4月中旬ごろに植えたムクナ豆が、今年も順調に育っています。今回も昨年採れた種を自然乾燥させて保存していたもので、問題なく発芽しました。
育苗ポットのムクナ豆
例年は年末前後に収穫していたムクナ豆ですが、今年は少し実験的に、霜が降りると本当に豆が傷むのかを確認するために、4月頃まで畑に残して収穫せずに様子を見てみました。すると、畑に自然と落ちた種から新たな芽が出てきていたのです。やはりムクナ豆は、非常に強い生命力を持つ植物だと実感しています。それと確かに傷んでいる種もありますが、そのまま置いておいても発芽もしていますし、問題ない事もわかりました。
現在、ムクナ豆やムクナ豆パウダーに加えて、ムクナ豆味噌の販売準備も進めています。味噌にどれくらいのL-ドーパが含まれているのかを調べるため、ただいま成分検査中です。ムクナ豆は、大豆よりもアミノ酸や鉄分が豊富とされており、味噌に加工・発酵することでさらに栄養価の高い食品になると考えています。
検査が終わり次第、商品化の予定ですので、もう少しお待ちいただければと思います。
また、今年からは無肥料での栽培にも挑戦しています。さらに、水はけの悪い場所でも育つのか?という条件下でも試験的に植えてみます。ムクナ豆の可能性をもっと育てながら調べてみようと思っています。