見直す機会

年末に30名ほどのメンバーに匿名で30の質問を行い、会社でのやりがい、目的、環境などを質問した事について、見直してどのようにしていくのか?を私以外の3人に伝えました。今までは一人に任せていたのですが、今後は3人ですり合わせてもらい、サブリーダーに伝えて、一人でも多くのスタッフに自立した組織運営を任せれるように一人の受け手での解釈だけでなくすり合わせたうえで伝えて、指導をしてもらう方法に変えました。

その説明の際に、1日の行動を分析してもらい、目標に近づけるのか?も考えてもらい、周りにもそれはどう思うのか?も他人の意見も聞いてもらい、私以外の客観的な話も聞きながら見直しを行いました。

その人は、その仕事が必要と思っていても、分析すると切り離す事が出来ます。それは、いつまでに任せるのか?どうしてなのか?も伝えたり考えてもらいながらすすめます。

いくらPDCAを任せても、そこに新たな視点がないと上手く改善が進まないですし、常に知能の移植を意識してないと、なかなか進まないと思いました。

グループホームの意見交換会を今週は新たな場所の2カ所でさせてもらい、そこでも想定外の質問がありました。建築協定から地区計画の流れや住宅地の境目で違う区画での今までの出来事、戸建専用住宅という解釈、違う事業者のお客様への説明への想定、実際の支援計画などより具体的な話の要望などがありました。

やはり色んな方の見方があるから全く想定できない意見があったので、私からしたら経験・勉強不足とも言えます。これをまだ認定ももらってないのでわかりませんでは、みなさんは納得しないも当然でありますし、説明会をして意見をもらい勉強をさせてもらっているのが現状です。

今日の説明会の時に偶然に以前に人をご紹介してくださった方が来ていました。その方も住み始めたときは住民に受け入れてもらえない思いをされ、受けれいてもらえるように色んな役員をされてて、何十年になる方でそのかたが「回数を重ねて説明したらきっといつか理解してくれる。みんな色々と言うけど悪い人はいない」と、熱意がないと、この境地にはいけないし、やり遂げてきた方なので納得しました。

私は事業計画としていつまでにしたい!とかありますが、地域に新しい者が住むという事!いろんな人の考えであったり、箕面市の西部・中部にはグループホームがあるけど東部には一つもないのは、地域にまだ根付きもしないので、住民の方からのいろんな意見は当然なのかもしれないのです。

グループホームは利用を考えている方が、家から離れて違う場所に住み、自分達が他の住民と関わりだす第一歩です。精神・知的の障害のある方には、どうしても今までの報道によるイメージや薬では押されきれない部分が100%あるのではないのか?という懸念がありますが、差別ではないかという以外に現状や対策などもどのようにされているのか?も知る良い機会なので、また違うグループホームの見学に行き、確認できたらと考えています。


キャベツが右に雑草の中にうまっています。

私の最初の仕事は、がんの方と接する仕事で私自身、癌にはなった事がありません。どうして始めたのですか?と昔はよく聞かれていたのですが、単純に喜ばれる仕事がしたかった!そして自信をもってお勧めできる事をしたかった!ただそれだけだったのです。それからは何人もの方を病室で見たり、亡くなった方達の残してきた言葉を思い出し、私が代わりに出来たらと思い行ってきました。

障害者のグループホームもここまですんなり行かないのも本当に社会に貢献できる事がしたいのか?と試されているのかも知れません。またご報告できればと思います。

久しぶりに畑に行くと、雑草の中からキャベツが出てきました。キャベツは農薬をしないと虫がたべて穴だらけになります。無農薬で育てているので、最初は穴だらけですが、最後にはキャベツの成長により、立派な野菜が出来上がります。

野菜を育てていると改めてしっかりと根を張り、生きる事がすごい事を感じます。息子と娘にじゃがいもを掘ってもらうのを手伝ってもらいました。そして上空から初めて撮影してみました。新たな視点は面白い。

グループホームに対しての意見交換会

グループホームの開設に向けて今までに2回の住民説明会を行い、箕面市の障害福祉課や広域福祉課が当社は参加せずに住民への聞き取りと説明を1度行われました。

今回は、保険福祉苦情調整専門員の学識経験者と弁護士の方も箕面市がお招きして、箕面市が主催で意見交換会が行われました。

知的・精神の障害者のグループホームの運営を行っている代表の方のお話で、グループホームで生活しようとする方は、地域で暮らしていけるような方で、治療が必要な方は病院で治療を行い、退院してからとなる。入居者の方はフレンドリーな方が多いので、来てお話して頂いても良いですとの事でした。

それと、お隣さんの苦情によってコミュニケーションが生まれて関係性が気付けるようになったとの事でした。苦情や意見もコミュニケーションのきっかけであるとの事でした。知的障害者だからと言って、全員が大きな声を出したり、追いかけたりしたりするわけではない。グループホーム外でのフォローはグループホームだけが行き帰りの支援をするのでなく、生活介護施設や就労施設でも行き帰りのフォローを行うとの事でした。

学識経験者の方からは、「一人一人の個性なのでそれを周りの住民が寛容できるかも大きな課題である」との事でした。

グループホームは入居者からしたら施設でなく家である。との意見から弁護士から法律の面からお聞きした事は、「誰がどこに住もうが自由で、居住・移転の自由があります。近所に住むから出て行ってくれとは基本的には言えない。閑静な住宅地であってその環境が損なわれるからと言って人を追い出す事はできない。意見を交えて理解を深めていくのが望ましいとの事でした。」

閑静な住宅街でゆずるバスが通るところは、障害者の方も便利であり、その家族もバスを利用できるのでとても便利である。そしてグループホームをするのであれば一生やってほしいというのが望みであると教えてくださいました。なので住民がどうして色々な意見を言うのかも真摯に受け止めてほしいとの事でした。

そして内海議員の話の中で、障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律案に対する附帯決議の中の紹介がありました。衆議院内閣委員会(平成25年5月29日)の第5で
「国及び地方公共団体において、グループホームやケアホーム等を含む、
障害者関連施設の認可等に際して周辺住民の同意を求めないことを徹底す
るとともに、住民の理解を得るために積極的な啓発活動を行うこと。」

意見交換会以外でも箕面市議会 令和元年第4回定例会12月18日(水曜日)本会議(第2日)で内海辰郷議員が動画配信の4時間20分17秒ぐらいから30分ほど施設コンフリクトの解消について一般質問をしています。

動画配信のページはこちら
→https://www.youtube.com/watch?v=PJkWpHkT3s8

障害者基本法(昭和四十五年五月二十一日法律第八十四号)の中の第三条(地域社会における共生等)の中に
1、全て障害者は、社会を構成する一員として社会、経済、文化その他あらゆる分野の活動に参加する機会が確保されること。
2、全て障害者は、可能な限り、どこで誰と生活するかについての選択の機会が確保され、地域社会において他の人々と共生することを妨げられないこと。
ともあるのです。

認知症のグループホームでは利用者・地域住民や職員で2か月に1回、運営推進会議を行うとの事でした。だが、障害者のグループホームではそのようなルールがないとの事でしたが、事業所の中には餅つきなどをする時に地域住民の方と交流したり、就労支援B型事業所を展開している事業所もお隣さんが高齢者なのでお弁当をお渡ししたりして、コミュニケーションをとりながら地道に理解をして頂く努力をされている事も、会が終わってからお聞きする事も出来ました。

午後からは、別の場所で生活介護事業所の開設に関する説明会に参加しました。開設にあたってどんな意見があるのか?どのような認識なのかを知りたかったからです。ここでも内海議員は参加されていて、発言をされていました。熱い思いをとても感じますし、はっきりとした意見や議会での事なども話されていたので、とてもわかりやすいと思いました。

私もグループホームをはじめるにあたって色んなご指摘や順序が違うなどのご意見もありましたが、過去はどうしても変えれないと思っています。開き直るとかでなく知らない事は勉強して見方も学び、未来を変えるために色んな事業所の見学や意見を参考に学んだ事をお話して、理解を深めあえる事だけを今は考えています。

当社が主催した説明会2回と箕面市が主催した聞き取りと意見交換会2回を行いましたが、当社が主催する3回目の説明会の開催も考えてますし、他の2か所でも開設できるように並行して今は動いています。賃貸や売買は他の方が手を挙げられたら、今までの住民の方と話合いで上手くいっても開設に至らなくなりますが、啓蒙活動だと思い、しっかりと向き合っていけたらと思います。

シルクサスペンションの初級コースの資格をとりました!

シルクサスペンションの養成コース初級(ファンダメンタルズ1,2)を1月11・12日と勉強に行きました。ヨガマットの上で座ったり、膝立ち、立ったり、仰向け・うつ伏せで行うエクササイズを2日間で110種類ほど行いました。

初日が終わってからは、腹筋・内転筋が筋肉痛で、2日目はさらにグループレッスンも45分間体験したのですが、筋肉痛もありすべてを完璧にはできませんでした。しかもシルクサスペンションに立ってハンドルを持っても歩く動作をすると、不安定なのでバランスをとるために内もも(内転筋)を使うので、歩く動作をするだけで内転筋を使い、内転筋が疲れてきてだんだん足が開いていくのです。

シルクサスペンションでは、大きな筋肉(アウターマッスル)も鍛える事も出来るのですが、エクササイズをするにあたって不安定な体制でバランスをとりながら行うので、インナーマッスルを鍛えるにはとても面白く効果的なのです。

シルクサスペンションは、ピラティススタジオのキャサリン&キンバリーという双子の姉妹によって開発されたもので、レッドコードからヒントをえて、幅広いエクササイズとして考案されました。

ちなみに器具の値段はレッドコードは、レッドコードトレーナーが13万円程するに対して、シルクサスペンションは3万円程。レッドコードの代わりに、荷物用のベルトを使えば1000円以内に出来ます。シルクサスペンションは、ハンドルやハンモックがあるので、姿勢・やり方を少し変えた方法による中級・上級コース(アスリート向け)もありバリエーションが豊富なのです。

吊るすには天井工事も行いましたので、あとは自分で試しながらも興味がある方にはお伝えできればと考えています。リハビリではレッドコードが良く使われていますが、シルクサスペンションはさらに応用がきくのでリハビリにはとっても適していると思います。

会社のリフォームもほぼ終わり、1月18日10時?11時に行う「介護予防教室」の箕面市のまちゼミには間に合いそうです。

講師は、きららリハビリ訪問看護ステーションで理学療法士の田村が行います。訪問リハビリでも、回復・維持はもちろんの事、その方が良くなっていき、訪問リハビリの卒業を目指していけるようにリハビリを取組んでいますので、どんな事でもご相談いただけたらと思います。

まちゼミでは、料金は0円で他には健康サポート専門店が行う「お得がいっぱいビワエキスを作ってみませんか?活用レシピ付」、「心も体も温まる生姜湿布で温活!ホットドリンク付」なども行います。地域の方と交流できる場所として、オープン予定ですので、またご報告させてもらいます。

きららリハビリ訪問看護ステーションが行う「介護予防教室」についてはこちら https://kirarahoukan.com/

健康サポート専門店が行う無料講座まちゼミについて詳しくはこちら  https://www.kenkousupport.com/

ハプニングのおかげ

高速船では2時間で帰れるのですが乗り遅れて、4時間かかる船しかありませんでした。しかも夜10時出発。家族全員が木の椅子で仮眠していると、近くにいた人が「寝る場所を用意した!」と、ついていくと子供3人が寝れる簡易ベッドを用意してくれたのです。

その方が寝る予定であった場所だったのになんて優しい方だと海外で感動しました。

隣の若い20歳代の女性も椅子の席でしたが、いつの間にか2段ベッドの下の段の方がいなくなった時に、その場所に座ったりして、いつのまにか占領し、半分のスペースを使って寝ているのです。その場所に戻ってきた人もとくに文句を言うことなく、何もなかったように寝るのです。

不思議な光景です。自然とできる事をし、助け合っている感じです。

船に乗り遅れた際も、ツアーガイドらしき人で日本語がわかる方がいてその方が私達に変わって何度も交渉してくれました。しかも乗り遅れたので返ってこないと思っていたお金も返金手続きまでして頂けて、違う港の船の状況まで聞いてくれたり、とても親切に教えてくれて船に乗る事が出来たのです。

その前にも夜11時頃にコンドミニアムに着いたのですが、鍵がなくタクシーの運転手は2時間ほど色んな方に掛け合ってくれたりして付き合ってくれて、手伝ってくれました。結局予約した所でなく、違うホテルに変更になりました。

ハプニング続きでしたが、現地の方の優しさや気配りに触れる事ができ、想いで深い時間を過ごす事が出来ました。

今年もどんな年になるのか楽しみです。明日から仕事を開始します。本年もよろしくお願い致します。

5カ所目の就労継続支援B型事業所の見学

去年の11月より就労継続支援B型事業所をはじめられた所に見学に行ってきました。ここでは心の病や障害によって就労が困難な方を広く受け入れていました。必ずしも障害者手帳を持っている事が条件ではありません。サービス管理責任者はとても明るく、とても親しみやすい方でした。

この事業所でも1年ぐらい経過しますが、就労される方で暴力をおこすような事はありません。みなさんが自立に向けて自分のペースで真面目に作業を行っています。ここではタオルの封入、バリ取りを行っていました。就労時間は10時?16時だったのが、17時まで作業を希望する方は行っても良いのです。

私と同じように見学される方は7人ほどいました。皆さんのきっかけは様々で、なかには身内が障害者の方もいらっしゃいます。身内の将来の為であったり、食べる事に困らないようであったり、同じ業界の事を知るという目的など様々です。

まずは自宅から外に出て仕事をするという事で、社会で役に立っている実感や自分のできた実感により、生きがいも出てきます。その為にも就労継続支援B型事業所があります。このB型事業所がなければ、心の病の方にはまずは自分のペースで仕事が出来るという環境がなくなれば、ハードルも高くなり、外から出ることすら困難になってくるかと思います。

この事業者の社長は福祉事業が初めてですし、1か月に1万5千枚ほどポスティングを何か月も続けるなど、他の事業所では行っていない試みを行っていました。就労継続支援B型事業所は5カ所目の見学ですが、大事にしようとする所や良いと思った点などを聞くと、勉強になるところはたくさんあり、新たな視点で見れるきっかけにもなりました。

今年は、お客さんへのアンケートや状況を理解する為に質問を変えてみたり、伝えるためにミーティングを行ったりしたり、代替療法の先生や病気を克服した方の取材を通じて定期的にニュースレターの発行も行った事も含めて、お問い合わせも多く頂く事が出来ました。継続して改善を考える事により、コミュニケーションが深まり、体の体調が良くなった方はとても多くなりました。

他にも箕面市の商学校としてまちゼミを年に2回行い、その参加者とのつながりのおかげで、思わぬご協力を頂いたり、そのご縁により味噌作りなどの体験会なども出来るようになり、継続して行う事の大事さも身にしみてわかるようになりました。

年末にはスタッフでの忘年会では、「社員とパートなど関係なくなんでも言える環境!」というメンバーもいました。だが、年末に30名ほどのメンバーに匿名で30の質問を行い、会社でのやりがい、目的、環境などを質問して見た所、全く違うアンケート結果になる事もありました。このような事を行うのも出会った方とのご縁やきっかけでまずはやってみるという事で試みました。

12月25日には今年のみで8戸目の不動産の取引も行いました。そして、箕面市の山の購入も何度も進捗状況の確認と忍耐のおかげで、ようやく来年の3月?4月には契約をするという話を頂けました。ニホンミツバチが育つ環境作りも楽しみです。

そして、グループホームの運営の為に、精神のご利用者でも対応できる看護師にサービス管理責任者の資格を取得してもらい、さらに違うグループホームで自ら勉強すると言ってくれたメンバーも1回目の研修が終了し、次の2回目の研修の予定も決まりそれを終了しますとサービス管理責任者が二人目になります。

2020年も統合医療・健康・知育・農業・福祉に関わる事に力を入れて、メンバーと共に少しでも希望の源になれればと考えています。今年もみなさんとのご縁のおかげで私達はここまでやる事が出来ました。本当にありがとうございました。