悪くお手伝いが出来ないと、とても気にして頂き気配りをして頂けました。

障がい者のグループホームをはじめようとした時は精神障がい者というだけで、奇声を発したり、近所の物を破損したりするのでは?という意見や周りの住宅価格の価値が下がると言われましたが、そのような方に限って、グループホームに住まれる方の精神障がい者の特性を知らないですし、知ろうとしないのです。


見た目は違うがみんな生きている。とっても良い。サボテンは蛍光灯でも育つそうです

精神障がい者の住宅を探している会社に電話をして、どのような事をしているのかも聞きに行きました。そこにはルールがあります。訪問看護で関りが出来ている方か通院などが出来ている方、そしてケースワーカーと一緒に面談なども行い、住宅紹介をできるか判断するのです。とにかく色んな関係機関と関りがあり、どのような方かある程度わかる方になっているのです。

しかも関西すべてを自社で管理も行い、何か故障したら駆けつけたり、カギの紛失されたらかけつけたり、他の人へ管理の委託やをせずにすべて自社で行っているのです。それは精神障がい者の方が業者が部屋に入るのを拒んだり、抵抗があったら困るという配慮で自分達ですべて紹介した物件は転貸という形で管理しているのです。しかも何百人をです。すごい!と思いました。

グループホームも日中は働ける人や人を傷つけない人などルールがあり、暴行など行うと退所や病院入院などのケースもあり、ルールはしっかりありますし、しかも世話人が常駐しているのでとても安心なのです。

そのようなルールも理解しようとせずに知ろうとせずに、病気や障害を持っている方に偏見を行う方がグループホームの説明会の時に多かったのです。

物件を買う時も業者は必要以上に調べない代わりに安くしてもらえるケースがあります。建築物を建て壊した時に産廃の領収書がないので、不法投棄が地中にあるかもしれないや水道が出ない、出る事がわからないなどで物件購入を値引きして頂いたケースがありました。

茨木市の1Fを店舗兼事務所兼相談室にするために調査を行っています。水道・ガスは使えなくて、インターネット回線もNTTに来てもらって引けなかったのです。なのでインタネット回線は調査を行ってもらう予定で水道は、排水溝があるので雑排と汚水の状況がどのようになっているのかカメラを通してもらい調査してもらいました。下水管の図面が全くなく、工事の履歴も全くなかったからです。

水道管は過去に切断されていましたのでガス管をのルートに水道管を通すという方法です。トイレはつける場合は、一段高くして取り付けれるという事でした。今までに2社の水道会社に聞きましたが無理でしたが、今回老人ホームでお世話になるプロパン会社の紹介の方であれば可能だったのです。


どこをひねっても水が出ない・図面がない

出来るかどうか調べる!探す!はとても大事だと思いました。

コロナの場合も色んな情報があります。ワクチンをすれば安心・陰謀説・5Gの影響・酸化グラフェンが血栓・血液凝固に関わる、人間本来の免疫力グルタチオンがカギを握るなど色んな情報がありますが、すべて自分なりに調べたり、今までの生き方や関わり方で判断すればよいと思います。

明日は、薬膳スープカレーに大和当帰(やまととうき)の見学予定です。そのあとレトルト工場見学予定ですし、質の向上と企業努力を怠る、現状に満足することなく、改善できるように動き続けたいと思います。