ブルーベリー農園を見学

紹介をしてもらい近くのブルーベリー農園を見学に行ってきました。ブルーベリーのポットは土でなく、軽石とスポンジをミックスしたような軽いもので敷き詰められているため、風によってポットが倒れる事があるとの事でした。



ブルーベリーをポットごと移動するのがとても容易なのです。しかもすべてタイマーで制御されており、液肥と水を自動的にあげる仕組みになっているのです。

ブルーベリーは2年生の苗を使っているらしく、1年目から実がなるらしいですが、花は落としていき収穫はせずに、翌年から収穫をしていくそうです。

やはり実が大きいのが人気らしいのです。ブルーベリーは150本ほどあり、水を一時はくみ上げていたらしいですが、それでは効率が悪いので、水道の排水管を自分で工事したり、試行錯誤で色んな事をされているのです。

獣害対策で周りに単管をしてネットを張ったりしますが、その単管もスクラップ場で安く買い、自分で単管を裁断して調整するそうなのです。獣害用の電気柵には、車のバッテリーを使ったり、耕運機などの農業器具もオークションで買ったり、色んな事をしながらいかに安くできるかを模索しながら行っているのです。

燻炭も昔の農家の家にはあったというコメの貯蔵用のドラム管みたいなのを改造し、燻炭を作っているのです。サツマイモを7000本植えて、体験農園をしたり、バーベキュー場所を作ったりしているのです。

しかも簡易トイレを改装され、水栓トイレを作ったり、バーベキューの所にある机もお金をかけずにリサイクルしたり、あらゆる所に知恵と努力が詰まっているのです。

卸先の要望で、ニラ、ねぎなどを作ったり、なめこ、シイタケなど原木栽培したりしているのです。しかも原木の木は、山から採ってきたりするそうなのです。百姓とは、百の仕事ができるから百姓と聞いたことがありますが、まさしく百姓であり、何でもする方だと思いました。



しかも農業に関する役員も色々とされているそうなのです。努力をすれば農家も色んな方に喜んでいただけて、売り上げもあがっていくなど何でも教えて頂けました。ご縁でとても勉強になりました。