「心が救われる治療!」無償での医療活動を行うジャパンハートとは NO.2

タヒボジャパン株式会社の創立40周年記念講演会で飯田彰教授と国際医療ボランティア団体「ジャパンハート」吉岡秀人医師の話を聞いてきました。吉岡先生の話を聞くのは2回目です。

時間さえあれば無限の可能性がある。
自分の時間、寿命の一部を人に役に立つ仕事に変えていった。かえて集まったものが人生の質であり、自分の命の時間を子供達を救うという事に変えていこうと吉岡先生は思ったそうです。

30年前にミャンマーに行った時には、朝5時に起き、深夜12時までの診察。それが毎日続き、半年後には手術ができるようになった。それは部屋に明かりが入るように窓を多くして、懐中電灯も使い光をあてていたとのこと。血管麻酔、局所麻酔は1時間しかきかない。麻酔がきれるとおさえつけて手術をすることもある。

そこから30年でがんの治療までできるようになったのです。
医療とは患者の生命の質を上げていく事。
ミャンマーでは100人いれば10人ほど、途上国では20人ぐらいはよくなる。日本では80%以上はよくなる。
2022年には年間113人の小児がん治療。生存率は10%から50%になったのです。

カンボジアでに2拠点目として2025年に200床規模の総合小児医療センターができるとの事でした。全ての子どもたちに平等な医療をという理念のもと、無償治療。

こんな未来は想像できなかった。

前を向き続け、心の声に従い、自分の生きている時間を子供の為に役に立とうとした結果であったという内容だったのです。

今でも1年間の半分は手術を行っているとの事でした。2018年11月の時にあったジャパンハートの看護師の方ともお会いする事ができ、今でも吉岡先生を支えていていらっしゃったので信念のある方達が集まり、すごいと思いました。そしてどんどん若い方達が育ちたくましくなっているとも教えてくださりました。

心のどこかに疑いもなく、本当に自信があって本津に良いものであれば世界に出て挑戦すればよい。日本では1億人。世界では80億人いる。是非ともジャパンハートさんの取り組みを知ってもらいたいと思いました。


良質のウールを草木染タヒボで編み上げた服