寒い時期の畑仕事

玉ねぎの苗をまき終わるとそのまわりに米ぬかをまいたりします。茨木市の畑では猪が出るようになり、畑の土を掘り返してあらしまくっているのです。土を掘り返しても全く野菜は食べません。周りの農家さんが言うには土を掘り返してミミズを食べているそうなのです。イノシシは、米ぬかなども好きで玉ねぎの畝に米ぬかをたっぷりまき玉ねぎを定植していました。

すると、猪に何カ所か掘り返されていました。だが米ぬかを目当てに掘り返したような感じではなく、土の中のミミズ?が目あてなのか、ほんと不思議な猪でもあります。だが米ぬかを入れてマルチをした畝の場所だけが狙われたので念のためにアニマルネットをしました。

箕面市の畑では、猪の被害もありませんが米ぬかをまくと鳥がよってきてたのですが、寒くてよってきてなかったので、米ぬかをまくのを子供達に手伝ってもらいました。二人で2時間ほど玉ねぎの周りに米ぬかをまいてもらい7畝で4400個ほどお手伝いをしてもらいました。

他にも収穫が終わった畝のマルチの片付け、体験農園後の畝の所で採り残しのジャガイモを種芋にするためにかき集めたり、ゴミを集またり、土壌改良のために1メートルぐらい畑を掘り、水が抜けているかの観察や穴が増えてきたら、菌床・もみ殻・落ち葉・剪定枝などを入れる準備など、作物を作るための準備は手間をかけた分だけ体に良くなり美味しくなるのです。

ここが人には見えにくい努力であり、いかに続けるかだと思っています。

玉ねぎの種まきはすべてが発芽するわけでないので、玉ねぎの苗が足らないより十分に余るぐらいを心がけて種をまくのでかなり畑で苗が残っているのです。それを分けてほしいとご近所の農家さんが言ってきたのでおすそ分けすると、立派な白菜・水菜を頂きました。思いがけないプレゼントでありがたいものです。

周りの農家さんとも話したりする事もありますし、あっという間に畑での1日は終わります。今年は、周りの耕作放棄地を徐々にですが借りていき、農地も広げていき、加工品も増やしていけたらと思っています。