シェムリアップから車で2時間40分ぐらいの所にあるKOSAL FARMSさんの所に見学に行ってきました。日本から問い合わせをしてた時も日本語で返答があったのでてっきり日本人が経営していると思っていたのですが、カンボジアの方でした。日本人が建てた学校で日本語を勉強されていて、日本も好きらしく、奥さんも日本に移住した事があったみたいで、夫婦ともに日本語を話せるそうなのです。

畑の規模は100ヘクタールらしく今まで見た中で一番でかい農園です。しかも敷地内にスタッフの家を建ててあげたりして、建築費無料で賃料無料で10家族ほど住まれているそうなのです。しかも水道代、光熱費もすべて無料で農園で負担しているのです。多くて100人ほどの方がいるそうなのです。
牛を100頭飼っていて、除草剤を使わなくても牛が草を食べてくれる。しかも牛の牛糞、もみ殻を燻炭して使ったりしているのです。
家が農家であるが、実家で農業を行うでなく、カンボジア中の農園を色々と見学した中で、大学を出てすぐにこの場所でスタートする事を決めたそうです。池もあり、井戸を掘って水も出てきたそうなのです。水が場所によっては出ない事もあるので掘ってみないとわからないそうなのです。
しかもお金は学校で知り合った日本人が、KOSALさんの成長していく姿を応援したいという気持ちから紙一枚の契約書のみで貸してくれたそうなのです。そこからみんなの支えを受けた恩を返したくて、色んな方に手伝ってもらい、コミュニティーを作っていく事になったそうなのです。
仕事も固定給と歩合給など働き方も選べるのです。給料もよい方でプノンペンで不動産屋勤務の方で中国を話せる方もしくはABA銀行で働く方の給料ぐらいを払っている事にびっくりしました。カシューナッツの加工は手作業が多く、多くの方の雇用にもつながるとの事です。
カシューナッツ以外にもマンゴ、天然ゴム、バナナ、お米なども作っているそうなんです。敷地移動はバイクに乗せてもらい案内をしてもらいました。働き方も自由に選べるみたいですが、担当する地域はあるらしく、それを見て管理は行っているそうなのです。
カカオも試しに植えているとの事で見せてもらいました。養蜂もしていたので蜂蜜を分けてほしとお願いしたのですが、とても人気ですぐに完売するそうです。
マンゴーで5000本ほど植えているらしくたくさん食べ時のマンゴーが落ちているのです。それを食べさせてもらいましたが、めちゃくちゃうまいのです。値段が今は合わないらしく、収穫をしてないそうなのです。
敷地内でお昼をご馳走になったのですが、すべて農園で採れたものなのです。牛、鶏、ナス、野菜、米などすべて自給自足したものなのです。
カシューナッツは天日干しで5日ほどしてしっかり乾燥させているせいか、サクサクした食感でほんのり甘い味がして、とっても美味しいのです。

まだ20ヘクタールほど増やす予定があるそうなのです。すべてにおいてスケールが大きくとっても勉強になりました。

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