さつまいもの定植

さつまいもの品種で紅はるか40本、シルクスィート20本、あまきんとき20本を定植しました。この植えた場所では、去年イノシシに荒らされた場所なので、侵入を防ぐために周りに柵を行いました。

定植してから4週間ほど経過してますがとても順調に育っています。最近、通販の倉庫を移転した先で近隣の店舗の方と偶然に会い、話をすると、サツマイモのスィーツを作っている会社でした。

そこで大事なことはサツマイモの追熟(ついじゅく)保管との事でした。ひと手間かかるが、それで劇的に糖度が増すとの事でした。しかもスィーツの写真を見るとうまそうなのです。サツマイモは契約農家から仕入れているらしいのです。

私の場合は畑は色んな害獣や天気などに左右されるので野菜が出来てから加工を考えていましたが、考えが私と逆なのです。どっちが正解というより、売れる商品作りの為に会議を行い、開発・試食を繰り返しているとの事です。しかもパティシエも何人もいるとの事です。どっちが売れる商品を作れて、良いのだろう?と考えるきっかけを頂けました。

種から芽が出たムクナ豆

4月中旬ごろに植えたムクナ豆が、今年も順調に育っています。今回も昨年採れた種を自然乾燥させて保存していたもので、問題なく発芽しました。

育苗ポットのムクナ豆

例年は年末前後に収穫していたムクナ豆ですが、今年は少し実験的に、霜が降りると本当に豆が傷むのかを確認するために、4月頃まで畑に残して収穫せずに様子を見てみました。すると、畑に自然と落ちた種から新たな芽が出てきていたのです。やはりムクナ豆は、非常に強い生命力を持つ植物だと実感しています。それと確かに傷んでいる種もありますが、そのまま置いておいても発芽もしていますし、問題ない事もわかりました。


自然発芽のムクナ豆

現在、ムクナ豆やムクナ豆パウダーに加えて、ムクナ豆味噌の販売準備も進めています。味噌にどれくらいのL-ドーパが含まれているのかを調べるため、ただいま成分検査中です。ムクナ豆は、大豆よりもアミノ酸や鉄分が豊富とされており、味噌に加工・発酵することでさらに栄養価の高い食品になると考えています。

検査が終わり次第、商品化の予定ですので、もう少しお待ちいただければと思います。

また、今年からは無肥料での栽培にも挑戦しています。さらに、水はけの悪い場所でも育つのか?という条件下でも試験的に植えてみます。ムクナ豆の可能性をもっと育てながら調べてみようと思っています。

玉ねぎの収穫

今回の玉ねぎは移植機を使って2品種を定植しました。今までの従来の中晩生(なかおくて)の玉ねぎと超極早生(ちょうごくわせ)のスーパーアップを定植しました。

機械で植えてわかった事は、雑草を採る回数が格段と減ったことです。マルチに穴をあけて植えるスペースが最小限でかなり小さい穴だからです。

それと割高な穴あきマルチを使わなくても良い事です。それと一番大事なのは作業時間が10分の1以下になった事です。しかも育苗でポットを使うと確実で、種代も安くなったなどあります。

このスーパーアップの玉ねぎも辛みが少なく、とても食べやすいのです。我が家では玉ねぎをスライスして1時間ほど置いたものを、自社商品の玉ねぎドレッシングをかけて食べています。また玉ねぎによく合いとてもお勧めなのです。

スーパーアップは茎が完全に倒れていて収穫時期です。今までの玉ねぎは6月以降になるのでちょうど2種類を植えて良い感じです。

大量に収穫できていますので、玉ねぎドレッシング、希輝酵素をお買い上げの方などに玉ねぎをプレゼントしています。

是非とも農薬・化学肥料・除草剤不使用でこだわって作った玉ねぎを食べて頂けたらと思っています。

形になっていく

ムクナ豆を育てるために、今までは農薬・除草剤・化学肥料不使用で肥料を入れていましたが、今年からは肥料をやめて無肥料で育てる予定です。もちろんすべてでなく半分をそのように育てようと思っています。

どうしてそんな事ができるのか?去年に日記にも書きましたが検証をしてみたのです。

結果的にムクナ豆はどこでも育つことがわかったのです。なので畑でどのように育つかも楽しみでもあります。

果樹では、キウイは去年失敗。青パパイヤも収穫まで出来ずでしたが、再トライです。良く育った場所に青パパイヤははすべて植えて、キウイはもう一度同じ場所に植えてみました。


パパイヤ

枇杷の葉・枇杷種にはアミグダリンが含有されています。がんの方が枇杷種粉末を飲んだり、手当て療法として枇杷の葉温灸などを行ったりします。枇杷種粉末などを販売するにはアミグダリンの基準値があるのです。アミグダリンは「シアン化合物を含む天然の成分(化合物)」で検査ではシアン化合物の濃度が10 mg/kgを超えていないこと(10ppmを下回る)を証明しないといけないのです。


茂木枇杷

私達も枇杷種で実験を繰り返しています。どうやったらその基準をクリアーできるかです。まだクリアー出来ていませんが、枇杷の実が出来るまでには数年かかりますし、まずは枇杷の苗を9本ほど植えてみました。

ナーシングホームきらら看護の家では、ようやく施設専属で理学療法士のメンバーが加わったので、利用者の方をサービスの一環として外への散歩や寝たきりの方を離床(りしょう)してみて、食堂などに連れて行ってくれました。

私はもうその光景を見てとても嬉しくなりました。色んな刺激によって身体機能が甦るなど色んな可能性が広がるからです。

色んな事を検証しながら試すには根気もいりますし、忍耐も必要です。続けると良い事はあると思っているのでまた良い報告が出来ればと思っています。

4月から畑に

4月から畑と就労支援のサポーターとして看護師のメンバーに来てもらえるようなりました。今は玉ねぎの雑草を取ってもらいながら米糠をまいてもらっています。玉ねぎの品種は2種類で1つは極早生(ごくわせ)になりますのでかなり育っています。


2025年4月2日玉ねぎ

そして畑仕事を通じて一歩でも外に出たり社会と関わるサポーターとしても動いてもらい手伝ってもらいます。もちろん畑はあくまでもきっかけですので、畑仕事以外にも室内作業もありますし、こんな事がしてみたいという要望があれば知りたいと思っています。


2025年4月14日タマネギ

農業を通じて自分たちで育てた野菜で調理・加工なども行えるようになり、ナーシングホームに手作りの食事の提供であったり、利用者さん含めて食事に困らないように昼・夜の2食を提供できたら良いなと思っています。農地面積を増やせたらさらに地域で子ども食堂なども行い、何かのお役に立つ試みが出来ればと考えています。

農業を行う方の高齢化と担い手がいないことによる休耕地・耕作放棄地を活かしたいと思いますので、是非とも貸して頂きたいと思っています。

今年から新たに田んぼも借りれましたので米とまこもだけを育ててみようと思っています。もちろん農薬・化学肥料・除草剤不使用で育ててみます。一人では難しくても手伝ってくれる方がいれば、可能性は広がりますし、利用したい方が増えていけば私達はさらに自信となり前に進んでいけます。ぜひとも一緒にできたらと思っています。