求人を出しても周りの方に言っても、人材紹介会社にお願いしてもサービス管理帰任者は見つかりませんでした。なので箕面市・茨木市・吹田市・豊中市にある就労支援事業所に協力のお願いや施設外就労の提案をする電話を行っていました。。
そこで電話を受けた方から応募があったのです。どうして応募をしていただいかも聞くと、ちょうど辞める事が決まっていて、色んな提案をするので面白い・真面目だと思って頂いたそうです。
他にも電話した先から施設外就労で試しに農業体験をしたいという事で畑に来てくださった事業所もありました。
何がきっかけでつながりご縁ができるかわからないと思った出来事でした。
思考の穴という本の中で面白い事が書いてありました。
医師と患者さんのやりとりで、食べてもはいて食べれない症状の方に、医師は拒食症と思い込み、その思い込みを確認するために「好きではいているのか?食べる事は好きか?死にたいと思ったのか?」などを聞き、自分が正しいという証拠ばかり集めて、思い込んだ診断を疑うような質問をしなかった話でした。
何を普通として、何を異常とするかは各人の視点によって変わりますし、視点によっては異なる因果関係も導き出される事もある。なのでその方の視点を通じた世界がどんなものかを考えてみる事も必要なのかもしれない。
しなかったことより、したことのせいにする。取れたかもしないすべての行動より、とらなければ良かった思う行動の方が思い浮かべやすい。
現状維持に加担している状態は、目に見えなくても、何もしない事の代償の存在を忘れていては取り返しのつかない問題が生まれかねない事もある。
ある現象が起きた原因が一つ明らかになると、原因となりうるその他の要素は考慮されにくい。最後に行った事が原因だと思ってしまう。順序が無関係であってもその他の要素に目が向かなくなる。など心に残った事を本から抜粋しました。
桜が咲いている姿はとてもきれいでした。