第3回統合医療研究会in衆議院第一議員会館

10月5日に行われた日本がん難病サポート協会主催の講演会に行ってきました。特別講演は、『免疫力を高める音楽療法』和合治久先生でした。『モーツアルトを聞けば病気にならない』の著者でもあり、日本における音楽療法の第一人者の方だと聞いていました。

和合先生のお話は、音楽療法の科学的根拠がありました。音楽を聴く前と後の末梢血リンパ球数・NK細胞数・唾液インスリンなどの変化などを数値化し比較をグラフにしていました。その結果を見ると和合先生が選ぶモーツアルト曲・バイオリン協奏曲はとても効果的だと思いました。

音楽を聴いた後では、副交感神経にスイッチが入りリンパ球に依存する免疫力の向上・細胞分泌力の向上につながります。

その結果
・サラッとした唾液がよく分泌される。
・体温が上昇する
・心拍が安定する
・血圧が安定すると言う事もあるのです、

他にもモーツアルト曲の効果として、認知症改善、胎教、自閉症改善などにも良いそうです。選曲のポイントとして、3500ヘルツ以上の高周波音とゆらぎ音、和音が豊富であり、心地よく感じられることがポイントだそうです。

1回20-30分で1日2~3回目を閉じて、ヘッドホーンもしくはBGMで自分の適した音量で集中して聴くだけで良いそうです。

これならすぐにでも出来ると思いました。先生がセレクトしたCD付きの本もあります。これはお勧めです。

第2部の実証報告ではドイツ・ヴィアドリナ欧州大学補完代替医療学講師の坂井先生の『報告』がありました。そこでタヒボと起泉還元水を使った報告でタヒボ茶を起泉還元水で煮出したり、飲んだりすると色々な体験談が出てきたという報告です。

還元水はいまだにどうして良いのかが解明されてないのですが、実際に毛細血管を顕微鏡で見ると、タバコを吸った場合、水道水を飲んだ場合・起泉還元水を飲んだ場合と違うのです。

癌の方は、血流が悪く低体温の方が非常に多いので、何の水で煮出したり・飲んだりするのかは非常に大事だと思いました。

次に日本オリーブオイル普及協会野洲正一会長『脂質の大切さ』のお話の中で、トランス脂肪酸は、必須脂肪酸でないため排泄するための代謝に大量のビタミンとミネラルを消耗するだけの有害物質であるという事を教えて頂きました。

有害性としましては

①心臓疾患のリスクを高める

悪玉コレステロールを増やす。肝臓に悪影響を及ぼし、善玉コレステロールを減少させる。動脈硬化を促進させ、心臓疾患のリスクを非常に高める。

②免疫機能の低下  関節炎等の慢性炎症性疾患、アトピー性皮膚炎やアレルギー、クローン病など多くの病気との関連が指摘されています。

③発ガンのリスクを高める結合している水素原子によって体内の酸化が進み、細胞遺伝子が酸化されてガンになる可能性が高くなるそうです。アメリカではガンによる死亡率とトランス脂肪酸を含む植物油の消費量の増加がほぼ一致。

④痴呆の引き金になる トランス脂肪酸をたくさんとるお年寄りは痴呆になりやすい、という研究結果が米国シカゴ近郊に住む65歳以上の住民8500人を長期間追跡した「CHAP」によって、米国神経学会が発行する学術誌で発表されているそうです。

トランス脂肪酸が含まれる商品はたくさんあるのです。
①ショートニング  (パンや菓子の原料として使用される練りこみ専用の固体化した植物油脂)
②マーガリン
③パン、菓子パン、ケーキ
④クッキー、クラッカー、スナック菓子
⑤チョコレート菓子
⑥コーヒーフレッシュ
⑦アイスクリーム
⑧コロッケ、天ぷらなどの揚げ物惣菜
⑨フライドチキン、フライドポテト
⑩ファーストフード、ファンミリーレストランの調理油
⑪カレー、シチューのルウなど

そこで野洲会長がお勧めするのはオリーブオイルです。こだわりのオリーブオイルの紹介も資料を同封して頂き教えてくださいました。当店のタヒボ代理店の方も早速ですが、講演会後にこだわりのオリーブオイルを探し、ご購入されたと教えて下さいました。大阪からわざわざ来てくださった行動力。良いと思った事は実践する行動力。すごいと思いました。

次に『秀蓮氣功の施術による症例報告と施術体験』では、日本秀蓮氣功師協会代表舛友秀治先生に実際に肩のあがらない人、どこか調子の悪い人などがいればその場で治すということで行って頂きました。

今まで肩があがらない人が施術を5分ほど行ってもらい、肩があがりあまりにも嬉しくて泣いてる方やびっくりした様子の方、みなさんが喜んでいらっしゃいました。秀蓮氣功では、癌の方や子供で生まれながら病気を持っていた方なども治った事がテレビ放送された内容も教えて下さいました。

秀蓮氣功は宇宙エネルギーを活用するみたいで、疲れないとの事でした。レイキと同じ考えだと思いました。レイキではそんな即効性はないのでどんな事をすればそのような力が得れるのかはとても興味を持ちました。自分自身で行う手当てとしては、良いと思いました。

それと余談ですが、起泉還元水と秀蓮氣功の波動(力)が似ているとおっしゃっていました。なのでタヒボはなくても起泉還元水だけでも力があるとおっしゃっていました。

今までに10年以上気功の勉強をされていた方は、そんなに即効性があるのは初めて見たとおっしゃっていました。

講演会終了後は、お電話でしかお話をした事がないお客様と顔を見てタヒボのお話もできましたし、統合医療研究会の親睦会に参加でき、牧義夫衆議院議員事務所顧問の三輪先生の隣に座り、福島の放射能問題や政治の裏話などを聞けたのでとても勉強になりました。

マスコミでは放送できない問題があり、放送できる内容では真実が間違った形で伝わり、それが印象となり本来とは違った認識のまま、過ごしていたんだと思いました。真実を知るには、深く関わったり、何事にも違った方向から物事を見ないと、見落とすことがある事を気付かせて頂けました。

講演会とは関係ないですが、取材させて頂いた福田稔先生の記事を次の希輝通信に掲載しますが、自律神経免疫療法(つむじ押し療法)は自ら行う手当てとしては磁気針もしくは自分の手を使って行いますので、お金がかからないですし、もって生まれた病気に勝つ力を引き出すのにはとても良い手当てだと思っています。

自律神経免疫療法は血液検査で白血球の分画(ぶんかく)を見ていき、白血球中の顆粒球、リンパ球、単球の割合をまず見ます。そこから体の中の状態を分析します。それはあくまでも、患者さんの様子を見てさらに決定付けの参考となるデーターでもあります。

見た目の様子がどうしてこのような状態なのか?体の体調がどうしてこうなのか?顆粒球、リンパ球、単球の割合がどうしてこのような状態なのか?私は是非とも病気を作った本人が自分自身を理解して、実践していただけたらと思いました。

探せば探すほど色々な療法があります。まずは何がこのような健康状態なった要因なのかを考えて頂き、すぐにでもやれる事をやりながら実践していただけたらと思います。