私の今回の旅の目的は、気になっているタヒボご愛飲者の方に会うこと
でした。そして、旅をするのであれば、一人でも多くタヒボご愛飲者の方
に会い、私が出来る「レイキ」、がんを克服してきた人達の話などをし
て、少しでも何か健康を勝ち取る為のきっかけとなればと思っていました。
私は、旅の期間中に、タヒボご愛飲者が治療の為に偶然、ある場所に集
まっている事もスタッフより聞いていたので、行くつもりでした。
だが、1日目にお会いした池上さんの友人の中西さんが、栃木県の病院で
入院した事を聞いていたので、とても気になっていました。私は、以前に
中西さんとは電話越しですが話した事もあり、どのような状況なのか知っ
ていました。
このまま中西さんと会わずにはいられないと思っていました。
だが、ある場所に集まっているタヒボご愛飲者にも玉川温泉の帰りで会い
たかったのですが、会えばとても気になっている中西さんとの面会時間に
間に合いません。
私は、ある場所に集まっている方もとても気になる方達で、とても私達を
信頼してくださっていて、もう10人以上は紹介をしてくださっている方達
です。だが、一度もお会いした事がなかったので、一度はお会いしたいと
思っていました。
だが、やっぱり中西さんと会わなければならないとそんな気がしました。
そこで、群馬県まで車を飛ばしていき、確か17時10分前後に病院につきま
した。初めて、中西さんに会いました。
奥様もいらっしゃいました。
初めてお会いするのですが、なぜかとても初めてのような感覚ではありま
せんでした。中西さんは、ベッドでとても痛々しそうに布団を握り締め、
寝そべっていました。
そんな中、中西さんと奥様にガンの患者学研究所で川竹さんを取材した
内容やそこが主催する世界一元気ワールドに是非とも行きましょうなど、
なんとか中西さんの心の中で希望というのが見えて欲しいと思いながら
話しました。
私は、中西さんに治ったら一番何がしたいかも尋ねました。
そしたら、池上さんと一緒に温泉で仲間達と食事をしたいと言われていま
した。私は、その言葉を話された時の顔が印象的で、痛みをわすれたかの
ようなとても心から望んでいる顔をされていました。
一緒に食事する為にも、次にお見舞いにこられるまでに、歩いてびっくり
させましょうというとリハビリを少しづつ頑張ってみるというような顔を
されていました。
そして、40分ほどしかお話していないのですが、とても顔が晴れやかで
笑顔を痛いながらもしてくれて別れました。
私は、この事をブログに書くか書かないか正直迷いました。
それは、中西さんは先月の中旬に他界してしまったからです。
中西さんの事は池上さんから連絡があり知りました。メールでお知らせし
ていただいたのですが、本当に悔しい気持ちでいっぱいでした。
私は、改めて1日1日がとても貴重であり、自分の直感のままに悔いがない
ように生きよう。
生きている限り、人生への恐怖・不安、欲など様々ありますが、やらない
で色々想像するよりも悔いのないように、自分の手に入れたい状況・自分
の本当にしたい事をつかむ為に自分を信じて全力で生きたいと思いました。