6年目のじゃがいも堀り

今年は気温が暑く8月末までに種芋のジャガイモを植えていくのですが、はやめに植えたじゃがいもは腐ってしまい、急遽、種芋を買って植え替えをしたので労力は倍近くかかっています。

農業は自分の都合でなく自然や野菜に合わせないと、育ちませんし、倍の労力がかかったからと言って、野菜は倍の値段にもなりません。あくまでも人間が育てるにあたって順応しないと野菜は育たないのです。

気温が例年より暖かいのもあり、計1700本ほど育ってくれました。植え替えをして無事に育ってくれたのが何よりもありがたいのです。この農地ではイノシシが頻繁に出るので柵をして、さらに柵の下に竹を置いてイノシシが鼻で突きあげても柵の下をくぐれないようにしています。それぐらいしないと入られてしまうのです。

農地での色んな苦労などもありましたが、今回も600人ほどの園児に来て頂けました。箕面の畑では畑一帯の開発で使えなくなり、茨木市の農地でのジャガイモ掘りです。掘っている様子や掘れたジャガイモを見て、無事に出来て良かったと思えます。



畑では来週からマイナスの気温になるので、ムクナ豆をほぼすべて収穫予定です。マイナスの気温の中、ムクナ豆を収穫せずに畑に置いておくと、霜が入り込んで腐ってしまいます。


ムクナ豆(八升豆(はっしょうまめ))

ムクナ豆は本当に生命力のある野菜で全く水をあげずにそのまま放置していていましたが、今年もとても大量に実がなっています。収穫だけでも一人であれば8日ほどかかりそうです。急遽スタッフの応援を呼んだりしていますが、ムクナ豆でアレルギーやかゆくなる方もいます。

このムクナ豆は、乾燥豆、さや付き豆、粉末などで販売しています。味噌にすることで体に良いみたいですので、ムクナ豆の味噌も味噌作りをしている会社に依頼していますので出来上がるのが楽しみです。また出来上がったら報告します。