あなたを照らしてくれる太陽とは

目標達成が「技術」であるという言葉に興味を持ち、原田メソッドがどんな内容なのかを聞きに行きました。

原田メソッドとは、原田隆史先生が公立中学校で7年間で13回の日本一を達成に導いた方法です。10年以上前にも朝の倫理法人会に行っていた時に原田先生のお話は聞いたことがありましたので以前からは知っていました。

継続は力という事は自分ではわかっているのですが、相手にはどうしてもわかってもらえない事もありますし、自立をどうしたら促せるのかも興味がありました。

そこで2つ印象に残っている話があります。

1つは、小学校の野球チームで大会でコールド負けなど惨敗していたチームで監督が変わり、ある事をしただけでチームが大会で優勝し、県大会まで出場して、とっても強くなった話です。

何をしたかというと、ノートに目標を書き、毎日それに向けてどんな取り組みをしたのかを、1行でもいいから書くという事です。

2つ目は、陸上でとても有望な生徒さんで、思うような結果が出なかった生徒さんがいました。メンタルの部分が弱いこともわかっている子が、原田先生に相談をしてから毎日、皿洗いをするようになり、最後の大会の最後の出番に日本新記録を出し、優勝した話です。

詳しくはその秘訣は書きませんが、2つめの話で記者がその生徒さんに優勝した秘訣をインタビューした時に、原田先生と皿洗いのおかげと言ったそうです。

何もわからなければ、どうして皿洗いがとわからない話です。

詳しくはその秘訣は書きませんが、どれも継続している点。
それと、目標を達成するためには、常に自分がどのような取り組みをしているのかを見直す事は当たり前で、それを達成することにより、自分の他のものにどのような影響を及ぼし、他の誰が喜ぶのかを原田メソッドでは書くのです。

皿洗いをする事により、支えてくれている家族が喜びます。そして、毎日できたことも自信にもなると思いますし、役に立てている達成感もあると思います。人への感謝も感じれるようになるのかも知れません。自分は一人で戦っているのでなく、周りでサポートしてくれている人も身近に感じ、サポートしてくれている仲間や家族の為にもとなるのかもしれません。

人は目の前の事象でしか現実には受け止めにくいものです。だが、その周りでどんな人達の助けがあるのかもなかなか考えにくいものです。親であったり、妻であったり、友人であったり、会社であったり、今の問題を解決すると誰が喜ぶのかもしっかり書きます。

太陽は夜になっては見えませんし、存在するわからなくなります。だがいつでも見守ってくれていて、なくなればとっても大切だったと思える太陽のような存在は何なのか?

どのような立場でどのような人と関わり、どのように目標を達成したいのか?
目標を達成することにより、自分以外の他のもののどんな幸せがあるのか?

何をどんな気持ちで取りくんでも自分の人生の一部であり、その積み重ねが人間力を強くすることを改めて感じました。

そんな事を朝礼で共有し、毎月行っている予祝でもシェアしました。

 

今日は通天閣の屋上で大声を出し合い、誰が一番大きな声が出せるのかを競いました。私は最後の最後で長女に1デシベルの差で負けました。娘はちなみに最終125デシベルでした。

みんな負けず嫌いなので何十回やったことか?声がかれてしまいました。

 

太陽が時間がたつにつれて沈んでいくのを家族で見て、なんだかありがたいな!と思っていました。