希輝通信9号発刊!

鶴見クリニック鶴見隆史院長を取材し、文章の編集作業でのやりとりなどをおえ、本当にすばらしい内容に出来上がりました。鶴見先生が酵素栄養学をするきっかけを詳しくは希輝通信9号に書いてありますが、本との運命的な出会いもあります。

それは、1985年刊行のエドワード・ハウエル博士の「酵素栄養学」という本でした。ハウエル博士は「酵素は人の生命活動において何より重要である。酵素は生の食べ物に含まれる。野生の動物は心臓病や脳梗塞、がんなどの病気にならない。なぜなら、生の食べ物しか摂らないからだ」と述べ、酵素のすばらしさ、その持つ意味を徹底的に本で紹介してあるのです。

エドワード・ハウエル博士と一緒に仕事をしていたDr.ディッキー・フューラー博士と鶴見先生は知り合い、またフューラー博士の同僚で酵素栄養学の第一人者といわれるマハマン・ママドゥー医学博士とも知り合ったのです。折に触れて話し合い、情報もたくさん頂き、大変勉強になったそうです。そして鶴見先生の酵素栄養学の知識は大変深まっていき、この二人のお陰でこの10年の間に酵素に関する本を15冊も書き、出版することができたのです。

鶴見先生は治療法として、生食中心のファスティングを行います。ファスティングとは断食という意味ですが、一般的にほんの少し食べる、少食ファスティングが使われます。腸を良くするために最も急速にかつ無理なく出来る唯一と言える方法だそうです。ファスティング方法なども希輝通信9号には掲載しています。

ベースはまさに腸なのです。 アレルギーも腸の炎症から出発し、腸の吸収の正常パターンが異常化した結果起こることが知られるようになりました。あたかもテニスラケットの網の目が開いた形で出現するのでリーキガット症候群といいます。このリーキガットによってアレルギー(鼻炎、喘息、アトピー)が起こるといわれるようになってきたのです。

病気治し・がん治しは腸の活性化に向けての対策をとることこそが最良の結果を産むことになるそうです。

ただ、この表にありますように、いくつかの外部からのアプローチも大変有効です。がん細胞は、高温(40℃以上)に弱いという特徴がありますので、温熱・岩盤浴で体に良い温熱を与え、がんを壊死させる方法はなかなか有効だそうです。

それと、今回取材していてとても疑問がはれたことは、外から点滴などをする、リンパ球療法とか、樹状細胞免疫療法といった免疫療法はどうか?ということです。

鶴見先生は決してやらないのです。その理由は、こういった外からの点滴で「免疫力」を入れると、一見良さそうなのですが、かえって悪化すると思えるとおっしゃっていました。

免疫力の大半は小腸のパイエル板やリンパ球のなかに潜んでいるのですが、この中に樹上細胞もNK細胞もサイトカインもほとんど存在しています。それを外から入れると、この腸にある免疫力がかえって「要らない」という反応をし、眠りについてしまったり、活性化しなくなると思われるのです。

そうすると何のために免疫を入れるかわかりません。サイトカインの一種、インターフェロンを見つけ出した一人、小島保彦博士などは「インターフェロンは外から点滴でいれるべきでなく、腸に眠っているインターフェロンを活性化するべきだ」と言っているほどです。やはり「王道」などはなく、腸を良くすることが第一の健康法だと教えてくださいました。

実際にこのような外からの免疫療法で良くなった人の話を聞いた事がありませんし、鶴見先生から教えて頂いた事でスッキリしました。

 

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希輝通信8号発刊してます!

5月15日より癌でお困りのかたやお電話でお話を聞けた方にはお配りしている 希輝通信8号の中身ですが、

5本指ソックスで、本来の健康な体へ戻す ?ファイブコンフォート 松藤文男氏は、同じ箕面市に会社があります。近いという事もあり、私と編集担当のしろがねが2度取材しました。松藤社長にお会いすると元気にあふれていますし、声が大きくいかにも体育会系です。まわりくどくなくストーレートにズバット言ってくれます。

私は、松藤社長のお勧めする中敷とくつを購入しました。靴下・中敷・靴をあわせると、足に力が入りやすく他の運動靴などでは力の入り方が比べ物になりません。

この松藤さんの開発したコンフォートサポートソックスを取り扱っている病院をお聞きしたところ、湯島清水坂クリニックで扱っている事をお聞きし、ご紹介して頂けました。湯島清水坂クリニックを運営している橋本社長は、医者ではありません。

福田稔先生や安保先生を出版会社で勤めている時にサポートしていたご縁で開業するまでに至ったのです。福田稔先生や安保先生が行っている自律神経免疫療法を広めたい!その強い気持ちがないとできない事です。橋本社長のお話を聞き、福田稔先生・安保先生の治療法を知ることが出来ました。

その治療法を湯島清水坂クリニックでも行い、院長の宮島賢也先生にもお伺いしました。宮島院長は、ご自身がうつ病であった経験から、心の持ち方が症状に影響する事を経験していることから、メンタルセラピーを行っていただけます。心の持ち方が変わる事により病状が良くなっていった症例なども紹介しています。

他にも ●自然免役に関する講演会に行ってきました 「 広がる自然免疫の世界!?若さを保つ方程式」 ●酵素飲料勉強会 ?●きれいになる・健康になるローフード(RAW FOOD)の魅力 ●陰陽で考える体質にあった手当てと調理法 ?リマ・クッキングスクール専任講師 森騰廣氏? ●正食協会理事による講演会「ココロの豊かさは食がつくる」 ?正食生活術 生き方・考え方のヒントとして?

癌の方から健康に興味がある方まで内容的には読んで頂く事で必ずやお役にたてれると思っていますので、是非とも読んで頂けたらと思っています。

第二回統合医療研修会in憲政記念館に参加して

特別講演で森山晃嗣先生 (がんコントロール協会理事長)が「OTA宣言と食事療法を含めた統合医療について」お話してくださいました。森山先生には以前にも取材させていただいた事がありましたが、お話を聞いてあらためて西洋医学の治療についてのリスクと栄養の重要性を確認する事ができました。

OTAとはアメリカ議会の調査専門部門でアメリカ議会技術評価局(Office Of Technology Assessment)のことだそうです。OTAは数年ほど前からヘルス・プログラム(ガン問題調査委員会)を設けて、がんの非通常療法のことを調べているそうです。この非通常療法とは、食事、栄養、免疫、心理、精神療法などでがんを克服しようとする療法の事です。

OTAのレポートの中には、抗ガン剤ははたしてその使用を正当化するだけの根拠があるのか?という疑問もあり「現在のガン治療が少なくともアメリカ国立癌研究所(NSI)がいうほど効果がなく、がん療法(通常療法)には見るべき進歩が何もなかった」と、指摘されているらしいです。

他にも実験で3種の抗ガン剤を同時に与える組と2種の抗ガン剤をする組と1種類だけしか抗ガン剤をしない組での実験結果では、がんは3種類の抗がん剤をした組では、がんは一番小さくなったが、1番副作用もきつく1番寿命が短かったという驚く結果を教えてくださいました。

そこでがん治療には、ビタミン・ミネラル・アミノ酸・必須脂肪酸(オメガ3 オメガ6)・植物栄養物質などが必要となってくるのです。

他にも講演会でドイツ州立大学補完代替医療講師 坂井康起先生がタヒボの報告なども紹介してくださいました。アメリカでもコロイドヨードに注目していて、日本のコロイドヨードの質が良いこともわかりましたので、色々と勉強になりました。


 

ミトコンドリア博士西原 克成先生を取材

亀井先生に取材後、西原研究所西原 克成先生を取材させていただきました。

西原先生は、がん・アトピー・脳の病気などの原因は、血液がばい菌やウイルスや毒物を運んでなっていると解明したそうです。患者さんで赤ちゃんがアトピーで母親が潰瘍性大腸炎と緑内障の方で、玄米を食べられ、漢方を飲まれていた方がいらっしゃったそうです。

その方には玄米・漢方をやめてもらい治療をすると、赤ちゃんのアトピーが2?3週間で治り、母親の潰瘍性大腸炎と緑内障も治ったそうです。原因は、母親の腸のばい菌のため、母乳にも影響があり、子供がアトピーになっていると診断し、その原因とされるばい菌やウイルスに対して治療をするのです。

その際には共鳴装置(O-リング)を使って、自分の脳のミトコンドリアの電子伝達系の電気システムとそれと物質の共鳴をみればその場で原因がわかったり、有効なビフィズス因子・抗生物質・抗ウイルス剤が強く共鳴し、筋肉は緊張するそうです。

赤ちゃんへの母乳も2年は推奨されています。それは2歳でやっと離乳食を受け入れられる腸内環境が整うからだそうです。生後5ヶ月からで離乳食をはじめると腸内が大人型の大腸菌でいっぱいになり、これが吸収されて病気になりやすいそうです。

他にもおしゃぶりを4歳?5歳までは行ったほうが良いという事も教えて頂きました。それは、おしゃぶりをしていると鼻呼吸が習慣化される事からだそうです。

鼻呼吸をすると空気は鼻腔をとおり、次に4つの副鼻腔を通過して浄化・加湿され、ウイルスや細菌を撃退できるのですが、口呼吸ですとワルダイエル扁桃リンパ輪(わるだいえるへんとうりんぱりん)に直撃し、体温を下げてしまい常在性微生物が自動的に白血球内に取り込まれて、あちこちの器官や組織の細胞群に細胞内感染症を起こし病気がおこるそうです。

他にも冷たい飲みものは腸を冷やすので、42度まで温めて飲んだほうが良いなどを教えて頂きました。腸を冷やすことによっても腸のパイエル板から大腸菌などの常在性腸内細菌が白血球内にはいって、これらが血中をめぐり体中の細胞に細菌がばらまかれるからだそうです。(アトピーが治った!―5つの生活習慣を変えるときれいな肌が戻るからも引用)

他にも食事法や活性酸素などのことはどう思うかも質問してみたりしました。あっという間に取材時間は4時間にもなりました。

あらゆる病気の症例が豊富ですので、原因がわからない病気や病院で治らない病気などは西原先生のところではすぐに原因がわかり治せるんではないかと思いました。

西原研究所西原 克成先生について詳しくはこちら

取材の詳しい内容につきましてはNPO法人がん克服サポート研究会の希輝通信(きららつうしん)に掲載させていただく予定です。

勉強のために下の書籍なども社内に置いています。

顔と口腔の医学―生命と病気の謎をミトコンドリアと生体力学で解く

アトピーが治った!―5つの生活習慣を変えるときれいな肌が戻る

パニック障害、うつ病は腸のバイ菌が原因―マンガと図解でやさしくわかる


「口呼吸」をやめれば若くなる!

重力対応進化学―新しい医学・生命科学の黎明

医学博士亀井勉先生に取材

亀井先生は内科医でしたが、薬には副作用がある事に疑問を感じ代替療法に注目するようになったそうです。薬(化学物質)はもともと地球上になかった物質を作って薬にしているので、何年先かに思いがけない副作用がわかったりする事もあると考えられています。

血液脳関門で脳にその物質を入れて良いのか選別していますが、化学物質は選別できにくいですし、脳への影響もあるのではないかと思われているそうです。

自然の成分より、何かを加えたものであればまだ副作用は少ないのでが、自然のものでも附子(ぶし)という漢方薬でちょっと使うと細菌感染に効きますが、附子(トリカブト)は多く採りすぎると死んでしまいます。自然のものでも使い方を間違えると命に関わるものもあります。

癌治療の場合は、抗がん剤・放射線をすると腫瘍マーカーがさがったりしますが、正常細胞もやられてしまいますので、がん細胞のみをやっつけるビタミンC療法は正常細胞には影響がないので良いのではないかと思われているそうです。他にはエビデンス(検証結果・臨床結果)を国際英文紙に出ているものでタヒボなども良いとおっしゃっていました。

健康食品を選ぶ上ではエビデンス(検証結果・臨床結果)が国際英文紙に出ているかどうかも判断基準でもあり、使った人がどうなのか?という事も判断基準だそうです。

亀井先生が研究しているのは、精神神経内分泌免疫学で脳波を変化させる事だそうです。脳波に影響のある伝統的な事でヨガ・座禅などがありますが、きわめるまで時間がかかってしまいます。そこで簡易的にアルファ波・シータ波の増幅・強化を行える機械を共同研究しているとの事です。

アルファ波・シータ波の増幅を行うと、NK細胞・ヘルパーT細胞なども増幅され、免疫力をあげることができ、がんの進行をおくらせたり、早期であれば治る可能性があがるのです。

今では副作用のない健康増進法を目指しているとの事でした。日本がん・難病サポート協会でこれからもお会いすることもありますので、また脳波の機械についてもお聞きできたらと思っています。