見学してわかった事2

生野区にある障害者のグループホーム3件と就労継続支援B型事業所を見学させてもらいました。今までに利用者の方が周りの住民の方に危害を加えた事はありますか?と聞くと、3年〜4年ぐらいになるがないとのことでした。ただ連棟の場所では、隣の家の方と壁がつながっているので、騒音でうるさいと指摘があったみたいですが、対策をして関係は良好だそうです。

その方に隣も空いているし、ここでも運営してみたらと言われるぐらい理解を持ってもらえる関係になったそうなのです。住民の方とも騒音の事で問題になった以外は何もトラブルもないとの事でした。

この事業所には支援学校の方も見学に来るみたいです。ここではサービス付き高齢者住宅も展開していてグループホームは65歳までですが、65歳以上になっても住める場所もあるのです。

就労支援事業所では、内職以外にも外に出て場所をかりて、ケーキの販売なども行う施設外での就労も行なっていくとの事です。利用者の方には色んな事を経験してもらいたいそうです。利用者の方は見た目でもわからないですし、まとわりつくように話す方などはなく、普通に会話をします。スタッフの方も特別扱いせずに、コミュニケーションを行い、対応をしていました。

中国の上海にも3日間視察に行きました。10年以上前に見た風景と全く違いました。高層ビルは立ち並び、ゴミは道路に落ちてなく街はきれいで、空気もとてもきれいです。しかもスーパーのサービスが進んでいて、魚介類はさばいてくれたり、調理もしてくれたり、色んなサービスもあり配達もしてくれるのです。

巨大なアスレチックもあり、子供達が体を使って遊ぶ場所もあります。建物の値段は、1へーベイ辺りの単価が75万~150万と、高く、学区によっては10年で10倍以上の値段になっている所もあるのです。



視察に行けば行くほど、世間の噂や思い込みが変わります。思い込みがあって、その思い込みと違う情報をもらった時が調べるチャンスであり、機会なのかもしれません。障害者のグループホームについて、順調に開設できなかった事が私にとっては、現状や市の体制を知れる機会だったので、良かったのかもしれません。

畑では玉ねぎの種を2万本ぐらい育つように蒔いたのですが、育っていなかったので、苗を買いに行きました。そこで、苗が黄色のもあるけど、安くならないのか?と聞いたところ、半額になりました。見た目が悪くても、多少黄色くても、玉ねぎはうえると問題がありません。とてもラッキーでした。

品質とは見た目だけでなく、その物がどのようにしてうまれ、どのようなこだわりがあるのか?だと思っています。見た目で判断する人は、本当の品質、中身を知ろうとしていないのかもしれません。

ジャガイモの種芋でも、買ったものは薬などを使っていて、きれいですが、同じ時期にじゃがいもを定植して、発芽は1%でした。だが、自分の畑のジャガイモを種芋にした場合は、発芽率60%ぐらいでした。見た目でなく、生命力であり、暑い気温の中、すぐに種芋を定植して、マルチをしたので、土の温度が上がり、買ったジャガイモはほぼ腐ったのです。

同じ環境でも、最初はわからなくても、時間がたてば徐々にわかるのです。その間は見守るしかありません。

家族で幼稚園の玉ねぎ採り用に、玉ねぎの「もみじ」を2150本定植しました。土曜日も含めると4000本の定植が終わりました。今回は、タヒボの茶殻をすべての畑にまきましたので、昨年よりはさらにこだわった部分も増えたので、どのように成長するのか楽しみにしています。