ムクナ豆の納豆・味噌

隣の農家さんがムクナ豆の納豆とか面白いんちゃうという事で、藁(わら)をもらい、ムクナ豆の納豆づくりを妻にお願いしました。まずは豆を水に浸して、そこからわらを熱湯で消毒して、わらで包み発泡スチロール中に入れたり、タッパに入れたりして遠赤外線暖房機サンラメラの前に置きました。


ムクナ豆フロリダベルベットビーンを水に浸す

ある程度、温かい温度で保たないといけないみたいです。3日ほどたつとこんな黒っぽくなりました。少し食べてみると、少し粘っこかったのですが、あまりおいしくありません。このムクナ豆納豆の2日目も試食してみたのですが、下痢をして、3日目も食べてからお腹の調子が悪く、下痢でした。もしかしたらすごい良いのかも知れませんし、納豆に関しましては、納豆屋さんに聞いてみようと思っています。



ムクナ豆をさやから豆を取り出すのに、生活介護事業所のもみじの家にお願いしました。ムクナ豆は乾燥すると、とてもさやが硬くなり、豆を取り出すのに少しコツがいりますが、とってもきれいに豆を取り出して頂き、25キロほどのムクナ豆のフロリダベルベットビーンが届きました。


ムクナ豆フロリダベルベットビーンを取り出した後のさや


ムクナ豆フロリダベルベット

この豆を味噌にするために味噌屋さんを探し電話をしてもらい、商品化してくれる会社を探してもらいました。大豆でないので断られる事があります。ムクナ豆の味噌については「ムクナ豆味噌の調製および調製過程における抗酸化活性の変化」と論文が出ています。そこで論文を読んみると、下記の内容が書かれていました。(論文を引用しています)

Fig. 5 に示すように,発酵開始時,ムクナ豆甘口味噌の総ポリフェノール量は大豆甘口味噌より約 3.7 倍多かった(p<0.05)。熟成に伴い,ポリフェノール量は有意に増加
し,発酵終了時には発酵開始時に比べてムクナ豆甘口味噌は約 1.7 倍に,大豆甘口味噌は 3.7 倍にも増加した(p<0.05)。しかし,ムクナ豆味噌のポリフェノール量は,発酵終了時においても大豆味噌より約 1.7 倍多かった(p<0.05)。

ムクナ豆味噌の L-DOPA 量は仕込み直後には味噌湿重量 100 g 中 0.14-0.26 g 残存していたが,発酵開始後は直線的に低下し,味噌完成時には検出されなくなった。官能評価の結果,ムクナ豆味噌の総合評価は大豆味噌に比べて高い傾向を示し,中でも米麹を用いた甘口味噌の評価が高い傾向がみられた。ムクナ豆米麹甘口味噌の抗酸化能は大豆米麹甘口味噌よりも有意に高く,DPPH 法では 1.7 倍,ORAC 法では 4.5 倍高値を示した。これらのことより,ムクナ豆を主原料とした味噌は発酵過程で L-DOPA が消失し,嗜好性が良好で,抗酸化能にも優れることが示された。

論文飲用ここまで・・・・

論文に書かれている内容では、抗酸化作用及ポリフェノール量が大豆の味噌より優れているみたいです。なのでどんな味噌になるのか楽しみです。商品化できるようにまずは試作を作ってもらう予定です。

肩の痛みに対して試してみた

畑仕事をしていて急に力仕事をしてなのか去年の6月ぐらいに上腕二頭筋が痛くなり、痛みが消えたと思ったら10月頃に肩をまわすと痛みが出るようになってきました。

そこで初めてピラティスのフェスタに参加して、全身の筋肉を使うようなエクササイズをしたり、体幹や左右のバランスのチェック?お互いをみてどのような癖があるのか?などをお互いに見てからエクササイズをしたらどのように変わるのかも行ってみました。



ピラティスは、インナーマッスルなどの筋力を高めながらストレッチ効果もあるのですが、1日終えてみて肩の痛みは変わらず痛いままでした。そこで2人のトレーナーから個人セッションを5日おきぐらいに受けてみました。

リフォーマー・キャデラックを使ったりして60分ほど行います。腹筋を鍛えると良いや姿勢を良くする、首を伸ばすなどトレーナーごとにアプローチは違いますが、とっても面白くてやった後は少し可動域が広がった感じです。

だがまだ肩の痛みは治りません。

2014年6月に行われた第5回統合医療研修会で坂戸先生の「緩消法」(がんしょうほう)を知りました。神経の無い場所(骨・椎間板・軟骨・毛髪・爪など)では、痛みを感じることが出来ません。



標準生理学という医学部で学ぶテキストの中には、痛みは筋肉の緊張による血行不良であり、筋の収縮によって痛みが起こる。筋の血流を止めると痛みが起こる。筋収縮時の代謝産物として発生する乳酸やカリウムイオン、セロトニン、ブラジキニン、ヒスタミンなどが過剰に蓄積して痛みを起こすとされているのです。

勉強したいと思いながら機会がなく、2020年10月から教材を買って、筋肉を緩める事により腰痛がなくなるという方法を実践してみたのですが、なかなか上手くできませんでした。そこで近くに認定講師がいるという事で会って教えてもらうと、力が強すぎたのです。わずかな力加減で効果が違うそうなのです。

そこで学習会に行き、色んな講師の方がいたので実際にどのような方法が良いのかを聞くと、腰回りを柔らかくする、二頭筋にあるコリから痛みがきているという事で少しさわってもらっただけで一番痛みがなくなり良くなった感じがしました。しかも施術はほぼ力を使わず、逆に力を抜いて行ってもらうのでとっても気持ちが良いのです。

習得できるようにまた来月も行ってみたいと思っています。

就労継続支援B型事業所を行うには

就労継続支援B型事業所を行いたいと思い、箕面市にあるRC(鉄筋コンクリート造)で建てられた戸建てを事業所としてできるのか調査をしています。この建物は旧耐震基準で昭和56年以前に建てられた建物です。

箕面市では旧耐震では、木造、鉄骨、RCの建物はすべて耐震診断をして欲しいという要望で必ずしもしないといけないように話してきます。RCの耐震診断とその後の補強工事に数百万かかります。大阪市にもそこまでしないといけないのかを聞いてみました。

すると建築概要書のみで建築確認済み書がなくても客観的に安全と診断できれば1級建築士の免許書の写しの添付と証明で良いとの事でした。

そこで厚生労働省にも聞いてみると就労継続支援B型事業所の開設にあたって必ずしも旧耐震基準の建物で耐震診断は義務ではないという話でした。ここまで調べないと言われるがままに対応する事になっていました。

結局、概要書しかなければ、概要書通りでに建築されたかどうかの確認を建築士にしてもらい箕面市に提出してOKであればそれで良かったのです。


玉ねぎ全部で2万5000個ほど定植が完了で最後の畝

他にも消防設備について3階建てであれば有線での火災報知器の設備が必要で2階建てであれば無線の火災報知器の設備で良かったりと変わってきます。それと壁・屋根の防火対応なのかも確認をしないといけません。

それとその場所の地区計画・用途地域も確認し、箕面市の建築指導課にも確認しました。保健所にも第一種低層住居専用地域での加工品が出来るのかを建築指導課に聞いてほしいという事で確認もしました。加工品の場合は、加工品によっては届け出だけで良いものから様々です。

第一種低層住居専用地域でも労継続支援B型事業所として農産物の加工所としても開設ができるのです。

ほぼ確認が終わりましたので、両隣、前方2件、自治会の会長宅に行き、すべての条件が整ったら就労継続支援B型事業所として行う事を話してきました。

私達が行っている農地も来年9月まででその農地には物流倉庫及び大型スーパーを建てるのです。さらに茨木市の山手の方でも商業施設の誘致の動きもあります。

高齢者が増えて、農業の後継者がいない。そこで農業をされている方は農地を手放し、施設に変わるそんな動きが箕面市ではあります。農業をしたいと思う方も少ないのでお互いが良いのですが、それで良いのかと思います。

私達ができる事は農業は心と体が健康になり、生きていく為には必要でビジネスとしてモデル化したり、見本をみせて後から来るもののために実践する事だと思っています。

まだすべてが決定したわけではありませんが、年末までの動きです。

それと年末排水が詰まっている事で水道工事を依頼しそれでも汚水がたまっていたので業者が市に調査を依頼してくれました。すると、目の前の道路をこえてその先の樹木の根が伸びて排水管をふさいでいるのです。ビックリです。

1つ1つ解決しながら来年も全力で突っ走りたいと思っています。

農地7ヘクタールで野菜作りをしている就労継続支援B型事業所

ムクナ豆を見た次の日は、群馬県で約60箇所、7ヘクタール(70000平方メートル)の圃場で7品目の野菜を育てている「障害福祉サービス事業所 ゆずりは」さんに見学に行ってきました。


ほうれん草が1面にありました。

「ゆずりは」さんは就労継続支援B型事業で農作業を行い、平成28年度実績工賃45007円で一人あたりの平均工賃は9000円~94638円、現在では平均工賃5万円以上で全国平均工賃の3倍以上で非常に高いのです。

作業風景を見学させてもらいましたが、作業を黙々としていて、ブロッコリーの茎のカットを行い、ブロッコリーのB級品との見分けがとてもはやいのです。しかも私が見てもどれがB級品なのかわかりません。教えてもらいやっと理由がわかるぐらいです。1日の作業量がとても多く、軽トラにいっぱい野菜を積み上げて農協に持っていくのです。1日で収穫、選別、包装、納品まで行い、作業所事態が農業のプロ集団という感じです。



他にも農作業が出来ない方などに対しては、玉ねぎの皮むきをコンプレッサーのピストル形噴射器で行う作業をしてもらったりして、その方の特性にあうように仕事をしてもらっているのです。しかも玉ねぎの皮も1個数秒でむくのです。みんな仕事が早いのです。

玉ねぎの作業記録などを見せてもらいましたが、切る達人、運びの達人、掘り取りの達人、マルチはがしの達人などがいて、役割分担を行い、4時間でコンテナ360個分の収穫で約720キロを収穫しているのです。

野菜ごとの広さに対する売り上げ目標などもあります。そして個々の仕事の評価なども行って、個々の工賃が決まるのです。野菜は1年中仕事が出来るように7品目にしぼったそうです。

マニュアルも野菜ごとにあり、野菜ごとの作業手順や病気の事など写真と手書きの解説でとてもわかりやすいのです。これを見れば素人でもわかるようにわかりやすくまとめてありました。


ブロッコリーは1条植えでした。

ブロッコリー・ほうれん草を食べてみましたがとってもおいしく、しっかりした味わいです。

事業所としてどんな目的をもって仕事をしてもらいどのような方針でいくのか?など様々ですのでこのあたりは実際に聞きに行って良かったと思いました。見習う事ばかりでとても勉強になった1日でした。このままレンタカーで羽田空港に向かい大阪に帰りました。

この日の午前中になぜかバンブリアンの日下先生に会いたいと思い電話をしました。どうしても会いたいとお話ししましたが、会えませんでした。数日後に電話がかかってきてその日に日下先生は亡くなったとの事でした。日下先生とは1度だけ会った事がありますが、とても優しい先生で埼玉県の事務所から東京に向かう車の中で色々と質問をしたのを覚えています。本当に残念ですが、息子さんが後を継ぐのでこれからもバンブリアン(孟宗竹)の良さを伝えれたらと思っています。

自分に素直に思うがままに動くはとても意味があるのかもしれません。

石黒式温熱法の勉強会

石黒式温熱法の勉強会で会場に着くと、石黒先生はすでに施術を希望する方に温熱を行っていました。温熱をあてている時間を数え、少しずつ場所をずらして順番にあてていきます。いつもの光景でしたのでこの時には知らなかったのですが、石黒先生が前立腺がんになり、今回の勉強会で最期になるのではと思ったらしいのです。



そんな事は本日参加して石黒先生の話を聞くまでは全く知りませんでした。今までに石黒先生にお世話になっていた廣本先生や私がみなさんの前で話をしてほしいというのはそういう事だったのかと思いました。



廣本先生は素問(そもん)医学とは正常な状態であれば邪気がなくなり、ツボがなくなるという考えらしく、体の不調があればツボは在るものでなく、成るものであり、人の体を触っていくと悪い所を押すと痛かったりするので、どこに施術をすれば良いのか体が教えてくれるという話でした。

石黒先生と出会い、2.7センチの肺がんを石黒式注熱法で治した方もみなさんの前で体験談を話してくれました。温熱器で火傷などした場合はコーボンを塗ると一番良かったそうなのです。

他にも2021年7月に頭の激痛によりCT検査を行うと脳内多発転移で、髄膜播種とわかりそこで石黒式温熱を知り、そこから石黒式温熱とタグリッソという脳の分子標的薬を行い、脳のがんはすべて消えたそうなのです。医者はとても驚いているそうなのです。

それと石黒先生の奥さんは4.7センチの食道がんになり、放射線治療と石黒式温熱を行い、食道がんの形跡がまったくなくなったのです。そこから12年何もなかったのですが、左右に13個の肺がんが見つかり、そこから石黒先生が3時間注熱をし、2時間休憩を繰り返し、1カ月でがんが消えたのです。

その石黒注熱法には欠かせないテラヘルツ・ホルミシスヘッドパットは職人の方が鉱石を繊維に混ぜ込みホルミシス・テラバッドなどを作っていたのですが、その技術は誰にも継承されなかったので、もうすべてなくなれば石黒式温熱は出来なくなるのです。

テラパッドやホルミシスパッドの製品基準も高かったので不良品が多く出てたらしいですが、そんな事は今まで全く知りませんでしたし、莫大なお金を使ってきたような感じで誰もが石黒先生の真似ができないと会うたびに思っていました。施術もがんの方には無料で行っているのです。今までに人を救う事に尽力されてきました。

その石黒先生が前立腺癌になり、何をしても数値がさがらなかったので今回の勉強会が最後だと思っていたそうなのです。だが、ある抗がん剤で劇的に数値がさがったそうなのです。だが骨に転移をしているそうなのです。ぜひともまた復活して頂き、まだまだ長生きしてもらいたいと思いました。

私達も石黒式温熱を知ってもらうために希輝通信(きらら)というニュースレターを無料で配布したりしてそこで石黒式温熱を知ったという方もいらっしゃたので役に立てていると思いました。

どのように生きたいのか?色々と考えさせられた1日でした。

石黒式温熱法について詳しくはこちら → http://gankokuhuku.com/ishiguro-new/