就労継続支援B型事業所を行うには

就労継続支援B型事業所を行いたいと思い、箕面市にあるRC(鉄筋コンクリート造)で建てられた戸建てを事業所としてできるのか調査をしています。この建物は旧耐震基準で昭和56年以前に建てられた建物です。

箕面市では旧耐震では、木造、鉄骨、RCの建物はすべて耐震診断をして欲しいという要望で必ずしもしないといけないように話してきます。RCの耐震診断とその後の補強工事に数百万かかります。大阪市にもそこまでしないといけないのかを聞いてみました。

すると建築概要書のみで建築確認済み書がなくても客観的に安全と診断できれば1級建築士の免許書の写しの添付と証明で良いとの事でした。

そこで厚生労働省にも聞いてみると就労継続支援B型事業所の開設にあたって必ずしも旧耐震基準の建物で耐震診断は義務ではないという話でした。ここまで調べないと言われるがままに対応する事になっていました。

結局、概要書しかなければ、概要書通りでに建築されたかどうかの確認を建築士にしてもらい箕面市に提出してOKであればそれで良かったのです。


玉ねぎ全部で2万5000個ほど定植が完了で最後の畝

他にも消防設備について3階建てであれば有線での火災報知器の設備が必要で2階建てであれば無線の火災報知器の設備で良かったりと変わってきます。それと壁・屋根の防火対応なのかも確認をしないといけません。

それとその場所の地区計画・用途地域も確認し、箕面市の建築指導課にも確認しました。保健所にも第一種低層住居専用地域での加工品が出来るのかを建築指導課に聞いてほしいという事で確認もしました。加工品の場合は、加工品によっては届け出だけで良いものから様々です。

第一種低層住居専用地域でも労継続支援B型事業所として農産物の加工所としても開設ができるのです。

ほぼ確認が終わりましたので、両隣、前方2件、自治会の会長宅に行き、すべての条件が整ったら就労継続支援B型事業所として行う事を話してきました。

私達が行っている農地も来年9月まででその農地には物流倉庫及び大型スーパーを建てるのです。さらに茨木市の山手の方でも商業施設の誘致の動きもあります。

高齢者が増えて、農業の後継者がいない。そこで農業をされている方は農地を手放し、施設に変わるそんな動きが箕面市ではあります。農業をしたいと思う方も少ないのでお互いが良いのですが、それで良いのかと思います。

私達ができる事は農業は心と体が健康になり、生きていく為には必要でビジネスとしてモデル化したり、見本をみせて後から来るもののために実践する事だと思っています。

まだすべてが決定したわけではありませんが、年末までの動きです。

それと年末排水が詰まっている事で水道工事を依頼しそれでも汚水がたまっていたので業者が市に調査を依頼してくれました。すると、目の前の道路をこえてその先の樹木の根が伸びて排水管をふさいでいるのです。ビックリです。

1つ1つ解決しながら来年も全力で突っ走りたいと思っています。

農地7ヘクタールで野菜作りをしている就労継続支援B型事業所

ムクナ豆を見た次の日は、群馬県で約60箇所、7ヘクタール(70000平方メートル)の圃場で7品目の野菜を育てている「障害福祉サービス事業所 ゆずりは」さんに見学に行ってきました。


ほうれん草が1面にありました。

「ゆずりは」さんは就労継続支援B型事業で農作業を行い、平成28年度実績工賃45007円で一人あたりの平均工賃は9000円?94638円、現在では平均工賃5万円以上で全国平均工賃の3倍以上で非常に高いのです。

作業風景を見学させてもらいましたが、作業を黙々としていて、ブロッコリーの茎のカットを行い、ブロッコリーのB級品との見分けがとてもはやいのです。しかも私が見てもどれがB級品なのかわかりません。教えてもらいやっと理由がわかるぐらいです。1日の作業量がとても多く、軽トラにいっぱい野菜を積み上げて農協に持っていくのです。1日で収穫、選別、包装、納品まで行い、作業所事態が農業のプロ集団という感じです。

他にも農作業が出来ない方などに対しては、玉ねぎの皮むきをコンプレッサーのピストル形噴射器で行う作業をしてもらったりして、その方の特性にあうように仕事をしてもらっているのです。しかも玉ねぎの皮も1個数秒でむくのです。みんな仕事が早いのです。

玉ねぎの作業記録などを見せてもらいましたが、切る達人、運びの達人、掘り取りの達人、マルチはがしの達人などがいて、役割分担を行い、4時間でコンテナ360個分の収穫で約720キロを収穫しているのです。

野菜ごとの広さに対する売り上げ目標などもあります。そして個々の仕事の評価なども行って、個々の工賃が決まるのです。野菜は1年中仕事が出来るように7品目にしぼったそうです。

マニュアルも野菜ごとにあり、野菜ごとの作業手順や病気の事など写真と手書きの解説でとてもわかりやすいのです。これを見れば素人でもわかるようにわかりやすくまとめてありました。


ブロッコリーは1条植えでした。

ブロッコリー・ほうれん草を食べてみましたがとってもおいしく、しっかりした味わいです。

事業所としてどんな目的をもって仕事をしてもらいどのような方針でいくのか?など様々ですのでこのあたりは実際に聞きに行って良かったと思いました。見習う事ばかりでとても勉強になった1日でした。このままレンタカーで羽田空港に向かい大阪に帰りました。

この日の午前中になぜかバンブリアンの日下先生に会いたいと思い電話をしました。どうしても会いたいとお話ししましたが、会えませんでした。数日後に電話がかかってきてその日に日下先生は亡くなったとの事でした。日下先生とは1度だけ会った事がありますが、とても優しい先生で埼玉県の事務所から東京に向かう車の中で色々と質問をしたのを覚えています。本当に残念ですが、息子さんが後を継ぐのでこれからもバンブリアン(孟宗竹)の良さを伝えれたらと思っています。

自分に素直に思うがままに動くはとても意味があるのかもしれません。

石黒式温熱法の勉強会

石黒式温熱法の勉強会で会場に着くと、石黒先生はすでに施術を希望する方に温熱を行っていました。温熱をあてている時間を数え、少しずつ場所をずらして順番にあてていきます。いつもの光景でしたのでこの時には知らなかったのですが、石黒先生が前立腺がんになり、今回の勉強会で最期になるのではと思ったらしいのです。

そんな事は本日参加して石黒先生の話を聞くまでは全く知りませんでした。今までに石黒先生にお世話になっていた廣本先生や私がみなさんの前で話をしてほしいというのはそういう事だったのかと思いました。

廣本先生は素問(そもん)医学とは正常な状態であれば邪気がなくなり、ツボがなくなるという考えらしく、体の不調があればツボは在るものでなく、成るものであり、人の体を触っていくと悪い所を押すと痛かったりするので、どこに施術をすれば良いのか体が教えてくれるという話でした。

石黒先生と出会い、2.7センチの肺がんを石黒式注熱法で治した方もみなさんの前で体験談を話してくれました。温熱器で火傷などした場合はコーボンを塗ると一番良かったそうなのです。

他にも2021年7月に頭の激痛によりCT検査を行うと脳内多発転移で、髄膜播種とわかりそこで石黒式温熱を知り、そこから石黒式温熱とタグリッソという脳の分子標的薬を行い、脳のがんはすべて消えたそうなのです。医者はとても驚いているそうなのです。

それと石黒先生の奥さんは4.7センチの食道がんになり、放射線治療と石黒式温熱を行い、食道がんの形跡がまったくなくなったのです。そこから12年何もなかったのですが、左右に13個の肺がんが見つかり、そこから石黒先生が3時間注熱をし、2時間休憩を繰り返し、1カ月でがんが消えたのです。

その石黒注熱法には欠かせないテラヘルツ・ホルミシスヘッドパットは職人の方が鉱石を繊維に混ぜ込みホルミシス・テラバッドなどを作っていたのですが、その技術は誰にも継承されなかったので、もうすべてなくなれば石黒式温熱は出来なくなるのです。

テラパッドやホルミシスパッドの製品基準も高かったので不良品が多く出てたらしいですが、そんな事は今まで全く知りませんでしたし、莫大なお金を使ってきたような感じで誰もが石黒先生の真似ができないと会うたびに思っていました。施術もがんの方には無料で行っているのです。今までに人を救う事に尽力されてきました。

その石黒先生が前立腺癌になり、何をしても数値がさがらなかったので今回の勉強会が最後だと思っていたそうなのです。だが、ある抗がん剤で劇的に数値がさがったそうなのです。だが骨に転移をしているそうなのです。ぜひともまた復活して頂き、まだまだ長生きしてもらいたいと思いました。

私達も石黒式温熱を知ってもらうために希輝通信(きらら)というニュースレターを無料で配布したりしてそこで石黒式温熱を知ったという方もいらっしゃたので役に立てていると思いました。

どのように生きたいのか?色々と考えさせられた1日でした。

石黒式温熱法について詳しくはこちら → http://gankokuhuku.com/ishiguro-new/

フードストアソリューションズに行ってきました。

農家が6次産業化でどんな加工品を販売しているのか?面白い甘酒はないのか?などを調べたいと思い行ってきました。

さつまいもで50ヘクタール(50万ヘーベイ)されている方は、マルチを使わずに手で雑草を抜いたりするそうで、根性でやると言っていました。裏作で小麦・大麦・もち麦などするそうです。それには大事な理由があるからで面白いと思いました。

耕作放棄地をすべてニンニクを作る農家さんもいて、そこは加工品まで行っていました。しかもニンニクは無農薬・無化学肥料で除草剤を使っていないのです。そこではマルチとニンニクの植え付けをトラクターで行っているのです。省力化でこれなら作付面積を増やしていけると思いまいた。

マコモを栽培している農家もいて、色々とお話を伺うと、飛騨高山にあるナチュラルクリニックの話が出てきて、そこでもマコモが使われていると聞き、私も以前に取材に行った事があり、マコモ風呂に入った事があったのでそのマコモかと思いつながりました。

マコモも化学肥料・除草剤・農薬など一切使ってないらしくて、しかもマコモの葉が葉酸が豊富と聞いたので、妊婦の方には良いと思いました。まこものエネルギーが高いか真空パックでの保存が15カ月出来るのにはびっくりです。1反あたりの売り上げを聞くと高いのです。まこもは体にもとても良いので面白い食材だと思いました。

甘酒は色んな企業が出していますが、麹菌が自家製なのか?まずはそこを聞き、原料などにこだわっているのかも確認しました。ある所で、甘酒ペーストをOEMで作ってくれるところがありましたのでこれは面白いと思いました。

2時間ほどしか時間がなかったのですが全部回り、農家やこだわって作っている方の話が聞けたのでとても面白いし勉強になりました。

畑では、ムクナ豆が順調に育っているような感じです。畑の場所の違いだけでこんなに育ちが違います。


水はけのよい畑


水はけの悪い畑


豆が出来ています。

それと久しぶりに山に行くと、5つの内1つしかニホンミツバチは入っていないのは変わりませんが、大量のニホンミツバチが巣の外にいて少し感動しました。増えているのです。しかもスズメバチが3匹ほど周りで飛んでいて、ニホンミツバチが防いでいる感じです。

蜂蜜を採る目的でなくまずはニホンミツバチを増やすために行っている場所なので、どうなっていくのか楽しみです。

玉葱の種を2袋、ミックスレタス・大根・かぶら・チンゲンサイ・ほうれん草も蒔きました。近くで農家さんが草刈りをしていたので、その場所を借りれないか交渉すると、良いお返事を頂けたので明日に行く事になりました。また楽しみが増えました。

農福連携を行っているウィズファームさん

農福連携を行っているウィズファームさんの所に見学に行きました。代表の森下さんが農業法人をするきっかけはひだまりという障害施設があり、地域に目を向けた時に農業が盛んな街でそんな中で農業の担い手不足の問題があり、そこにチャレンジしようという事で農業法人ウィズファームを立ち上げたそうなんです。

今では農地は2ヘクタール(20000平方メートル)あり、農地を借りていたり所有していたりしています。主にリンゴ栽培を行っていますが、柿・ブルーベリー・ぶどうなども育てています。標高が600メートルほどあり、りんごは寒暖差があると美味しくなると言われていて、この町ではりんごがとても美味しいのでさかんな町だそうです。

就労継続支援A型・B型の方が計15人いるそうです。その中で二人の方がリンゴの実は同じところに5つぐらいなるみたいですが、その中で良いものを1つ残して摘果(てきか)の作業を行っていました。従業員の方が見ていなくても脚立にのぼってとても手際よくされていました。

りんごは1反(1000平方メートル)から2トンほど収穫できるそうなのです。しかもリンゴ栽培の面積は大きく、農協に買い取ってもらう事なく各地のイベントやマルシェへ参加したり、高速道路のサービスエリアなど含めて直接販売したり、加工品にしたりして売り切るのです。

その際には利用者の方も一緒に販売するそうです。、令和元年11月に、ノウフクJASの認証を取得してからさらに知名度もあがり販売量も増えているそうです。

りんごの品種は、サンつがるは8月中旬から9月に収穫。シナノスイート・シナノゴールドは9月下旬?10月に収穫。サンふじは11月下旬から収穫で作業がしやすいように色々な品種を育てているのです。

他にも畑にも見学に行きました。そこでは利用者の方はかまをもち草刈りなどをみなさんでされていました。とても慣れた手つきでされていました。

飯田市では小麦を作っている農家さんがいないらくし畑では小麦にチャレンジするそうです。にんにくは契約栽培のためにすべて引き取てくれるらしいです。少し余っているとの事で私もニンニクを買わしてもらいました。

にんにくは無農薬で化学肥料を使わずに海洋ミネラルを使っているとの事。他にも有機農法を指導している方に何を作りたいのかを相談し、土壌診断をしてもらいソルゴとクロタラリアをすきこんで使い、鶏糞を使っているそうです。ジャガイモ、タマネギ、人参などを作ったそうです。

直行直帰で自転車で来てる方、施設から一緒に来る方など通勤の仕方は様々ですし、精神の方でも就労継続支援B型からA型に移行して、そこから勤務時間を延ばしながら社員を目指している方もいるそうなのです。仕事内容、時間によって収入は違うみたいです。

農業は細分化するとどこかで作業ができる所はあるとの事でした。それと利用者の方の工賃を高く支払うためにも販路開拓や新たな果樹や野菜にチャレンジする話はとても勉強になりました。