畑の野菜

月曜日から新しく農業兼生活支援員スタッフが来てくれました。この日は、ジャガイモの植え替えを行ってもらいました。初めてなので時間はかかっていますが、最後まで行って頂けたので一安心です。


ジャガイモの芽

隣の農家さんからもジャガイモの種芋を分けて頂き、ジャガイモは全部で1700個ぐらいになりました。ジャガイモの芽は2割ぐらいしか出てないと思います。例年よりだいぶん遅いと思います。

玉ねぎは種まきをして2週間ぐらいでしょうか、芽がどんどん出てきました。順調です。


玉ねぎの芽

ムクナ豆も花が咲き、その後に徐々に豆の形になっていっています。今回は、水はけの悪い畝にはムクナ豆の植える間隔をせまくしているのがちょうど良かったみたいです。


ムクナ豆の花

夕方は涼しいですが、まだ日中は暑いのでなんとかこの暑さも乗り切って、新しいメンバーには体力をつけて頂き、がんばって頂けたらと思っています。

やり直しは何度でも

8月末に種芋を513個ほど植え、さらに種芋を60キロ購入し971個ほど植えました。合計1484個植えました。その中で8月末に植えた種芋を順番に掘り返すと、ジャガイモは100個植えて1個しか芽がでてないぐらいの確率でした。ほぼ土の中で腐っていたのです。こんな結果は異常です。最初の500個のうち350個ほど植え替えが出来ました。



ジャガイモのサイズをSSに指定したら小さい種芋ばかり送ってくれたので数を多く植えれたのでとてもラッキーです。まだ300個ぐらい植えれるのではというぐらいあまっています。

植えれば必ず芽が出て育つわけでなく、確認しながらしないと全く芽が出ず収穫が出来ないのです。言われたとおりにやったという口ぐせの人であれば、確認まで言わないとしません。仕事は言われたとおりにしかしない人も多いし、教えないと他人の指示のせいにする方もいます。

仕事の目的は何か?どんな人と一緒に仕事をしたいのか?失敗しても何度でもやり直しがききますが、野菜の場合は季節を逃すと実が出来ないのです。

コロナで去年は体育祭に行けませんでしたが、初めて中学生の体育祭に行きました。中学生と高校生で合同で行い、グランドも借りて行うのです。

3チームに分かれて応援を高校生が引っ張って行うのです。応援は一所懸命だし、チームの為に競技中は常に応援を行っています。走ってこけても最後まで全力ですし、きびきび合間の準備にしろ動きます。マイペースでなく何が必要で何をすればよいのか?考え行動している感じです。

時間通りにやるにはどうしたら良いのか?マイペースな人には熱意が持てる事をやれば良いと思うのですが、仕事の場合は色んな理由で働く人がいるので、こちらが求める事を何度も伝えても何も変わらない人もいる事も今の風潮だと思う事もあります。



ニホンミツバチの巣を久しぶりに能勢の山に行き見に行くと、スズメバチに襲われていました。ちょっとびっくりしました。弱肉強食の動物の世界で、襲われたらみんなで守る、耐える様子に対して、ここでニホンミツバチに手を貸しても強くならないですし、自然の環境で生き抜くためにも見届けながらがんばれと思いました。

地域の耕作放棄地で野菜・果樹を作り、社会課題に取り組みたいと思う方、病気や障害などで困っている方の力になりたい仕事がしたいという同じ目的で仕事を探している方がいれば是非とも一緒に仕事が出来ればと思います。ないサービスは作れば良いですし、やりたい事は挑戦すればよいと思っています。

5年目の玉ねぎドレッシング

モリンガの種を植えて2週間ほどです。芽が出てきたのでモリンガとツルムラサキを定植してみました。


2週間目のモリンガ

夏野菜は荒らされてありませんが、いつでも定植できるように種から育て、定植出来てない野菜がまだまだあるのです。野菜の場合は時期を逃すと1年後になりますので、多めに種を植えています。ムクナ豆もイノシシに荒らされたり、急に枯れたりする事もあるので多めに作っていたのを定植しました。


定植したムクナ豆

予測つかない事が起こっても、ある程度補うために出来たらと思っていますが、獣害がひどく全く予定通りに進んでいません。そこで茨木市に電話をしてみると、畑の地区ごとに檻を貸しているらしく、個人的に貸してもらえません。電柵については、3分の1の補助があるとの事でした。大阪府猟友会にも電話をしてみました。

近隣の農家さんも被害がひどくサツマイモの苗は掘り起こされるみたいです。周りの農家さんも高齢化で、イノシシの話から若い頃の話まで色々と教えてくださります。カマしかない時代は朝8時~19時まで農作業をしていたが、今はそんなに出来るやつがおらんし、誰も継いでくれないので、物流倉庫などに賃料をもらって貸すのはとても良い話であるとの事。

畑が儲からなければ、畑はどんどんなくなっていくか誰もしなくなるのです。ましてや獣害が続くとどんどん畑から離れていきます。

自己防衛の為に狩猟免許をとる方もいるみたいです。わな猟免許はわな(くくりわな、はこわな、はこおとし、囲いわな)による猟の免許で、何も変わらなければ免許取得してみたいと思っています。

農業での活用方法を模索していますが、最近ビックリしている事で玉ねぎドレッシングを作ってもらう際に300キロの廃棄や加工賃が大幅にあがり、玉ねぎドレッシングは1本490ミリで1631円と値上げしていますが、値段があがっても注文を頂けるのがとてもありがたいと思っています。

やっぱりこだわって商品開発をすればいつかは良い事はあると思えました。

怒らない人の頭の中

怒らない人の頭の中という本があります。その中に3パターンの考え方が掲載されています。まずは相手から要求されたときに
①できないと怒る
②乗り越えるべき壁と捉える
③未来を作るきっかけとする

パートナーに対して
①こうあるべき こうすべきという思考を押し付ける
②自分の思い通りに行くと考えずにできると期待を込めて接する
③相手の望みを聞いて関係を築く

この3パターンの考え方は年収によって違うと書いてある本です。こんな本があると教えてもらい見た本です。

この本を見る前にちょうど人から言われた言葉がありました。
・言われたので行った。
・他の人がしていたので行った。
・何回すれば良いのか!
などの言葉を聞いて、すべて他人の責任にして、自分で考えずにやる方のパターンと思える事がありました。

仕事及び事業は希望だと思っています。儲かる、お金をもらうとは感謝が詰まったもので、喜びであり、期待であり、そして相手に対して責任があります。そして会社であればチーム全体です。組織に入ればそこの考え・信念があります。

世の中は面白いもので良い事も悪い事も行った事は自分に返ってくると思っています。偶然に知っているアロマの先生だと面接中にわかった方は、料理・アロマなどで人の健康に関わりたいという話で、その日、偶然に古民家で飲食店が出来そうな物件を見ていた所で面接を行いました。

そしてある方は人手が足らずどうしようかと思っていた時に応募があり、電話で話した時から一緒に仕事をやりたいと思えた方であったり、他にも40年前の建てた物件の工務店さんに会い、当時の様子と打開策を教えて頂き、さらに調べてもらったりしています。

当時の工務店さんに不動産会社の方も接触を試みたのですがその方には会えずじまいだったのでビックリされていました。

縁とは善い行い、徳を積む生き方をするとまわりまわってきて良い事があるが、不義理・他責・不調和など反省せずに進んだ場合は良い縁がまわってくるのだろうか?と考えます。

今はものづくり補助金を申請しようと思っています。野菜の加工品・冷凍食品を行うための設備を入れる為です。2日連続で別々の専門家と話しみました。やっぱり人によって全くポイントが違いますし、アドバイスも違います。

どんな仕事も相手のニーズをしっかり聞いて、どのようにしたら上手く出来るのか?そこにつきると思いました。その繰り返しが、いつしか共通の知り合い、想いのある方に行きつき、新たなきっかけとして動けるのだと思っています。


ムクナ豆にネットを張りました。順調に育っています。

畑ではまたまたイノシシに入られて2か所目の畑も違う所をネットで覆いました。ムクナ豆を育てている畝でマルチをまくって土を掘り返しています。イノシシも生きるため、私達も生きるため根気比べです。


イノシシに荒らされた後です。

捉えかた

雨が続き天気が良くなると雑草も一気に育っていて、雑草がかなり茂っている中、タマネギとジャガイモのポタージュスープ用にジャガイモを掘りました。



箕面の畑ではイノシシに荒らされる心配がないですし、水はけが良いのでジャガイモの状態もかなり良かったのです。

月曜日から畑仕事に興味があると言って仕事に来て頂いた方は、3日ほど行い、発熱・湿疹などが出てきて医者の診断で畑のアレルギーではという事で断念せざるをえないという結果になりました。

アレルギーの場合は、腸内環境を見直し、畑の野菜の成長や水はけが悪かったら畑の微生物・土の状態などの見直しでどうしても時間がかかるのです。

時間をかけないといけない所には忍耐と思いが必要で、その途中であきらめる方が多いのです。いわゆる効率化・心の負担の少ないものにとなってしまい、根本の改善の途中でもっと良い環境はないかと、原因をみつめるのでなく、環境を変えるになってしまうのです。

茨木市の畑ではまたイノシシの被害にあい、隣の畑から侵入されたり、ネットをくぐって入ってきたり色んな方法で侵入してきて畑を荒らします。夏野菜は全滅、水はけも良くないので荒らされた後に耕せず、近くの農家さんもさつま芋は荒らされて、これ以上続くのであれば畑を辞めるとまで言われていました。

それほど時間をかけて行った事がすべて台無しになるので、疲労感しか残らないみたいです。私もやられると悔しいのですが、どうやったら防げるのか?根気比べ、試行錯誤、罠の仕掛けなどあらゆる事をやろうと思っています。

あらゆる事をせずに辞めていく農家さんがいればその土地を借りれる絶好のチャンスにもなります。なので獣害被害を克服もしくは共生できたらすごい!のではと思っています。

獣害にも向き合いながら農業をすると、時間はかかるが農作物が安全にできる保証もありません。だが誰かがやらなければ、みんな農家を辞めると思っています。

今回はモリンガの種を購入して発芽しやすいように水につけてみました。イノシシに入られても荒らされない野菜、水はけが悪くてもある程度育つ野菜を探しています。その環境に合わせて模索もしています。


モリンガの種を水につけています。

色んな事が日々起こりますが、なんとか乗り越えようと挑んでいます。